2011年12月5日月曜日

議会録画中継

 12月2日に一般質問致しましたが、土日が入ったので本日午後にインターネット中継がアップされました。クリスマスカラーで、気合いを入れて質問しました。時間のある時、視聴頂ければと思います。新ごみ処理施設問題については、ようやく一区切りついた思いです、そして新たなこれからの課題がスタートした、そんな気持ちでいます。8日の建設委員会には放射能に関する陳情が審議されます。明日は一般質問最後の日です。

2011年12月4日日曜日

一般質問も終わりました

 12月2日の一般質問も終わりました。詳しくはインターネット録画中継をご覧下さい。今回の質問では多くの議員から地域カルテについては疑問視する声が出ています。今後の行政の対応を注視していきたいと思います。
 週末は福祉まつりり、地域の餅つき大会、会員であるNPO法人「調布まちづくりの会」総会出席と休むヒマなく過ごしました。

 「福祉まつり」は3.4日と2日間開催されましたが、初日は福祉団体の参加が中心、二日目は福祉バザーが中心でした。3日はあいにく朝から雨で人出が心配でしたが、お昼過ぎから雨があがりホッとしました。多くの知人友人が関係する福祉団体の活動紹介と共にクッキーやおでん、シフォンケーキ、パンプキンプリン等々目移りがするほど豊富なメニュー。手作り小物等も沢山に出品されていました。あちこちのテントに顔を出しながら、久し振りにお目に掛かる皆さんの元気な姿に刺激もされました。「みとこさん、しっかり働いてね、私も頑張っているから」と勇気づけられたり、、。「あー調布っていいな」と実感もし、文字通り私も元気を沢山頂く一日となりました。

2011年11月29日火曜日

明日から議会

 1昨日の議会報告会では、初参加してくださったご夫妻がおりました。いつもポストに届いている会報を読み、一度参加してみようと思っていたとのこと。
元気派の仲間がボランティアで届けてくれている「みみチャンネル」しっかり読んでいてくださる方が居るんだと、とても元気が出ました。帰りがけに「元気派市民とみとこの会」へも入会してくださるとのこと、うれしい報告会になりました。
明日から議会が開会します。がんばろう!

2011年11月27日日曜日

深大寺そばまつり

 昨日は深大寺そばまつりに出かけました。今日は元気派の議会報告会がこれから開催致します。9月決算について、様々な視察を通して見えてきた事も含め報告致します。そして12月議会で行う予定の一般質問についてもお話しする予定です。

今日までそばまつり開催中です。お蕎麦を召し上がってから、調布市図書館深大寺分館で2時から行います議会報告会も覗いてみてくださると、うれしいです。

2011年11月25日金曜日

明日、そばまつりに、、、。

 24日は午後3時から臨時幹事長会、商工会50周年記念式典と祝賀会そして深大寺街づくり協議会と様々な場に出席した一日でした。

 幹事長会では12月議会で市長の冒頭発言の許可についての報告があった際に紛糾。何故冒頭発言を申し入れたかと言えば、ことの起こりは臨時議会で道路築造費の追加工事費として補正予算を2つの委員会で歳入歳出を分けて審議されました。が、積算根拠となる内訳の説明が委員会によって異なっていた事が審議後に分かりました。最終的には途中で工事を止めるわけにはいかないと全会一致で可決しましたが、行政側の資料の提出について議会から、こういった事がないようにとの声もあって、幹事長会議に市長が発言を求め説明に一部不十分であった事について今後改めるといった趣旨の発言がありましたが、その後、その内容を巡って様々な意見が複数会派から出された事もあって、議長から口頭で今後こういった事がないように申し入れるとの方向で前回の幹事長会は終了していましたが、この件に異議を唱える会派がありました。
12月議会冒頭で市長発言がこの件について発言を求めていることの意味もわからない、委員会は適正に運営されたとする意見が出され議長の申し入れは必要ないとの意見を主張され、平行線を辿るような議論から結果的には議長が口頭で市長に申し入れることになりましたが、何ともわかりにくい展開でした。

確認のみで終了すると思われていた臨時の幹事長会議が長引き、商工会の式典には途中から出席。役員表彰等あるなかで桐朋学園出身のオペラ歌手の方の独唱などもあった華やかな式典でした。その後祝賀会にも出席後、深大寺街づくり協議会に途中から参加、おもてなしというキーワードから考える空間のデザインを参加されている蕎麦屋さんの一角に計画すべくワークショップに途中参加。グループでの話し合いでは継続してその場を管理運営できるか考えた時、手入れを必要としないベンチを道路側に置くなど行き来する人や風景を眺める空間を作ってはという意見も出され、次回各グループの意見をまとめた案が示されることになりました。

そして25日、本日は久し振りに整形外科に行き、レントゲンを撮ったりして診察を受けました。まだ左足は浮腫みますが、だいぶ歩行もスムーズになってきました。完全に治るには一年かかるとの事、また寒くなると痛んだり浮腫んだりするかもしれないとの話しに、一度体に支障をきたすとなかなかに完全に元通りにはならないものだなという感想を持ちました。でも養生しつつも使わないと退化するでしょうから、大事に長く使えるように朝のヨガ体操も欠かさず頑張らねばと心密かに思いました。お世話になった装具は、誰かに使って頂ければと相談した所、では次回持ってきてくださいとのこと、これは良かったです。

 明日は11月23日から27日まで開催中の第30回そばまつり 深大寺そば感謝祭に顔を出します。
11時からそば守観音供養祭そば献供式があります。また短編小説深大寺恋物語の授賞式、遠野市、南相馬市の物産展なども併せて開催。各店舗も様々なサービスを用意しています。紅葉も美しい深大寺で秋の一日を過ごしませんか?

2011年11月23日水曜日

田んぼの学校の収穫祭

 土日にかけては仙台市で開催された「全国シェルターシンポジウムIN仙台・みやぎ」に参加。言葉に尽くせぬ感動と、DVに関する問題や児童虐待、そして被災地における様々な課題も含め「人権の尊重」という基本的な事がなかなかに定着しない現実を再認識、大きな宿題を持って帰ってきました。実行委員会の皆様、本当にお疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。これは後日、報告しなければ、、。

私は11月30日から開会する12月議会での一般質問の通告を、大胆にも久し振りに通告初日に提出しようと考えていました。そんなこともあって21日はほとんど徹夜状態で頭を捻りながら質問要旨を考え、22日の朝には質問通告を提出しました。その後、10時から開催された景観基本計画策定委員会を傍聴。策定委員会では前回に続き今回も専門家委員さんのミニレクチャーを聴くことが出来ました。今回は谷中のまちづくりについてでした。話が進む中で、どんなに良い計画が出来ても、それに魂をいれるのはこの政策を進める体制にかかっている、景観は横断的な政策なので行政内の連携が取れるような仕組みを整えておかないと絵に描いた餅になってしまいますよ」といった趣旨の委員長の発言が印象的でした。傍聴者は3名、10名まで傍聴できます。この会議は多くの事を学べる委員会でもあります。次回は是非、景観に関心ある方は傍聴を。

午後には、昨夜急に歯の詰め物が取れてしまうハプニングに遭遇、急遽予約した役所近くの歯科医院に治療に、、。一息ついたのも搗かぬ間に、午後7時からは基本構想策定市民会議を傍聴、この策定委員会の傍聴者は私一人でした。調布市のこれからの10年間の大事な計画策定です。ホームページにも策定開催日をお知らせしています。皆さんも是非傍聴を。委員さんの熱い議論を実際に聞いてみませんか?

