2004年5月29日土曜日

事務所のOA機器リニューアルする。

今日は午前中は事務所、午後からは役所に行きました。昨日は私事で慌ただしい一日でしたが、元気派事務所にもメンバーが集合した長い一日でした。
実は元気派のパソコン関係をサポートするメンバーが、新規に購入したパソコン、印刷機などをセットアップしたり、今までのパソコンのデータの消去などを行う作業日だったからです。事務所にはデスクトップが二台あります。そのうちの一台が不調で、だいぶ前から機種の選定や周辺機器についても話し合ってきましたが、ようやく交換が完了しました。

プリンターもA2対応のカラープリンタが故障していたので、手頃なA4サイズ対応のものを購入。早い印刷時間に結構びっくりしています。IP電話も取り入れたりで、なんだか随分と変わりました。

「元気派市民とみとこの会」への会費・寄付は、こんな形で今回は元気派の情報発信に役立たせていただきました。ご支援頂いている方に心から感謝です。また忙しい仕事の合間に長時間作業してくれた仲間にも感謝感謝。皆さんありがとう、そしてお疲れさま。

私もいよいよバージョンアップしないと機器に取り残されてしまいそう。最後に、本日は事務所のパソコンをご紹介します。どうも全体に暗くてわかりにくいですが、向かって右側に写っているのが17インチの液晶モニターの新しい黒いボディのパソコンです。画面しかわからないのは画像提供者の大河の腕のせいです。
ごめんなさい。

快晴の運動会・そしてぺこちゃん

  今日は北ノ台小学校の運動会に出かけました。子どもの母校で、私もPTAに長く係わっていたので、若い保護者の方を見ると自分の活動していた頃とだぶり懐かしい気分になりました。
沖縄民謡をアレンジした2年生の踊り、迫力があった騎馬戦、かわいい一年生の徒競走等いつ見ても子どもは本当にエネルギッシュで魅力的な存在です。私たちに力を与えてくれますね。

一年生のかけっこ               騎馬戦入場
一年生かけっこ                       騎馬戦入場

昨夜は商工会総代会の後の懇親会に出席しました。まちから企業が出ていってしまうことを憂う声や、まちの観光の活性化についての意見など直接お目にかかると具体的な問題点が見えてきます。様々な分野からまちづくりを考えていかなければならないと実感しました。

最後にひとつ、この間、日記にぺこちゃん人形の話を書いた所、市外の友人から着せ替え洋服つきのペコちゃん人形と、首振りぺこちゃんをもらいました。昔々、ぺこちゃんと呼ばれた時期があった私には愛着のある人形なのです。皆さんにお披露目します。この二人は目下事務所のパソコンの前で私に檄を飛ばしてくれています。さあ、頑張ろう。

2004年5月27日木曜日

よーく考えよ お金は大事だよ

 題名のフレーズを含んだコマーシャルがあります。今日の6月議会に向けての説明を聞きながら浮かんできました。現在市民が利用している施設が痛んできて補修が必要だが予算が難しい、一方で似たような施設を新規に建設するのだが、何を入れ込むか市民の声をこれから聞いていく、概略の設備予算もわからないという。
なんだかおかしい。今利用されている施設が手を入れないと支障が出そうなのにお金が足りない、一方で新しい施設計画をする。財布はひとつ。「よーく考えよ お金は大事だよ」、この文句、行政も一緒になって考えていかなければ。これでは行革を進めたいと行政が市民に説明しても、何故見直しする必要があるのか分からない。今まで主張してきた疑問を再認識した一日でした。

2004年5月26日水曜日

段々と帰宅時間が遅くなる季節

6月議会が近づいています。議会開会は6月10日ですが、一般質問の通告は6月3日に始まり、締め切りが4日です。明日は議案の事前説明が丸一日あります。慌ただしさが、ひたひたと押し寄せてきています。一般質問に備えて自分の考えをまとめていく作業は、どうしても役所が終わった時間からスタートします。

