2012年12月9日日曜日

その1 投票に行こう
 4ヶ月近く日記を更新しませんでした。今、国政選挙と都知事選と、日本を、都の方向性を決める大事な選挙が近づいています。私は無所属で、これまで市長選も、都議選も都知事、国政選挙全てに係わってきていません。時々どの候補者に投票したら良いのかわからないので、と聞かれることもあります。いつもお話するのは、参政権の大切さです。「一票を投じることの重さ」をお話しします。
「私たちのまちのことは私たちが決める」、市民主権は、都民、そして国民主権にも繋がります。主権者である私たちは多くの権利を有していますが、その権利を守り育てていくには参政権の行使は欠かせません。私たちは何より平和で、安心して日々を送ることの出来る社会を求めています。このことを実現してくれる信頼できる候補者に貴重な一票を託す事ではないでしょうか?
投票率は民意の現れです。政治は生活の必需品です。否定することなく皆の英知でつくっていくものです。一人ひとりが自分の問題として考え、投票行動することが大切です。国政も都政も他人事ではなく、私たち自身の問題です。判断した結果が私たちの日常生活を決定していきます。是非、投票に行きましょう。
その2 8月から今日まで   調布にて
 今日12月9日は、市役所前広場で開催された調布市観光フェスティバルに行きました。昨年に引き続き被災地のコーナーがあるのも特徴のひとつです。司会進行をプロ顔負けの市職員が頑張っていたのが印象的でした。
12月1日には深大寺そばまつりに出かけました。深大寺の紅葉は「京都」とまではいかなくても「小京都」と言っても良いほど美しいです。是非来年は紅葉した深大寺にお越しください。 
 役所広場にて     深大寺門前の紅葉
      12月9日 役所前広場にて                 12月1日 深大寺門前の紅葉
         
               深大寺紅葉を前に
                          深大寺の紅葉を前に

女性が政治を変えるとき
 7月24日に出版された岩波書店発行の「女性が政治を変えるとき」が著者の五十嵐先生から送られてきました。著書は、女性が目指す新しい政治とは、という視点から国会、都道府県、市区町村議員、市長・知事を務めた52人もの女性政治家のインタビューが掲載されています。私も、政策課題として「財政」に取り組む議員としての角度から著者のお二人から取材を受けていました。客観的にかかれた自身の活動を読むと改めて自分のこれからの活動の基本は何か再認識しました。
 まだまだ日本での女性議員の割合は世界でも下位ですが、この本を読んで頂くと様々な地域で、立場で活躍する女性議員の政治への影響力は大きいものがあります。もっと多くの女性の政治参画を願って、女性参政権の行使も併せて強く願うものです。 11月20日には私が議員になった原点でもある(財)市川房枝記念会政治と女性センター財団創立50周年記念シンポジウム「創立から50年 市川房枝のおくりもの―振り返り未来をみつめてに参加しました。 基調講演は「市川房枝:グローバリズムへの先駆け」 として緒方貞子さん(JICA特別顧問)、 シンポジウムは恩師である山口みつ子(財団法人市川房枝記念会女性と政治センター理事) が コーディネーターを務め、パネリストに堂本暁子(前千葉県知事)、井上輝子(和光大学名誉教授)、花﨑哲(桜映画社社長)各氏を迎えました。会場には、紹介した本の著者である五十嵐立教名誉教授とミランダ・A.シュラーズベルリン自由大学教授・環境政策研究所所長に久し振りにお目に掛かりシンポジウムの会場に飾られた市川房枝さんの写真の前で、尊敬する先輩の前多摩市議住田けいこさんと共に記念の一枚を載せました。
  「女性が政治を変えるとき」議員・市長・知事の経験    著者の五十嵐暁郎・ミランダ・A.シュラーズさんと住田前多摩市議と 
   女性が政治を変えるとき 岩波書店     著者の五十嵐暁郎・ミランダ・A。シュラーズさんと多摩前市議住                             田けいこさんと共に11月20日 津田ホールにて
長野県小海町観光大使
 私は出身地である長野県小海町の観光大使に任命されていますが、議会控え室の端には町の案内パンフレットを置く位で過疎化したまちを支援する力になっていないのが現状です。今回市川記念会の講師にお招きした日大経済学部教授の沼尾さんがゼミ生と共に町おこしに協力してくださることを知りました。
11月3日には日大三崎校舎にて活動報告と町の特産物の即売があるとの案内があり駆け付けました。小海町は夏の避暑地として、冬のスケート、ワカサギ釣りも昔から有名です。深緑も紅葉も素晴らしいですが、今は子産み、子育ての里としても売り出したとか、、。JR小海線の車窓は美しく有名です。東京からも近い「小海町」を一度訪れて見てください。
小海町子育てでまちおこし    小海町の町おこしに頑張ってくれた日大沼尾ゼミのメンバーと
 11月3日 小海町は子産み・子育ての里      町おこしに協力してくれた日大沼尾ゼミのメンバーと
再生エネルギーの先進地を視察
 10月30日~11月2日と建設委員会の視察がありました。 飯田市では自然エネルギー源を持続可能な形で利用されている、特に太陽光の利用について学んできました。自治が根付くまちで、長く太陽光を生かした温水利用から太陽光の利用への市民参加へと繋がってきたことや、環境に配慮するまちの有り様は建物・街路樹にも感じられました。又、総合的な 域資源を活用して環境と共生する豊かで持続可能な地域づくりを目指す「たはらエコ・ガーデンシティ構想」を掲げている風の町・田原市の徹底した環境へ配慮した政策はこれからの消費型の都市部のまちとしてエネルギー問題をどう考えていくか大きな課題です。調布市もリサイクル率では全国有数の市です。身近にある自然エネルギーを、どう生活に取り込めるか省エネルギーへの取り組み等実践することで、持続可能な地域社会を創っていくことを模索しなくては。
 飯田市で太陽光エネルギーについて視察   飯田市の街路時は林檎並木
10月30日 飯田市の太陽光エネルギーの視察       飯田市の街路樹は林檎並木
 田原市の太陽光エネルギー計画  田原市の風力発電
    11月2日 田原市を視察                 田原市の風力発電
 世界で唯一の被爆国の国民として
 東日本大震災による原発事故は私たちに唯一の被爆国として、今後の社会の有り様をどう考えていくのかという大きな命に係わる問題を突きつけています。私は原発事故が起きた時から、もう一度平和記念館に行って自分自身にこの問題を問い直そうと考えていました。たまたま所属する自治体学会広島大会が開催され、会場も記念館隣でしたので、じっくりと見学し、まちの歴史、当時の状況や今に繋がる被曝問題の大きさもあらためて自覚してきました。 「未来ある世代に希望が持てる社会を受け渡していくためにも、解決できない悪影響を及ぼすものを私たちは残してはいけない」このことを心に深く刻み、様々な課題に根気強く取り組んでいきます。原発問題は命とどう向き合っていくのかという倫理問題でもあります。
            自治体学会広島大会で会場傍にある原爆ドーム前で
           8月30 日自治体学会広島大会会場傍の原爆ドーム前で