先週から、またまた走り続けてきたので、携帯電話の目覚ましがマナーモードになっていた事もあって今日は朝寝坊してしまいました。佐須の田んぼには子ども達を中心にその家族も参加している「田んぼの学校」があります。田んぼの学校という活動になる前も含め、この地で20年も続いている田んぼづくりですが、毎年「勤労感謝の日」が収穫祭で餅つきが行われます。できるだけ毎年参加もし、楽しみにしている行事なので、お天気も上々、「おっ、そうだ!」と早速出かけました。久し振りに太陽の下で、久し振りに会う友人知人ともゆっくり語り合いました。傍で子ども達が元気に飛び回る様子を見ながら、杵で搗いた美味しいお餅・あんこに黄粉、納豆餅にからみ餅と豚汁、そして大好物の焼き芋を頂きました。お腹も心も幸せ気分で一杯になりました。
自分が暮らす地域で収穫されたお米を食べる幸せに感謝し、大きく深呼吸しながらこの里山の風景と暮らしを未来ある子ども達へ残していこう!改めて決心する心豊かな一日が過ごせた収穫祭でした。

2011年11月18日金曜日

明日は仙台に

 今週もあっという間に過ぎてしまいそうです。14日は終日、12月議会の事前会派別議案説明会。夕方からは地域福祉計画を傍聴。
 15日は調布市が地域コミュニティ政策について参考にしている大阪府・池田市へ日帰りの視察に行ってきました。
ついこの間まで池田市長だった倉田氏は政策通で、その仕事ぶりは有名ですが4月に5期目の当選を果たした矢先、は大阪府知事選挙に立候補されています。市役所を訪れた時は期日前投票が行われている真っ最中でした。
今回は地域分権・協働課の方から様々な角度から池田市のコミュニティ政策についてお話を聞くことができました。
 池田市は地域分権政策を自治基本条例に位置づけています。そして総合計計画にも位置づけ、さらに「池田市の地域分権の推進に関する条例」を充分な議会審議を得て制定されていました。市民も議会も行政も、この考え方「「自分たちのまちは自分たちでつくろう」を理解し実践している様子が、そして自治への意欲が説明されている担当者の方からも伝わってきました。

池田市では条例に沿って平成19年に地域コミュニティーを推進するための地域分権・地域サポーターという名のボランティアを庁内で公募した所、67名も応募したことです。そしてこの政策を実現していくため地域コミュニティ推進協議会等についての説明会を27回開催、約800名が参加、協議会準備会委員の応募には465名が応募したそうです。11地区に協議会が設立して活発に活動、現在、地域コミュニティリーダーの養成講座も開催されていますが、活動を支える職員サポーターは文字通り手弁当で、協議会が設立後一貫して地域を支える役割を果たす中で、地域課題解決のための予算提案が作成されています。
将来は1地区1億円を目指したい、それはまさに自分たちの地域のことは自分たちが運営していくんだという地域分権を進めていこうとする明確な方向性があればこそだな、と思いました。
議会事務局の方も交えてお話を伺いましたが、無報酬で働いてという行政の申し出でに対してこんなに多く手を挙げる職員の方がいたのは何故かと聞くと、両者共に共通してお話されたのは、「市長が常日頃から、職員は地域に入っていくのが一番の仕事と言い続けてきていたし、市長自らがそうしてきている、自然に市民と一緒にやっていこうと自分たちも思っている。」と話す課長自身も地域サポーターとして活動をしているというから、これもすごいことです。これは僅かな期間で形だけなぞって出来る政策でないなと痛感しました。
この視察から調布市のコミュニティ政策の課題も見えてきた点も整理して、9月議会での質問から引き続き12月議会でもコミュニティーに関する質問も行う予定です。
16日は臨時議会でした。多摩川の土手に近い道路築造工事を進めていく中で、地震の影響による予定外の経費の増加と、大量の瓦礫が工事現場から出てきた処理に経費がかかるという二点から工事契約した金額では収まらず2500万円余の補正予算が必要になった事から開催されたものです。これは予期せぬ事ですので全会派一致で可決しました。

17日は議会改革代表者会議がありました。今回は多くの傍聴者があり、議論も白熱してきました。議長提案が出される前に、回の前提に市民参加、議員研修は欠かせないのではないかという発言が次々に出されましたが(大河も同様の発言をしましたが)、会を進めるなかで考えていこうという意見で集約されていきました。座長提案は「議会基本条例」の策定が一番目に出されましたが、この条例策定の手法を巡って意見が分かれ、今回は総意として条例を策定する方向で進めていくという確認に終わりました。
議会用語をわかりやすく説明することや、できるだけわかりやすい言葉を用いることや、会計管理者の本会議への出席を要請することまでが確認されました。詳しくは議会HPをご覧下さい。
議会改革は何のためにするのか、このことを考えれば、市民のための市議会になっているのか、市民参加が可能な状況なのか、議員同士は自由に闊達な議論をしているのか、等々考えれば、いずれ、もっともっと多くの市民参加、議員の参加を求め広く皆で汗をかくプロセスなしには改革は進みません。次回は12月21日午後2時からです。引き続き多くの皆様の傍聴をお願いします。

18日本日は、布田小学校30周年記念式典に出席しました。大きな体育館、木のフロアを眺めながら、私はどうしても深大寺小学校、北ノ台小学校の床を思い出してしまいます。コンクリートの上にラバーを貼ったり、少し厚めのフロアシートを引き詰めてもコンクリート床は変わりありません。同じ市内小学校の体育館の床の仕様に格差があるのは、やはり問題です。体育館が住民の避難場所としては最大の施設です。今後の改修に当たっては地域格差なく市の学校の標準仕様は何かを明確にして優先順位を上げて改修すべきと考えますが、、、。

布田小学校は学校のすぐ近くに布田天神があったことから梅の花が校章になっています。これにちなんだお話を沢山聞きました。市内小学校唯一のユネスコスクール登録校でもあるとか。またエネルギー教育実践校でソーラーパネル、雨水、グリーンカーテン様々な取り組みもありました。こうした機会に小学校を訪れるとその特徴や子ども達の様子も分かり、とても学ぶことが多いです。身近な場所に川、田んぼ等自然に恵まれた環境の中での教育内容はとても豊かで驚きました。今田植えを体験できることは本当に幸せなことだと思います。未来永劫この体験学習ができるように市は考えていくことが大事です。

明日は、仙台にでかけます。
19.20日と全国シェルターシンポジウムIN仙台・みやぎに参加します。テーマは、災害を乗り越えてWake up 人権!~暴力の連鎖を断ち切る です。天気は雨模様ですが、学ぶこと大の大会です。がんばって行ってきます。

2011年11月13日日曜日

一ヶ月を振り返って

 一ヶ月の間にあちこち動き回りました。何と言っても一番の収穫は、調布議会の半数が参加した議会改革についてのフォーラムに参加した事です。先進自治体の議会改革への取り組みはこれからの調布議会改革の大きな刺激になって活かされていくはずです。
それは、その後この会場で事例報告をされた伊賀市議会議長が高田馬場で、所沢市議会、多摩市議会の改革の事例と共に聞く会合に5会派が早速申し込んで参加した事からも推察できます。議会改革の波が調布へも届きつつあります。どうか議会改革代表者会議を傍聴下さい。

