1998年8月6日木曜日

女性の政治参画

私は市川房枝記念会の維持会員になって4年目になる。95年の選挙ではお金をかけない故市川房枝氏が提唱した理想選挙の理念に近い内容の選挙選で当選した経緯がある。
この8/4から3日間、嵐山町にある国立婦人教育会館で、市川房枝記念会とニューヨーク市立大学大学院女性と社会教育センターの共催で日米女性フォーラムが開催される。アメリカからは下院議員や大学教授などが参加。日本からは地方議員、地方議会を目指す女性・支援する女性、学生など150名近くが参加する。
「女性の政治参画の拡大をめざして」というテーマで日米両国の国会議員の基調報告、テーマ別分科会での話し合い。(1.女性と子どもに対する暴力、2.女性と環境、3.子どもと高齢者の福祉)芦屋市長などがパネラーとなるパネルディスカッションも予定されている。私は第3分科会に出席し、共通テーマである「地方政治への女性の進出をどうはかるか」の討議の際、選挙の事例報告を行う予定。
元気派市民とみとこの会は会発足当初より男性会員も多く、共に活動してきている。ホームページ開設に当たっては彼らが大活躍している。たまたま会が応援している議員が女性だったというべきか。 まだまだそういった事例は全国的に見ると少ないようだ。日本の地方議会での女性議員の占める割合はわずか4.6%である。社会の半分を占める女性が意志決定の場に数%しか登場しないのは考えて見れば不思議なことだ。社会の責任の半分を担うのは当然のことといえよう。これからの若者が多く参加し政治参画がもっと両性にとって自然なものになるよう自分なりに努力していきたい。
<雑感>
  長野の生家から収穫期を迎え最近毎週のように野菜が届く。有機農法に凝っている父の愛情の固まりが段ボールの中から野菜本来の香りと共に胸につんとくる。親のありがたさを実感する瞬間でもある。
近所の方から教えられ、ハーブにも凝りバジル、レモンバーム、またズッキーニなど種類も豊富だ。そんなのどかな山間地域にごみ処分場問題が持ち上がり水源地に近い所への建設に反対運動が展開されているという。私たち人間が存在する限りごみ問題はついて廻る。自区内処理が不可能な場所に住んでいる人間として胸が痛む。解決策といっても簡単には導き出せない。せめて自分のごみがだれかの努力と我慢によって目の前から消えている事実をかみしめなければ。
ダイオキシンに関するホームページを開設している方から メールを頂いた。関心のある方は是非見てください。