2004年6月25日金曜日

平和なくして人権なし。

 私は、市川房枝政治参画セミナーBコースを受講していますが、昨日Aコースに、私のテーマのひとつである「誰もが平等で尊重されるまちづくり」に欠かせない「人権」についての研修会がありましたので一日受講しました。フランス第4共和国憲法、世界人権宣言、日本国憲法等を参考に人権について学びました。特に日本国憲法は国の最高法規で、議員は、憲法を尊重し擁護する義務を負っていますが、学んでみて、私自身十分に理解できていなかった箇所が多いことに気づき、この時期、深く考えさせられました。

日本国憲法の中の前文には、「・・全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・」とありますが、この部分が平和的生存権の根拠だそうです。センターで学んできた中で、いつも心に響いてくる言葉は、「平和なくして人権なし」です。今、地域、国をとりまく不穏な空気に重苦しさを感じているのは私だけではないと思います。不断の努力がなければ、人権・平和は保持できないものだと日々実感させられています。学びながら行動する大切さも今更ながら実感させられた学習会でした。



        -鉄道敷地利用検討会を傍聴して-


 25日午後6時半からはグリーンホール小ホールで京王線が地下化になった後の鉄道敷地の利用について市民公募委員も含めた検討会が開催されることになっていたので新宿での研修会から直行しました。
 私たちのこれからの暮らしに大きな影響力のあるまちづくり計画の一環としても大事な検討会です。市報にも開催日程が載っていますが、残念ながら傍聴者は、さほど多くはなく、もったいないなと感じました。

検討会は、調布駅周辺と、布田・国領周辺の2グループに分かれて基本構想についてグループ会議として進行されていましたが、傍聴者も席近くで話を聞けたり、委員に出された詳しい資料も貸し出して貰えたので議論の内容がわかり参加者の一員という気分で傍聴できました。
調布駅周辺は緑豊かな散歩道、歩行者優先の考え方、安心して子どもを遊ばせられる遊空間、自転車と歩行者の共存は、など様々な提案がされていました。
布田・国領では、四季を感じる空間、農を感じる空間、親子で遊べる空間、地下にもぐった鉄道を感じられる空間など多様な意見が出されていました。例えば地下を電車が走ると上で踏切の音が聞こえるなど、具体的なアイディアも話されていました。


市民報告会までに後二回検討会が開催されることがわかりました。
7月12日(月)、7月26日(月)共に18時半からです。またこれらの意見が集約され、検討会として話し合われてきた内容について、8月21日(土)には、市民報告会として発表することになっているようです。
私たちの駅前広場も含めた日々利用している駅周辺のまちづくりが話し合われていて自分の実感も含め傍聴できる検討会です。

残念ながら私は二回とも傍聴は難しそうな日程ですが、お仕事帰りにも傍聴できそうな時間ですので、この日記をお読みになった方で関心の高い方は、日程をメモされて是非、傍聴されますように。
また市民報告会は検討会の案に市民提案を加えていく場でもあると思います。この日は私も参加するつもりです。私たちの駅です。みんなの声を伝え、一緒に創り上げていきましょう。(各日程の詳しい会場等は市報で確認下さい。)