12月議会前の研修会参加は、住民と進める改革という視点から自治体議員政策学会主催の研修会に参加、「地方分権、議会改革、安全安心について」、長く仲間の議員と自主研究グループとして学ぶ場「全国自治体議員行財政自主研究会」では、今問題になっている主に雇用の視点からの公契約条例についてと子育て支援について学びました。

 10月31日からは建設委員会視察。新潟・柏崎・富山市へ行きました。主に京王線立体交差化事業も終盤を迎え駅前のまちづくりに入っていきます。そこで新潟駅前整備や柏崎では震災復興した商店街を中心に、そして今、深刻な原発事故を受けわずかな時間を利用して柏崎原発のサービスホールを見学しました。富山市は公共交通に取り組む先進都市ですが、調布市の悩みの種の自転車対策の面からレンタサイクルについて学んできました。

 秋は市内行事も盛り沢山でした。毎年出かける布田わくわくひろば祭り、調布市文化祭開会式、北部公民館の文化祭、市政功労者表彰式、毎年平和を誓う平和祈念祭、そして私が住む地域北ノ台小学校にオープンした「ふれあい給食開所式」等に出席しました。

 いつも楽しみにしているお茶会   公民館に展示された素敵な作品の数々     北ノ台小ふれあい給食開所式
 1105 毎年楽しみなお茶会に出席    公民館に展示された作品の数々      1104 ふれあい給食開所式

2011年11月11日金曜日

あれから

 早いもので、明日から青森へ研修に出発すると日記に書いてから一ヶ月が経過してしまいました。今日はニュースに目をやると100年に一度の2011年11月11日と1が6つ並ぶ日だそうですが、私にとっては骨折して3ヶ月が経過し、、松葉杖から卒業して自力で歩けるようになってきた日でもあります。まだ階段を降りる時は手すりに掴まりながら一歩一歩で、歩く速さも遅く、完治にはもう一歩です。主治医から頂いている課題は「ゆっくりと美しく歩くこと」です。
どうも、日記を書く頻度と足の回復の間には相関関係があって、外に出るようになるとパソコンに向かう時間が少なくなってきてしまい、反省しています。

振り返って見ると、この一ヶ月の間に議会改革に関係するフォーラム出席のため青森市へ。その後、議会改革・安全政策を学びに両国へ、この頃までは松葉杖に頼りながらの毎日でした。公契約条例・子育て政策についてはオリンピックセンターでの合宿。委員会視察では新潟・柏崎・富山へ。
市内では文化祭、平和祈念祭、北ノ台小学校でのふれあい給食開所式、市政功労者表彰、再開発組合設立、そしてこれまでお知らせしてきた総合計画の中間報告会への出席そして会報編集とがんばってきました。
明日は午後から築地で自治体学会編集部会がありますが、ここ一ヶ月の動きを写真を中心に少し報告できればと思います。

2011年10月11日火曜日

調布市議会改革がスタートしました

 10月4日、第一回の調布市議会改革代表者会議が開催されました。座長の伊藤議長からは、二元代表制の下、合議機関として、執行機関と緊張関係を保ち、独立・対等な立場で政策決定・事務執行の監視・評価・政策立案・政策提言を行う機関となることが望ましいとして、こういった責務を果たすためにも、不断の改革・改善が必要として改革への意欲を表明されました。
その後各会派からは議会改革に対する考え方や理念について所信を5分以内に発言しました。ホームページには各会派の要旨が掲載されています。
10月17日には各会派20分内で提案説明を、11月17日には提案を受けた内容を精査した正副座長案を掲示し、検討に入ります。代表者会議は傍聴できます。また議事録もホームページから検索できます。「市民のための市議会」です。多くの方に関心を持って頂き、共に改革して行きましょう。

これから12.13日に開催される「第6回全国市議会議長会研究フォーラムin青森に参加するため、出かけます。今回のテーマは住民代表で構成されている議会と代表民主制における議会の欠陥を是正するための直接民主主義を今後いかにすべきかをテーマに広く議論するため、基調講演は「二元代表制と地方議会改革」について元総務大臣の増田寛也氏、パネルディスカッションは「地方議会と直接民主主義について」新藤宗幸氏をコーディネーターに、4人のパネリストとして宇賀克也東大教授、金井利之東大教授、青山彰久読売新聞編集委員、花田明仁青森市議会議長。そして意見交換会

2日目は課題討議として「議会基本条例について」牛山久仁彦明治大学教授をコーディネーターに、報告者として佐々木勇一帯広議会副議長、玉川喜一郎越前市議会議員、安本美栄子伊賀市議会議長、池田恵一京丹後市議会議長の報告があります。調布市議会は正副議長の他に13名が参加します。この研修がこれからの議会改革に繋がっていくと思います。
大河は、骨折もあって参加が危ぶまれていましたが、何とか松葉杖一本で歩行できるようになりました。全国の議会改革の風をしっかり受けとめるよう頑張って研修してきます。

2011年10月2日日曜日

ゆっくり、ゆっくりですが、、、

 「薄皮を剥がすように、、」という表現がありますが、私の足の状態もそんな表現がぴったりです。ようやく数日前から装具を外しました。まだ松葉杖は手放せませんが左足首の踵をつけて歩けるようになっってきました。ただし左足荷重は20kgまでとの事、階段を上れるようになるには、まだ時間が掛かりそうです。

 そうそう前回カレンダーのお話をしましたが、10月にカレンダーを変えてないことに気づきペンギンのカレンダーをめくった途端、思わずあっと声を出してしまいました。ペンギン大好きの大河の大切なニュージーランドから連れ帰った「彼」によく似たペンギン君を発見。思わず並べて撮影をしました。紹介していなかった月のカレンダーと共にお披露目します。 今月は12日が満月のようです。

2011年10月1日土曜日

調布市福祉大会・社会福祉協議会法人化40周年

 今日は文化会館たづくりくすのきホールにて福祉大会と社協の40周年記念式典がありました。多くの知り合いの方が表彰される姿をみて、調布市の福祉を支える底の厚さを感じました。
私が社協の広報誌「福祉の窓」に係わったのは今から約20年前になりますが、その頃一緒にボランティア部会で活動していた仲間が今は社協を支える役員として活躍されています。本当に皆さんの活動ぶりに今更ながら頭が下がりました。

受賞された団体の活動紹介では元気派の会報でも取り上げさせてもらった調布サンソの会の方や調布市被災者支援ボランティアセンターボランティア代表の方のお話など調布市のまちに広がる思いやりの輪を感じさせる報告に心から拍手しました。

 法人化記念事業では平尾昌晃さんの講演会とステージがありました。1937年生まれ、歌手から作曲家へと華やかに活躍されていた時、結核を患い信州で二年間病気療養後から作曲活動を続ける中で福祉活動を30年以上続けているとの事、二年間の療養生活から第二の故郷での交流から歌を通しての長い福祉活動に繋がっていったという話でしたが、自分自身が痛みを覚え苦労した経験が他人の痛みを自分のことのように受けとめる心を育み、福祉活動に係わるきっかけになったことを知り、今の自分自身の体験からも、本当にそうだと思える話でした。その後、数々のヒット曲を歌われましたが、会場も一緒に口ずさむ声が広がり、皆元気が湧いてくる楽しい雰囲気になっきました。歌は生きていく力を与えてくれる素晴らしいエネルギーを持っているんだなーとこれまで以上に実感した一時でした。