元気派事務所にはデスクトップのパソコンが二台、個人的にはノートパソコンが二台。実は、12月議会で仕事中に故障してぷっつんしてしまい大変な事態が起き、役所で使うためのパソコンを急遽購入しなければ仕事ができない状況に陥ったわけで、現品限りという展示品を購入した訳です。今では私と一緒に最後まで仕事に付き合ってくれている頼りになる○○通のパソコン、今夜はこの一台をご紹介します。ちなみにもう一台は、○○-のバイオです。私は「ももちゃん」と呼んでいます。よく故障しますが、愛着のある子?です。

2004年5月25日火曜日

2日間の話題、2つ3つ

 日記を毎日書き始めた大河ですが、昨夜は不覚にも帰宅後眠ってしまいました。そこで、書けなかった24日と25日のお話を少し。

24日、市立ひまわり保育園の内覧会でした。調布駅南口の東急ストア裏のマンションに併設された都市型保育園です。延長保育、一時保育など特徴がありますが、最も大きな特徴は民間業者に委託運営した施設だという点です。6月1日開設に向けて様々な研修をしていました。

 何より他の保育園と異なるのは自分の家に住んでいる感覚にさせてくれる室内装飾の工夫が新鮮な驚きでした。施設の雰囲気の一部を皆さんにお届けします。利用者の声はこれからですが、駅前保育の需要は多く、高い競争率の保育園がまもなく開設となります。

夕方からは京王線鉄道敷地跡地利用検討会を傍聴する。資料を見ながら一緒に考えるのはエキサイティングですが、傍聴者は少ない。市報には様々な検討会の傍聴のお知らせが載っています。皆さん参加しましょう。


マンション併設保育園玄関前の風景    保育園玄関に立つ大河   室内の様子  
マンション併設保育園       保育園入り口から        園の室内風景
玄関前の風景          見た園内の風景

25日、元気派主催の講習会「さりげないフラワーアレンジ」に私も参加しながら、日頃のまちの話題も話しながら作りました。会場は深大寺東町に新しくオープンしたフリースペースです。
初めて利用してみましたが、程良い空間の中で、会場にお願いしたお茶とお菓子つきのコースでしたが、手作りのスコーンも美味しく、喫茶店と同じくらいの経費で会場を貸し切りで自主企画の催しができるのはうれしいですね。これからこんなスペースが市のあちこちに生まれてくるかもしれません。新しい地域のコミュニティーが生まれる空間を上手に生かしていきたいものです。

牛乳パックを利用した器に、オアシスを入れて、アイビや月桂樹の葉、ローズマリー等を両面テープで貼ったりしながら、野草も活用してアレンジを作りました。道ばたの見過ごしてしまう野草もりっぱな花材になります。いかがですか?お試しくださいませ。

アレンジの作業中の大河    参加者の記念撮影  シロツメクサのアレンジ   
 うまくいくかな?         作品を並べ記念撮影         白詰草とクローバー

                                     
 午後からは日本青年館で開催された東京河川改修促進連盟大会に参加のために大急ぎでJRで移動する。東京には中小の河川がありますが、まだ集中豪雨の時の対策、水辺を生かしたまちづくりなどへの予算が不足しているために毎年、河川のある区、市、町、村の議員や首長が集合し、大会を開催し、国や都に代表者が要請に行きます。 

いわゆる陳情行動です。どうかなーと思う所もありますが、こうしないと河川改修の予算がつかない現状もあるので、考えた末に参加していますが、こんな形での国への予算要求をしなければならない現状は問題ですね。自治の時代に再考すべき課題は多いと感じた次第です。  

2004年5月23日日曜日

「星に願いを」「世界に一つだけの花」

午後から「地域と共に考える、高次脳機能障害の理解」というテーマでグリーンホール小ホール開催された高次脳機能障害シンポジウムに参加しました。会場は満席で熱気に満ちていました。

主催者である「調布ドリーム」のメンバー紹介から、例えばバイク、自転車などでの交通事故や転落、脳梗塞やぜんそく発作などで脳損傷によって「言語、記憶、注意」といった「高次」の脳機能に障害が起きてくる事例を知り、この障害は誰にでも起こりうる事で、明日の自分自身の事かもしれないと実感しました。