 被災地支援ボランティアセンターボランティア代表者の発表         平尾昌晃さんの講演会とステージ
被災者支援ボランティアセンターボランティア代表の報告             平尾昌晃さんの講演会とステージ


消費者まつり同時開催

 今日明日と消費者まつりがたづくり前の広場と南北ギャラリーで開催されています。このおまつりには私も会員の「調布市民健康づくり始める会」も参加しています。会場には食育・食楽の会から楽しいイラストで構成された絵本のように読める食育カレンダーが展示されています。
身近な野菜を取り上げ、いつの間にか野菜の事が楽しく学べるお勧めのカレンダーです。たづくり前の広場で一部500円で来年のカレンダーを頒布しています。明日、たづくり会場で是非手にとってごらんくださいませ。

2011年9月29日木曜日

ふじみ衛生組合地元協議会を傍聴しました

 昨日は、新ごみ処理施設周辺の三鷹住民と調布市民の協議の場である第十六回ふじみ衛生組合地元協議会を傍聴しました。場所は新施設現場事務所です。今回は行政の関係者の傍聴が多く見受けられましたが、毎回市民の傍聴は少なく今回も私1人でした。今回の主な協議事項はごみ処理施設に係る環境保全にかんする協定書についてでしたが、始めに臭いに対する改善としてリサイクルセンターの窓ガラリの改修について報告がありましたが、この内容について地元住民から異議が出され激しいやりとりがありました。
協定書の議論の中でもごみ処理広域支援体制について地元協議会と協議する点を明記して欲しい旨の意見が多く出されました。組合からは地元が受け入れを反対したら両市の市長もそれを強引に認めるような事はないといったやりとりもありましたが、住民の方としては明文化を求め、協定書の叩き台をもう一度検討して欲しいというのが大方の意見でした。

今回は東京都の各焼却施設についての飛灰、焼却灰、排ガスへの放射性セシウム等についての測定結果の資料も示されました。今後はこういった角度からの新たな課題も出てくる可能性大です。施設を受け入れた住民のリスクを考慮すれば、地元住民との話し合いの場は不可欠です。

今回の会議で任期を終える委員さんも居ますが、その1人の方の参加されての感想も含めた意見が印象的でした。それは、「この新ごみ処理施設に関しては過去の様々な経緯があるのだから、そういった観点からの意見がでるのではないか。周辺地域住民は変わらないが行政職員は変わっていく。これまでの経緯も含めた引き継ぎをすることが大事だ。」といった趣旨の内容でした。
施設の悪臭問題も長く放置されてきた経緯を考慮すれば年四回の測定で基準値をクリアしているとの説明では、365日施設と向かい合って暮らしている住民は納得しません。

現在、工事の進捗率は26%、煙突は昨夜までで96.8m。明日には98.5mと予定通りの高さまで行くとの事。工事は順調に進んでいますが、地元住民との調整は終わった訳ではありません。ごみ問題は三鷹・調布市民全体の大きな問題です。多くの皆さんにもっと施設に関する諸々について関心を持ってもらいたいと切に思いました。

2011年9月25日日曜日

元気派運営会議

 三連休の最終日、元気派の月例運営会議を事務所で行いました。骨折以来、階段を上り下りできないので事務所で寝起きして、すでに一ヶ月を経過。楽に立てるようにと長テーブルを利用し簡易ベッドにしていたので話し合う場所を確保する為、ばたばたしてセッティングしましたが無事話し合いが終了しました。話し合い終了後、私の簡易ベッドと、会報送付作業ができる作業台の確保などもろもろ皆の協力の下、これも無事終了しました。いつもいつもお世話様です。
今回は運営会議のお知らせが間際になってしまい皆にめいわくをかけてしまいましたが、忙しい中を駆け付けてくれたメンバーも居て本当に感謝です。とにかく今回の件では大いに反省し、今夜は早速話し合いの報告を作成しメーリングリストを活用し連絡しました。
 ところで、次号発行のみみチャンネルの特集記事は防災の視点から作成することが決定。また、10月4日に第一回が開催される議会改革検討代表者会議に提出する案は議会への市民参加も含めて、もう少しより多くの意見を聞きまとめていくことになりました。

日記を書きながら久々に事務所を見渡すとお気に入りのカレンダーが目に入りました。月のカレンダーは長く定番でパソコンの隣にありますが、他の二枚は続きの作業用スペースにあります。私の好きなペンギンとぺこちゃんのカレンダーです。そうそう、コピー機の横には選挙ポスターが3.4.5期目の三枚が貼ってあります。どれも皆で写真も選び言葉も考えデザインしたものです。3期目のポスターは12年前の自分かと思うと、ふっくりとした若い?雰囲気が残っていて年月の変化は顔に出るものだと改めて眺めてしまいました。 が、変わらないのは皆で考え元気派が16年間主張してきた「市民が主役のまちづくり」というキーワード、そして市民派・無所属議員である事です。ここが基本です。

2011年9月24日土曜日

三連休

 三連休が二週続いています。行楽シーズンなのか、高速道路は料金に関係なく渋滞しているニュースも聞こえてきます。先週の台風とはうって変わって良い天気が続いていますね。
台風は日本列島全土を襲い多くの被害を残して通り抜けていきました。市内にもその爪痕が残っています。深大寺地域は一時停電になったりと大変でした。自宅近くの自由広場には折れた枝が散乱していたり、娘達の母校、北ノ台小校庭の幹廻り100cm高さ15mの高木も倒れてしまいました。当日、市役所では防災上しばらく待機する職員もいました。京王線が不通になってしまったため帰宅できず役所に残っている職員もかなり多く、私自身も雨と風が激しい事や自宅が停電している事がわかっていた事もあって、暫く帰宅せずに役所にいました。調布駅前には500人近くの帰宅困難者の方が居ましたが、市ではグリーンホール小ホールを開放したりして対応するなど遅くまで皆が緊張して、それぞれに備えた1日でした。

私は今週の三連休はずっと自宅に居ます。まずは、来週火曜日の議会最終日に向け、決算の討論原稿を作成するための準備をメインに考えていましたが、足のリハビリを兼ねてお風呂に頻繁に入ったせいか、先週からの疲れも出てきてあまり仕事が進まないうちに2日がもうすぐ過ぎてしまいそうです。明日は元気派の運営会議。 来月提出する議会改革への提言についても話し合わなければなりません。これからもう少し頑張っらないと。

2011年9月20日火曜日

敬老会

 昨日は敬老会でした。グリーンホール大ホールで午前午後二回開催されました。調布市の敬老会は75歳以上の高齢者の方を対象に開催されます。本年度は20,654名の方が対象でした。ちなみに100歳以上の方は57名、そのうち女性が51名で女性の最高齢が110歳、男性は102歳です。国内最高齢者は114歳です。式典の後は原田直之民謡・歌謡ショーも開催されましたが、会に参加した義母は感激して帰ってきました。

 当日は緊急医療情報キットと呼ばれている冷蔵庫にご自身の病歴やかかりつけ医、投薬等記入した筒状の情報を入れて、救急車がかけつけた時など役立つ本人情報を保管するキットも総合福祉センターで申請された方に渡されました。直接グリーンホールでの問い合わせも多かったようです。
我が家にも案内状が届いていた内容を確認すると、敬老会会場にお越し下さいとありました。これでは混乱しても仕方ありませんね。記入もなかなかめんどうです。万が一の時の命に関わるグッズでもあります。より丁寧な案内で一人ひとりの高齢者の方に確実に行き渡るように考えていく必要がある事業だと感じました。詳しく確認し、提案しないと,,,。 

今日は壇上に上がる事になっていたので、松葉杖での出席は可能か問い合わせていました。会場も広いせいか車いすが準備されていました。初めての経験です。確かに介助してもらうと大丈夫ですが、自分で扱えるようになるには慣れるまで大変だと感じました。最後の舞台前は階段です。なかなか急でくだりは特に恐かったですね。障がい者の方が演じる場面もあるでしょう、舞台のバリアフリー化も課題です。

2011年9月17日土曜日

重い資料

 委員会審議が14日から始まりました。所管は建設委員会です。今週一杯には質疑が終わるのではとの予想もあったようですが、来週20日、京王線立体交差事業等の項目から質疑が始まる予定です。
深大寺のまちづくりについては、まちづくり審査会で予算額に対して、まちづくりの進み具合が遅いことなどしてt記されていましたが、1800万円の予算をかけて行った交通社会実験の有効性はあったのかも含めかなり突っ込んだ議論を展開しました。
建設委員会は新規に計画策定されたもの。あるいは策定中の計画も多く、計画書や関連して傍聴した際の資料など膨大です。 多額な調査委託費を使っているのが、都市計画部門の特徴でもありますが、その効果を厳しく検証する必要があります。これを読み込んで質疑するのも大事な仕事です。いずれ、各計画書を示しながら発言するので持参する資料はかなりのボリュームになります。

今まで元気な時は両手に、抱えきれないほどの重い袋を提げて往復していました。が、今回のような事態になってみると、本当にこんな重い物を持ち歩いていたのかが不思議な位にびっくりするような重さです。
足が治っても、この重さをいつも持って歩くのは体に悪いなー、これからどうしようかと悩むところです。
委員会にはお弁当と水筒持参なので、荷物をふたつにするために、今はひとつはナップザックを愛用中です。20数年前にアプリッケと刺繍で一工夫して長く活用していた品が久しぶりに登場です。それにしても、重い。 

2011年9月12日月曜日

一般質問は終了しました

 午後1時10分に登壇しました。松葉杖で登壇した議員は、私が16年間の議員生活でもお目にかかった事がありません。朝から転ばぬように気を付けて歩いてみましたが、議場は段差も多いので、思った以上に緊張しました。
答弁が予想していたより長く、一時間という時間制限があるなかで、残り時間が少なくなってしまい、予定していた再質問を端折って早口で3つ質問しました。
詳しい内容は明日のインターネット録画を観ることができます。 

家の中では装具は外し、あて板に包帯を巻き過ごしていました。役所に出かけようと補助装具を装着した所、最初の一歩をどうやって出したら良いのか一瞬とまどってしまいました。夕方には地域福祉計画の策定を傍聴しました。
帰り、知人の計画委員から送っていってあげるとの声がかかりました。こうして、相変わらず皆に助けられながら活動する「大河みとこ」でした。

2011年9月11日日曜日

明日、午後1時過ぎから一般質問の予定です

 今日は一般質問の原稿に最後の手を入れています。質問時間は質疑応答合計一時間と限られています。松葉杖で登壇する事になりますが、長く立つのは負担も大きいので質問時間は20分程を予定でいます。

初当選より行政への市民参加・情報提供・公開を求めていた立場から自分でも可能な限り情報提供しなければと思い、議会中にできる事は何か考え、傍聴してくださる知り合いの方への質問要旨の配布を思いつき、それから以後ずっと続けています。質問原稿を整えながら最終原稿を参考に傍聴原稿も別に作成していきます。配布始めた頃は紙の枚数等考慮し文字のポイントも10.5ポイントで仕上げていましたが、今は12ポイントで読みやすくを心がけています。お忙しい中、半休をとって傍聴してくれる方、酸素機器を持参され傍聴席の階段を上っても大変です。時には車いすで傍聴に駆け付けてくださる方もいらっしゃいます。残念ながら調布市議会は車いすの方を配慮した傍聴席がなく、不自由な状況での傍聴になってしまいます。それぞれに大変な中、傍聴してくださる市民の方に、質問の趣旨を伝えるために資料づくりは欠かせません。

 今回の質問の中に、震災後の地域主体のまちづくりを進めていくためにモデル地区を指定して進めてはという提案もします。行政情報と人材と拠点は欠かせないという趣旨の話の中で、現在、深大寺地域福祉センター2階にある行政情報コーナーを深大寺のまづくりに生かしてはどうかという趣旨ですが、、、。

 ところで、今日は「深大寺十五夜の会」が夕方5時から始まっています。開始時間直前に雨音も聞こえ心配しましたが、小雨決行なので予定通り開始です。
私は足下が暗い場所で転んだりしては大変なので、残念ながら今年は諦めました。パソコン台にマグネットで留まっている兎さんと一緒に「中秋の名月」を想像しながら明日に備えます。会場では、満月の美しさを愛でながら秋の夜の一時を昔話と虫の音を味わい過ごされている事でしょう。

2011年9月8日木曜日

今日から一般質問が始まります

 6日議会初日に松葉杖になって初めて長時間の移動をしたので、緊張して力が入っていたせいか疲れが出て休会日の7日は午前中は足を高くして休んでいました。午後からすこしずつ蘇り、資料の整理を始めましたが、資料を手に持って移動することが難しい中、ベッドにしている周辺に資料が散乱、パソコンで作業するに至るまで随分時間を費やしてしまいました。落ち着いてパソコンに向かった時、気が付けば日付変更線を越えていました。

6日議会初日は議案上程等で午前中に閉会。午後からは介護者の声を聞く会に参加。多くの体験された方の生の声を聞き、毎日続く介護の大変さで心身共に疲労された実態。大変な毎日だったが、看取った母のことを思うともっと優しくできなかったか、やることはなかったのかと悔いが残ったという切ない発言に会場から、「十分頑張ったのだからお母さんは幸せだったはず。自分を責めないで」という声も聞かれました。自分の時間を持つことの不自由さ、介護の事が24時間頭の中から消えないと言う声等々。
この問題は誰にも起きる事で、家族だけで背負うにはあまりに重い課題です。
まず話す場、聞く場が必要だと痛感しました。市でも高齢者総合計画の中に介護者の問題について提言していく予定ですが、看る側、看られる側の実態を踏まえ、行政ができること、地域が出来ることについてきめ細かく分析しソフト・ハード面から政策を組み立てて行く必要があります。
この会は、総合福祉センターで開催されました。通常なら役所から5分ほどで行ける場所ですが、松葉杖で行くと20分近くかかってしまい汗だくでした。それでも福祉センターが役所からも近く駅周辺にある事は障がい者の方にとって必須条件と今後の存続を訴えてきた経緯がありますが、確かにそうだと実感できる体験でもありました。
会終了後、役所に戻り仕事をしていましたが、出席者で知人の方が心配して役所に来て、自宅まで車で送っていきますとの連絡が入りました。うれしく、ありがたく受け入れ帰宅しました。

会場では、9月17日に開催される「NO!寝たきりデー2011 社会的インフラとしての介護とは」の案内のチラシも配布されていました。昨年は参加し多くを学んだ会ですが、都心の地下鉄で移動しながら行く場所なので、残念ながら今年は参加できません。地域における在宅医療のあり方については、調布医師会の西田先生のお話も聴けます。介護の社会化について利用者市民の立場から考え、政策提言もするイベントです。ご興味ある方は上記のNO!寝たきりデーを検索下さい。