基調講演では外見ではわからない、本人にも理解できない、また特定の状況でしか現れないので、なかなかこれまでも理解されずにきた事、機能回復のためのリハビリには、長期的に障害の回復を刺激し、機能を代償する場として地域が重要であるというお話もありました。最後にどうしても書きたかった事、それは、地域で共に生きている当事者によるトーンチャイム演奏「星に願いを」の音色、フィナーレでの歌、「世界に一つだけの花」「WAになって踊ろう」を聞かせて頂いたことへの感謝の気持ちを伝えたかった。

最近胸に重くのしかかってくる社会状況に閉塞感さえ感じていた私の少し凍っていた心に、演奏から元気と勇気がでてくるメッセージが伝わってきて、気持ちが温かくなり氷が溶けてくるような体験をし、「人間っていいな」そんな歌の一節も思い出しました。今日は本当にありがとう。

2004年5月22日土曜日

子どもを思う親の気持ちは

 今日は北朝鮮で拉致事件被害者の方のお子さん達が5名帰国できることになったという速報が入りましたが、全ての家族が揃って帰国するという願いは叶いませんでした。この問題は難しい様々な要素を含んでいるので書き始めれば書ききれない話になってしまいます。
少しだけ私の今の気持ちを書けば、いまだ家族が会えない状況や、自国に帰ることが叶わない未帰還の多くの方がいることを思うと、子どもを持つ親として本当に胸が痛みます。
家族が一緒に暮らしたいという最も基本的な願いが、個人の努力ではどうにもならないそれぞれの国の政治状況を目の当たりにして、本人の意志に関係ない所で、個々人の人生が政治に翻弄されてしまう悲劇を感じずにはいられませんでした。

子を思う親の気持ちは国によって変わるものではないと思います。私は政治は人を幸せにするシステムとして機能すべきだと考えています。
暴力ではなく話し合いで問題を解決していく「民主主義」を選択した国で政治にかかわる一人の人間として、政治という道具を使いこなすのは難しい事ですが、原点を忘れてはならないと強く感じた日でした。

2004年5月21日金曜日

書類の山々、そして山。

 なんてこった、とため息が出るほど書類が山積みになってきました。あの山にはあれ、この山にはこれ、自分なりに分かっているのですが、そうは言っても遭難しそうな状況です。6月議会では一般質問をするつもりです。
さて、どの山から制覇していけば、いいのかしら?超整理方法を読んだりする前に、目の前の資料をまず読んで片づけよう。明日は、事務所で書類とにらめっこしなければ、、、。 今夜はホームページ書き換え作業中の「大河」を映像でお届けします。うまくいくかしら。

2004年5月20日木曜日

雨模様の議会報告会

 朝一番、市報に載った斎場のアンケート結果についての電話が事務所に入りました。これが今日最初のスタート。
台風の影響で雨が降りしきる中、深大寺地域センターで議会報告会を開催しました。誰もこなかったらどうしようかと思っていましたが、ぼちぼちという感じで知り合いの方が見えてくれ、ほっとしました。

日頃議会での話をしている人ばかりだったためか、一番の話題はホームページでの日誌を読んでの感想が多かったのです。苦労した木島平村の写真がずれて画面に出たという話し、文章が長いのでキャプションをつけて等々。

うーん、課題は多い。でも読んでくれている人もいることを確認。日誌ではなく、コラム?という感想ももらったり、何気ない日常の話しも聞きたいとの声もいただきました。私が何を考えているか、何を感じているか、もっといろんな話しができたらと思っています。反省しつつ進化したいと願う大河です。

2004年5月19日水曜日

市議会だよりリニューアル進行中

 私は市議会だより委員会の委員をしています。最近委員会では活発な議論が展開されていて、徐々に議会だよりも進化していきます。今、主に検討が進められているのは一般質問者の写真の掲載、用語集の充実などがあります。

6月議会から一般質問(時間制限あり、一時間以内)が全議員毎回できることになったために質問者が増えることも予想されるため、一人当たりの文字数を減らし限られた紙面を確保していかなければならないので工夫が必要になっていきます。そこで、事務局でもどうしたらいいのか真剣に検討中です。私も一般質問する予定、6月議会だよりをお楽しみに。また議会のホームページも徐々に充実しています。どうか時々覗いてみてください。
まだ5月だというのに、台風2号が上陸とか、明日は台風の影響で大雨になりそうです。私も議会報告会を午後7時から深大寺地域センターで予定していますが、参加される方には条件が悪い日になってしまいました。参加者がいらっしゃるか心配です。
それにしても毎日気温の変化が激しく身体には厳しい状況が続いています。皆さん風邪を引きませんように。