2011年9月5日月曜日

明日から議会です

 今日は二台あるパソコンのうち、主に事務関連に使用している一台が不調でしたが、友人が苦労して調整してくれた結果、大分回復しました。セキュリティソフトに原因があることがわかったので質問メールをすることにしました。が、質問内容はアドバイスをもらっていたのですが、これが結構大変でメーカーのメールでの問い合わせに辿り着くまでに時間がかかってしまいパソコンの操作に手を焼いている大河です。明日から開会なので、9月議会資料の読み込みやや郵便物の整理と、なんとかがんばり、今は一般質問の文章と格闘中です。

それにしても今回の台風の被害も甚大です。風光明媚な土地を一瞬にして取り崩す様子は、子どもの頃経験した伊勢湾台風で千曲川が氾濫し田畑が流された様子と重なりました。本当に今年は自然が牙を剥きだして人間に襲いかかってくるような年になってしまいました。自然に対する恐怖を感じる状況が続いています。四季のある日本では自然の脅威と向かい合いながら、時に寄り添って暮らしてきました。

自然は人間の心を慰め癒してくれる力も同時に持っていると思います。人間を勇気づけてくれるのも自然です。大震災の時、唯一残った松の姿がそれを象徴しています。月は誰に対しても分け隔て無く光を注いでくれます。私は月を眺めるのが大好きです。私の一般質問を行う12日(月)は月の位置が一目でわかるカレンダーによれば、中秋の名月、十五夜です。

深大寺では11日(日)に十五夜の会が催されます。
深大寺で虫の音と満月を眺め、民話に耳を傾けながら自然と対話する、そんな一時も貴重な時間のように思います。当日は晴れると良いのですが、、、。静かな秋の夜の深大寺にお越し下さいませ。

2011年9月4日日曜日

いよいよ9月6日より議会開会です

  9月6日より、27日まで議会が開会します。すでに手元には沢山の資料が届いています。通告後に決算審査に必要な行政から提出されている資料をを並べてみました。ペーパーレス時代になってきたとはいえ、議会審議では会議にパソコンを用いるには至っていないため積み重ねてみるとかなりの厚さになります。しかし審査内容を考えると、例えば建設委員会では、交通計画、地域別街づくり方針、環境基本計画等々審査に必要と思われる関連資料も活用し質疑しなければなりませんので、資料は更に増えます。

長くパソコンに向かうと骨折した足が痛み出すので、時々足を高くして休まなければならないので、自宅への持ち帰りが増えそうですが、リュックで持ち歩く限界もありますね。松葉杖がないと移動できないので資料を手に持つこともできず、仕事の効率く、何かする度に新たな困ったに遭遇します。障がいを持った方が日々どんな思いで暮らしているのか、生活のなかで気づきの連続です。

補助装具を使っての歩行には専用の高底の運動靴を履きます。これで歩行が随分楽になりました。が、自宅では固定したエル字形の器具を充てて包帯で固定して相変わらず片足歩行なので、器具の取り外しや、歩行の仕方の変更がなかなか体で覚えるまでに至らず、最初の一歩を間違えて慌てる毎日ですが、このまま順調に行けば松葉杖を使ってですが、登壇出来そうです。

一般質問では、コミュニティを中心にした安全安心のまちづくり、主に、東日本大震災から得たまちづくりの教訓、コミュニティ主体のまちづくりをという2つ視点から質問します。震災の経験から地域主体のまちづくりを進めるためには今、策定している総合計画にもうひとつの視点として、地域総合計画の策定が必要と考えています。また地域拠点・避難場所のバリアフリー化を公共建築物の維持保全計画の見直してしっかり位置づけていくことを、自分の経験からもしっかり主張したいと考えています。

議員活動は現場に行き学ぶ事がとても重要です。焦らずに、ですが少しずつ回復しているんだと意識しながら、自分の仕事のペースを自分の健康とも向かい合いながら考え、この経験をこれからに生かしていこうと思っています                                                        
                                   
 8月28日の議会報告会にて6月議会資料を示しながら説明する。           9月議会を積み上げてみたら、、。
8月28日議会報告会で6月議会資料を示しながら説明する。        9月議会資料を積み上げてみたら、、。

2011年8月29日月曜日

「がんばるっちゃ!石巻」

 東日本大震災の被災地に行った際に、石巻市でお話を聞いた佐々木さんより今日お葉書が届きました。実は、お目にかかった時、通販サイトがオープンした際は教えてくださいとお願いしてきたのですが、葉書には、店舗営業再開と、インターネット通販サイト「石巻港直送!プロショップまるか」開店のうれしいお知らせでした。佐々木さんは、石巻名店街をプロショップまるか店内で併設され頑張っていらしゃいます。「おやじのおまかせパック」が売りとの事。毛ガニ二匹、殻付きウニ五個その他に旬の鮮魚も入るとか、、。「がんばるっちゃ!石巻」を合い言葉に石巻市から全国に新鮮な海の幸を届けてくださるとのこと。是非、皆さんサイトをごらんになって注文頂ければ、と思います。私も早速注文したいと、サイトのメニューを検討中です。

プロショップまるか店主佐々木さん   
プロショップまるかの佐々木さん(ホームページより)

補助装具ができました。

 今日は幹事長会でした。9月議会の議案説明と議会改革が主な議題です。議会改革の代表者会議の要綱の確認と今後の会議日程が示されました。改革の場は傍聴もできますし、議事録も公開なので市民の皆さんに審議の過程が見えるようになります。この点は前回の議会改革協議会よりも一歩前進です。
話し合いの最終段階になってきた時、予約した整形外科の時間になったら中座することを伝えてあったので、残り僅かでしたが中座させてもらいました。
一週間に一度、一時間しか専門家の義足装具を扱う人が来ないとの事でしたので、この時間を外せませんでした。
予定通り左足の補助装具と、右足に履く厚底の靴もセットで仕上がってきました。脱着の仕方や歩行の指導がありレントゲン撮影をするなど結局2時間近くかかってしまいました。。なかなか慣れるまでには大変ですが、頑張ろうと思っています。 ところで、帰宅後に玄関に入って、家に上がろうとした時、特製の靴を脱ぐと踵分だけ今度は右足が低くなってしまい、またまた歩行困難になってしまう事がわかりました。装具を付けると重さがあるのでぴょんぴょんという訳にも行かず、結局家の中ではこれまで使用していたエル型の固い装具を足に充てて、包帯で固定する事にしました。両方をうまく使いこなすには暫くかかるかもしれません。何事も経験と思いがんばってみることにします。

明後日が、一般質問の通告〆切です。明日は資料とパソコンとにらめっこですが、長い時間は難しいので、どのように纏められるのか心配ですが、自分のメインの仕事です。これもしっかり頑張らねば。

2011年8月27日土曜日

明日は議会報告会です

 昨日は久し振りに朝8時45分から5時半までびっしりと9月議会に向けた事前の会派説明がありました。簡易な装具の状態なので相変わらず踵がつけないなかで、足を下げたまま(踏み台を置いたり、クッションを挟んだり工夫してみましたが、、、)腰掛けたままのやりとりで、かなり疲れました。議会棟のトイレは女性用は一つしかない上に狭く、バリアフリー対応では無いため、車いす対応のトイレまで行かなければなりませんでした。しかも運悪く同じ4階にあるこのトイレも、途中から故障という状態で、2階までエレベーターで移動してといった出来事もあり、疲労困憊といった状態での帰宅となり、食事後は倒れ込むように寝込んでしまいました。
 今日は、明日の報告会のパワーポイントの資料を打ち合わせしました。まだ足が痛みますが、月曜日には装具も出来上がってくるので、もう少し楽になるのではと期待するばかりです。 9月議会、様々な初体験が待っているのかもしれません。 まずは明日の報告会をしっかりと努められるように頑張らねば。

2011年8月22日月曜日

思ったより長くかかりそうです。

 今日は補助装具の型どりをしました。まず足全体をラップに包んでから、真ん中に綿の紐を置き、その上に石膏を含んだ包帯を膝上まで巻き、膝の曲がる所には窪みをつけます。暫くすると固まり、その上からなにやら文字を書き、紐が出ている中央部をナイフで切り裂き外すのですが、裂く瞬間は大丈夫とは思いながらも怖々眺めていました。

この装具は、仕上がると中央にはアルミの棒もセットされだいぶ歩行しやすくなるようです。来週の月曜日には出来上り装着できます。色は赤、青などカラフルなものもありましたが、肌色をお願いしました。無事な右足にも踵の高さを揃えるために特注の靴がセットで準備されます。費用は10万円程かかりますが、国保ですので、後日7割が戻ります。自分で高額医療申請する事態が起きるとは想像した事もありませんでしたが、誰にも事故は起きるものだと体験した今、国民皆保険制度は、課題はありますが守っていかなければならない制度だと再認識しました。
 
ところで、完治するにはどの位の期間かかるのか先生にお聞きした所、「全治3ヶ月ですね」との答えにびっくりし、確か一ヶ月とおっしゃったのではと聞き直した所、「松葉杖と装具から、装具だけになり、今度はリハビリして平常な状態に戻るにはやっぱり3ヶ月はかかるでしょうね」との説明でした。 先生が繰り返しおっしゃる言葉が「くれぐれも転ばないように」でした。 
転ばぬ先の杖と言いますが、9月議会で一般質問する予定ですが、登壇する時、もしかするとまだ松葉杖にお世話になっているかも。本会議場はバリアフリーではなかった、またまた、うーんです。

2011年8月21日日曜日

思いがけない事に

 人生とは予期せぬ事が起きるものです。 実は、8月10日に自宅で踏み台から落下、左足首を骨折してしまいました。全治一ヶ月との事です。深大寺夕涼みの会までは、さあ後半もがんばろうと張り切っていたのですが、、、。

13日に帰省した長野の実家では足を高くしてひたすら安静にしていました。17日早朝に戻り、午後から整形外科に行きレントゲン検査がありましたが、なかなか腫れがひいていない状況もあって、以降予定していた研修会や大会を軒並みキャンセルして、今は家で静かにしています。
今夜は皆様へ報告したく、ようやくパソコンに向かいましたが、踵をついてはいけないことや、足を高くして作業するという二点を守りながらの入力は、なかなかに難儀な事です。

今は夏休みで人の出入りがなくなった一階事務所に使っている和室で休んでいます。足が不自由になってみて、バリアフリーになっていないために使いにくい箇所を多数発見し考え込んだり、松葉杖の生活なので、移動する際に両手が使えない事の不自由さに参っています。明日は、整形外科で装具の型を採りますが完成は一週間後とか。

来週から議会運営委員会、9月議会の議案説明、幹事長会、そして週末には議会報告会。8月30日には9月議会の通告があり、決算議会の資料も出され、31日には一般質問の〆切と体の具合とは裏腹に慌ただしい日程が続きます。が、どうも9月6日開会日までに松葉杖が必要なくなるのかは微妙な所です。うーん。
どのくらい充実した仕事ができるのか不安もありますが、完治させないと後々の仕事にも響く事なので、自分で作業時間はコントロールしていかなければいけませんね。

16年間止まることなく活動。今年は5回目の選挙、その後震災の現場へと様々に走り続けてきましたが、体からSOSが出され、神様が少し立ち止まって休息し、自分のペースも考え、また走るようにとの配慮の怪我かもしれません。そう思い本当に、自分の足で歩けることのありがたさを今、痛切に実感しつつ、今は回復に向けて、私にとって難しい経験ですが、安静にするという体験をさせてもらっています。

今までバリアフリー、ユニバーサルデザインと提案してきましたが、本当に僅かな段差がクリアできない日常生活での実感を、今後の政策に活かすこと。例えば移動困難者の災害時の問題などどうしたら良いのかなど様々な思いが頭の中だけは活発に動いている毎日でもあります。


汗をかくこの季節に、左足が簡易なギブスですが、膝まで固定し包帯でぐるぐる巻き状態なので、これも大変ですね。昨日、今日と過ごしやすい気候なので助かりました。明日は診察日、お天気が気になります

2011年8月12日金曜日

京都、深大寺、八王子。明日は..

 熱中症のニュースが続いています。本当に暑いですね。
遮光簾を事務所に下げていますが、効果はもうひとつ。いや、猛暑の極みだから仕方ないですね。猛暑が続きますが、夏は研修会・大会の季節でもあります。

7月30日は午後から有楽町の監査法人事務所で開催された国際公会計学会の研究特別委員会に出席、今後の研究テーマを検討。東京都の発生主義導入後の効果や監査等について市民の目線で検証する方向が見えてきました。会終了後、同日と8月1日と開催されている「市民と議会条例づくり2011」に途中からですが、翌朝9時半からの会に参加するため京都に向かいました。

京都では
会場の龍谷大学キャンパスには、石巻市でのボランティア活動の報告が展示されていました。本当に全国各地から復興に向けた支援の輪が広がっている事を
ここでも感じました。

全議会に行われた議会改革実態調査2011については、自治体学会編集部会でご一緒している跡見学園女子大学の長野さんからの報告(回収率はなんと94%とか)。この4年間の総括を、私が副幹事をしている自治体学会議員研究ネットワークの総会で基調講演を8月18日に予定している自治体議会改革フォーラム代表の法政大学の広瀬さんからありました。

その後、分科会に分かれましたが、私は第2分科会の「総合計画とどう付き合うか」に参加しました。
私は現在25年度からスタートする調布市総合計画の策定をずっと傍聴しています。自治法の改正で基本構想の策定と議決に関する義務が廃止された今、調布市議会として、地域の最上位計画にどのように関わっていくか模索していましたので、奈良市、京丹後市、飯田市、栗山町という先進市の事例が同時に学べるまたとないタイムリーな企画だったので是非参加したかった分科会です。

3市1町は議会改革でもトップランナーです。すでに総合計画に関する条例にも着手、或いは行政評価をおこなったり他の計画も議決事項に入っているなどトップランナーの足取りの確かさを知りました。
議会改革がやっと緒に就いた我が議会からすれば、自治を踏まえた議会ならではの悩みを聴くにつけ、この学びを議会でどのように活かしていくのか、、。まずは議会とは何をする所なのか、という基本に立って、議員同士がここを再認識する所から始めないと個々議員の議会改革への認識がずれていってしまうのではと改めて強く感じました。市民代表機関としてどうあるべきか、ここからスタートしなければなりません。市民のための議会改革を実現するためにも頑張らねば。

八王子市
8月4日には八王子市のオリンパスホールで開催された東京都河川促進大会に出席しました。これは都内全域の区市議会が参集し、水害等のための河川改修・治水対策への財源の確保を都・国に求めるため、各地の意見発表も含め毎年行われる大会です。議員は会メンバーでもある訳です。
最近のゲリラ豪雨の増加など市内入間川の氾濫を経験した事もあり、河川改修の必要性は実感していますが、こういった大会で要求しないと適正な予算が確保されないものか、他に良い方法はないものか再考する点もあるのではと考えながらの参加となりました。