2004年5月18日火曜日

傍聴あれこれ、、、。

 今日は、午前中は事務所での雑務、午後には行政の施策の説明を聞いた後で、役所内でひとつ傍聴し、終了後はまた別な部の説明を聞いた後、夕方6時からのたづくり健康センターでの傍聴に出かけました。結構忙しい一日でした。
ふー。最初に傍聴した「調布市生涯学習推進協議会」は、今回初めて傍聴が許可されたようで、会長からは、「初めての傍聴者の方を歓迎する」といった趣旨の挨拶があり恐縮してしまいました。市報でも案内されていたので多くの方が見えると思っていたのですが、最終的には傍聴者は3名と少なく残念でした。

市長から協議会に対して「生涯学習によるまちづくりの拠点としての公共施設のあり方について」諮問されました。行財政改革アクションプランに載っている公共施設の再配置に絡んだテーマです。協議会で、生涯学習という切り口から審議し、答申を16年度末までに、8.10.2月の三回の会議で答申を出して欲しいとの事務局からの提案がありました。この提案については、委員の方からは時間的に無理がある、プランと異なった答申内容が出た場合、答申は配慮されるのか、会議の回数を増やせないかなど様々な意見が出されました。

私は、市民財産である公共施設の今後のあり方を検討することは、全市民的な課題だと認識しています。これまでも公共施設の有効活用について市民と共に考え決定していく様に提案してきています。
ところで協議会会長は、会議の中で、示唆に富んだお話をされました。それは、物事を専制的に進めていく、放任して進める、民主的に進めるの三パターンを研究した人の例を取り上げ、話し合いながら進めていったグループは時間はかかるが結果的には正確な商品ができる、そして仲間意識も芽生え良い結果を生み出すのだというお話です。
協議会も、是非、こんな進め方で取り組んでいって欲しいなと思いながらお話に耳を傾けました。

 生涯学習推進協議会でも傍聴者に参考資料が準備されていました。初めてのことなので、出来るだけ出していこうという姿勢が感じられました。ただ残念なのは、肝心の行財政改革アクションプランに限っては抜粋されたごく薄いもので、傍聴者には不親切なものでした。日曜日に開催されたふれあいトーキングでは、二回目の会からはプランを傍聴者に貸し出していました。やはり行財政改革プランを理解してもらうために、関係する会では、もれなく市民に必要な情報、特にプランの内容が分かる資料については率先して準備し、出していくんだという方針を、庁内の共通認識として実行していく姿勢が必要ではないかなと感じました。

夕方からは、調布市高齢者福祉推進協議会・高齢総合計画推進モニター部会を傍聴しました。私は様々な委員会や協議会など傍聴していますが、常々当初より傍聴者に対して委員とほぼ同じ資料を出して傍聴する立場に立って資料を準備しているのは、この協議会ではないかと思っています。委員さんの席次表から、レジュメ、協議会のスケジュール、当日資料に高齢者総合計画の冊子など充実しています。自分も議論に参加している気分になり真剣に聞こうという意欲も出てきます。

議会でも傍聴者への資料の貸し出しが6月議会から幹事長会の了承を待って始まります。行政職員の努力を見ると、常に相手の立場に立って物事を考える視点を私自身も大事にしていかなければと改めて思うこの頃です。
皆さんも市報をご覧になる時、傍聴できる委員会・審議会などメモして一度は経験してみませんか。

最後に自己宣伝をひとつ。
20日木曜日午後7時から深大寺地域センター第一集会室で、「大河みとこ」の3月議会の報告会を開催致します。この会は参加型です、質問やご意見に一生懸命応えたいと当日は沢山資料も持参します。どうぞ、お気軽にご参加くださいませ。

2004年5月17日月曜日

「行財政改革アクションプラン」は何のために


 5月16日、日曜日に文化会館たづくり12階大会議場で開催された市長と語るふれあいトーキングに出かけました。今回のテーマは「行財政改革アクションプラン」に関して、市民生活への影響も大きい事から広く市民の方から意見を聞きながらプランを進めていきたいというねらいで開催されたと思いますが、朝9時半からという設定だったせいか参加者は25名程でした。後で知ったのですが、一階の電光掲示板には10時からと書かれていたそうです。ある参加者の方は疑問に思ったが、一階で時間調整してきたら結局遅れての参加になってしまったと話されました。こんな間違いは滅多にないことでしょうが、インフォメーションの時間表示の確認はしっかりして欲しいものだと思いました。


参加者の方からは、市民との協働、市民参加・参画を言っているが、よくわからない、或いは計画段階、予算段階からの市民参加、市民意見を取り入れ、それらを積み上げて実行していって欲しいとの声が挙がっていました。また事業の外部委託はなぜするのか、出来る分野とそうではない分野があるのではないかという問題提起、財政難だからと受益者負担論で、なんでもばっさばっさと切っていくようで不安だとの声、アクションプランを進めていった結果、どんなまちの未来像になるのか具体的な市の姿が見えない、プランをどう具体的に進めていくのかわからないなど様々な意見がありました。

意見が出される中で、具体的な数字を揚げた説明がなくてわからないとの指摘があり、担当者からOHPでのスライドの図表を使って、中長期的な見通しを含めた調布市の財政状況が示され、一家族の家計にたとえながら、なぜ事業を見直していく必要があるかについての説明もありました。

行財政改革アクションプランをテーマにしたふれあいトーキングは今回で二回目です。前回も参加しましたが、そこではプランの概要版を使っての説明だったのですが、行政用語も多い資料だったためか表現されている言葉についての質問なども多くプランそのものを理解するには無理のある設定だったと思います。

今回はプラン全体を記したものを貸し出したため、プランの具体的な内訳がわかり、もう少し理解しやすくなったと思います。
しかし、何故行革プランを今進めなければいけないのかを理解するには、どんなまちづくりを進めていきたいかという「まちづくりの方向」を具体的に示しながら、その裏付けとなる財源の問題など併せて説明がないと、そもそも何のために行うのかがわかりません。

次回からは、最初にスライドを使った説明をすれば、もっと市の現状やこれからの見通しについて参加者全員が情報を共有でき、その後説明される具体的なプランについても関心が高まるのではないかと感じました。

長友市長は、「市保養施設、老人憩の家」など様々な具体的な施設サービスの見直しも含む行財政改革アクションプランを市民に提示した際に、「今回の問題提起をきっかけにして、市民の皆さんにも自分たちのまちのために自ら何ができるか、ぜひお考えいただきたい、そのために私は、必要な情報をお示しするなど、皆さんのご理解をいただくための努力をいとわない決意でおります。」と表明しています。

ここで二回、予定された会は終了したわけですが、今後も進めて行くには、ふれあいトーキングの広報の仕方、場所の設定、時間、関連情報などの分かりやすい説明の仕方、当日資料などの工夫などの見直しをして欲しいと思います。また市民と共に検証しながら、実行するための方法も併せて考え、市民のための行政を目指す行財政改革の推進であって欲しいものです。

2004年5月16日日曜日

姉妹都市 春の「木島平村」を訪れ温かい心にふれる。

 私は4年に一度の姉妹都市への表敬訪問に議員として三回目の参加になりました。5月13,14日の二日間、短い滞在ですが天候にも恵まれ、山吹が咲き乱れる美しい里、木島平村の春と人情味溢れる皆さんとも交流し、地域に出かけていくことで、姉妹都市の意義について自分なりに受け止めて調布へ帰ってきました。少し長い報告になりますが、最後に写真を何枚か載せていますので、どうか最後までお読み下さい。

木島平村には合併問題が起きていましたが、様々な角度から議論を重ねた後に、木島平村民として自らの足で立って今まで通り「自治」を進めていくと選択されたというお話を聞き感銘を受けました。議論を進める中で、地域コミュニティーがうまくいかなくなった地域もあった由、合併論争がもたらした弊害も大きかった事も心痛む思いで聞きました。いずれどのように村を運営していくのかが、今後の大きな課題になってきています。

合併については、国の財政の破綻から地方への歳出を減らしたい思惑が錯綜する中で進められてきていますが、何故合併するのかという基本的な議論はなかなか聞こえてきません。地域の大事な資源とも言えるコミュニティーに亀裂が生じ、修復が難しい傷を残すような現在の国の合併策にも怒りを覚えました。

合併議論のなかでは「調布市との友好関係もどうなるのか心配だった」との声も聞き、私たちのまちとの関係を大事に考えてくれている事も知り感動しました。実は現在、市が提案している行革アクションプランには、木島平山荘の利用率の低下から16.17年と新たな運営主体・方法を関係者と協議し、市民保養施設としては18年に廃止する方向となっています。木島村議会の方々と交流する中では、姉妹都市の象徴でもある保養施設が今後どうなっていくのか危機感を覚えているという声も多く聞きました。

調布市は不交付団体ですが、財政状況は厳しく、行革を進めていかなければならない現実があります。バスで4時間半という遠距離にある点、保養施設の利用率の低さなどからも山荘にについての見直しの議論は今後検討されていく事になります。

木島平村には大自然、豊富な農産物、ゆったりした人々の存在など無形有形な財産が豊富です。確かに山荘は友好のシンボルともいえますが、その存在が交流している証でもあるのですが、山荘があることのイメージで友好関係が出来たような気持ちになり、全市民への絶え間ない具体的な友好への努力へ、いまひとつ結びつかなかった点もあった気がします。姉妹都市とは何かをまず考えるところから出発してみると、例えば学校給食にアスパラガスなど村の新鮮野菜を取り入れ、「木島平村の日」を設けて、子どもたちにも身近な食体験の中からの交流も一案です。

武蔵野市では林間学校ではなく、正規の授業として5年生、中学一年に最長10日間、クラスごとに民宿、公共施設、民家などでホームスティしながら農林漁業体験し、自然に飛び出すセカンドスクールを開校中です。
地元の人とのふれ合いや、自然から大きなものを得てきたと紹介された本には子どもの感動的な感想も載っていました。自然との体験を通して肌で感じ学んでいくという、かつて当たり前だった体験を、私たちは木島平村を通じて子どもに体験させてあげる事も可能です。

今回は「やーこん」というアンデス原産の芋を食べました。生でも美味しい一品になります。煮ても揚げても美味しく、焼酎も製造されていますがオリゴ糖の入った「血液さらさら」という優れもの。調布駅前のアンテナショップ「新鮮屋」で時々販売されています。木島平村には、まだまだ紹介仕切れないほど沢山の産物があります。もっと市民に知ってもらえれば村おこしにも繋がり、私たちも健康という恩恵に与れます。

 私は、今回の木島平村訪問では、改めて姉妹都市の持つ意義について体験的に再認識しました。調布という都会にあって、子供達が故郷とも呼べる地域が存在するのは幸せなことです。雄大な自然や温かな人情に包まれると本当に癒され、明日への元気が湧いてくる気がします。
この友好関係をどの様に発展させたら、より多くの市民・村民の方に、私が今回味わった、感じた思いを日々身近に感じられ、このことをどう共有できるかがこれからの課題だと感じました。一生懸命考え智恵を絞っていきたいと思います。
木島平村の皆さん、お世話になりました。

2004年5月12日水曜日

環境保全審議会で下水道問題を審議

 今日は環境保全審議会が開催されました。主なテーマは下水処理問題です。調布市では合流式下水道を採用していますが、この処理では汚水も雨水も一緒に処理され河川に放流されていきます。そのために環境への負荷も大きく、河川の汚染も広がっています。
本来は下水処理を分流式へ変更するなどの抜本的対策が必要です。しかし膨大な財政負担になる事業のため、いかに河川を汚す物質を手前で改善処置して水質を浄化できるかという部分的な対応に頼らざるを得ません。またそのためのスクリーン設置工事も国からの補助金を活用することで、ようやく実施しつつあるのが現実です。

私たちの川を蘇らせるのは大事な行政の仕事です。難しいですが、将来を見通した市独自の環境行政の指針が必要なこと、同時に市民にも川の現状を伝え、情報を共有していくことで、財政状況が厳しいなかでも環境行政が手を打つ時期を逃すと取り返しがつかない事も理解してもらう為の方策も必要だと感じました。

明日13.14日と姉妹都市である長野県木島平村に議会として、四年に一度の友好訪問に出かけます。雨が降るか心配ですが、アスパラも旬のようです。
木島平山荘の今後など課題もあります。もう一度姉妹都市である木島平村の人と自然に触れ合うなかで、様々な課題について考えられたらと思っています。戻ったら、木島平の季節も画像でお届けします。
こうご期待(うまく写るかな?)です。がんばってみよう! みとこ

2004年5月11日火曜日

議会改革協議会開催される。

 今日は議会改革協議会が開催されました。主に3点の会派提案について話し合われました。今回の審議内容はどれも元気派市民の会としても提案している内容です。
 一点目は「出前議会の実施」です。
この提案に対しては、費用・理事者側の出席などハードルが高いということで、残念ながら賛成を得ることはできませんでした。
しかし開かれた議会を目指す立場から、議会を市民により理解してもらう為に、今後実施していくいく事の可能性は否定しないという事です。市長が地域に行って意見を聞くように、議会という機能を理解してもらう意味から、議会への疑問、要望などを聞く場を設け議会を市民に知ってもらう為の会の開催など必要ではないかと考え今回提案したのですが、今後も機会を見て、提案していくつもりです。

 二点目は「本会議・委員会の傍聴人に議案に関する資料を貸し出す」という提案です。これに対しては、傍聴人の人数が確定していない中で、議案書全てを準備でするのは、経費・手数などからもどうか、など様々な意見が出されました。しかしそれぞれにこれからは議会の情報提供の必要性に対する共通認識は確認できました。そこで、議案には個人情報などの問題なども含んでいるので、貸し出す資料、部数等については幹事長会等で確認するなどの前提条件は必要という事になりましたが、最終的には6月議会から傍聴の申し出でがあった際に、主だった審議資料を貸し出す方向で決定しました。
これからは予算・決算の委員会傍聴の際に、理事者側の何ページを追っての説明も、傍聴者の手元に資料があれば、情報が共有できることになります。傍聴環境の改善につながる決定で、今まで主張してきた事が改善されたこともあってうれしかったです。

 三点目は、元気派市民の会が単独で提案した「傍聴人の年齢記入の廃止」についてです。調布市では傍聴規則に、会議を傍聴しようとするものの資格として市内在住であること、選挙権を有するを問うという前提があります。しかし今日の議論を進めていく中で、議会事務局から出された資料から、傍聴の資格を問う市は、近隣市では青梅市と調布市のみであるという報告もありました。
いろいろなやりとりはありましたが、最終的には傍聴者の資格を問う傍聴規則第二条を廃止するということになりました。これにより年齢記入は廃止され、選挙権のない学生も傍聴が可能になりました。ただし児童・乳幼児は今まで通り傍聴席に入れませんが、議長の許可を得た場合は可能です。
政治の興味のある学生さんの傍聴が増えたらいいですね。議会改革協議会、次回は6月28日に開催されます。毎月の話し合いで少しでも市民に開かれた議会へと進んでいきたいと思っています。次回の最初に審議されるテーマは「手話通訳の導入」、「保育つき議会の導入」。他市で工夫して実現したなどの事例をご存じの方は教えてください。いずれも元気派市民の会単独提案です。これらについても良い方向の結論がでるように努力するつもりです。

2004年5月10日月曜日

日頃のもろもろを、ぼちぼちと

連休も終わりましたが、皆さんどう過ごされましたか。私は長野の実家に久しぶりに帰省しました。途中渋滞に巻き込まれ、通常の倍も時間がかかってしまい、到着したときはぐったりしてしまいました。新緑の候でしたが、山桜もちらほら残っていて、東京との季節のズレを実感しました。

日誌の更新の間隔が間延びしてしまい、もっと私自身の日常の何気ない様子や活動も皆さんにお伝えしたいなと思うこの頃です。ぼちぼちと書いていきます。どうか皆さんも時々、立ち寄ってみてください。