そして深大寺
 8月7日は午前中は、以前から鑑賞したいと思っていた「ミツバチの羽音と地球の回転」をたづくり映像シアターで鑑賞しました。長く原発建設反対を主張してきた祝島の方々の長い歴史を知り、その声の重さが福島原発事故を経験した今、重く迫ってきました。今も原発を通して地域の活性化を信じて推進をしている人々の存在、反原発の声が大きくなる中で一方では福島関連のものに対する風評被害の大きさ等、これから私達が向かい合っていく持続可能な地域社会を創っていくためにクリアしなければならない課題が山積しています。私達がこれから選択すべき社会はどんな社会なのか、命を預かる仕事をしている市民代表の一人として、様々に学びながらこどもたちに残すべき社会のあり方についてしっかり考えていかなければと強く自覚した日でもありました。

それにしても、北欧を何回か訪れましたが、エネルギーの自由化が社会の選択肢を広げている事実を知ることができました。まずエネルギーの供給を一社独占を見直しながら、早く代替エネルギーの開発を急がなければなりません。今夏、熱中症の方が増えている時ですが、私達はエネルギーの確保も含めてどんな暮らし方を良しとするのか、一人一人が自分の問題として考え答えを導き出していく市民の力が問われて来る時代になってきました。段々に長いコメントになってしまいました。上映を企画してくれた友人達に感謝です。


様々な思いを胸に、午後からは同様に多くの友人がボランティアスタッフとして係わっている恒例の深大寺夕涼みの会に浴衣で出かけようと、着替えている最中に雷が聞こえ、勢いよく雨が降ってきました。暫く待っていると、埼玉の知人から電話が入り、会場に居るけれど、どこにいるのとの問い合わせがあり、雨も止んだので慌てて出かけました。
3時近くまでは賑やかだったようですが、すっかり人通りも少なくなってしまったようで私が着いた頃には、のんびりした風情のある深大寺でした。さすがに浴衣を着た人も多く、この点は定着してきたようです。いつも楽しみにしているジャズコンサートも、雨が少し残るなか短めでしたが素敵な時間を過ごせました。皆で福島の人を思い、一緒に唄った「上を向いて歩こう」は本当に涙がこぼれそうでした。長い長い夏の一日でした。

明日は長野へ
明日、13日は80歳を越えた両親が待つ長野県小海町の実家に帰省します。
26年前に子どもが1.3歳と小さかった時期でもありお盆前に帰省していました。亡き義兄が血相を変えて、飛行機が墜落したらしいと飛び込んできた時、「どうしてこんな山奥にジャンボ機が」と最初は半信半疑でした。これが御巣鷹山の日航機墜落の瞬間でした。まもなく上野村へ救助に向かう自衛隊が小海町の公民館を拠点にした事もあって婦人会の役員だった母が頑張ってもらっている自衛隊員の方々へ炊き出しをして支えようと提案した事から、手が真っ赤になるほどおにぎりづくりを手伝った事を鮮明に思い出します。あのころ毎日、悲惨な現場の話等も沢山聴きました。
母はあれから、天ぷら等を作ったりしながら現場にお参りに行った事もあったようですが、近年は体調も悪く険しい場所なので足下がおぼつかなくなってきたので最近は行かなくなったようですが、私にとってもこの12日は忘れることのできない悲しい日として毎年、手を合わせ多くの犠牲者の方の冥福を祈る日になりました。
深大寺で唄った上を向いて歩こうの歌手の坂本九さんも悲しい犠牲者のお一人でした。

2011年7月27日水曜日

深大寺の夏1.2.3...

その1
 夏本番です。夏の風物詩、盆踊り大会が深大寺周辺で次々に開催されています。7月22.23日は北ノ台小学校、深大寺では昨日と今日27日が盆踊り大会です。私は22日には北ノ台小学校に。26日は深大寺に、昨夜は事務所での仕事を早く終えたので一年ぶりに浴衣を着て出かけました。
会場には例年、お盆を迎えるに当たって祭壇が整えられますが、今年は東日本大震災でお亡くなりになった方のお位牌も中央に祭られ、会開催に当たって僧侶の方々による法要もあったとお聞きしました。私も、お参りさせて頂きました。

深大寺の盆踊りは地域を支える若い皆さんが太鼓を叩いたり踊ったりと、盆踊りが地域が大切にしてきた行事だな、ということがよく分かります。深大寺街づくり協議会でご一緒しているメンバーの方もいらっしゃいましたが、美しく踊る姿にビックリ。ここでも地域がずっと大事に育ててきた歴史を感じました。
今回は初めて、最後に櫓の上で踊りました。今日も晴れると良いのですが、、。

会場に設置された祭壇         踊りの輪の中で
 会場内に設けられた祭壇                          踊りの輪の中で

大好きな綿菓子をを買いました。 天然の鯛焼き?と書かれている鯛焼きを購入 昭和に作られた鯛焼き器とか
大好きな綿菓子を購入             天然の鯛焼き?を購入       昭和に作られた鯛焼き器とか


その2

 深大寺がほおずき祭りで賑わう7月18日に開催された一味会主催の新蕎麦の会に元気派の仲間と共に参加しました。
一味会はご住職が深大寺に係わる方がたと共に、25年間深大寺に蕎麦畑を開墾し蕎麦を作ってきましたが、今回は25年という節目の年、記念行事として東日本大震災のチャリティを兼ねて催されました。
今回は、九州豊後高田の夏蕎麦と埼玉三芳の夏蕎麦、そして遠くオセアニアのタスマニア産秋蕎麦も味わう事ができました。それぞれに味わい深く、蕎麦が生産地によって味わいがこんなにも違うものかと驚きました。食後には本堂をお参りし、手作りの蕎麦粉の入ったお菓子も食し心豊かな時間を過ごす事ができました。 蕎麦粉の写真が小さくてすみません。
 その3として、23日には武蔵境通りの草むしり、深大グリーンクラブのメンバーと朝8時から頑張りました。勢いの乗って、負けず生い茂っている我が家の庭の草取りも頑張って大汗をかいた日曜日でした。 今日は文化会館たづくりで総合計画を傍聴しますので、盆踊りには行きません。お時間がありましたら、深大寺の盆踊りに。関心のある方は総合計画の傍聴にお越しください。

2011年7月23日土曜日

都市部での事業墓地建設問題

 6月議会で都市部における墓地建設問題について質問しましたが、実際にお寺さんとの交渉に何回か共に臨んできましたが、墓地建設用地に隣接する住民の方の心労は計り知れないものがあります。今日も午後から深大寺北町と三鷹市野崎の市境に800基もの墓地が建設予定になっています。今回が交渉の最終段階でした。お寺側には専門の弁護士が付いての交渉です。住民側は専門知識があるわけではありませんので、なかなかに厳しいやりとりが続きました。
最終的には住宅地側に手を合わせてお参りするようになっていた配置が変更したり境のフェンスを高くすることや、24時間機械警備する事、お線香については無臭無煙を推奨すること、毎年協定した事が遵守されたのか確認する等の項目が交渉によって追加されました。本当に中心になって交渉された住民の皆さんの努力に頭が下がると同時に、現在の都条例は住民の住環境を守りきれない内容だという現実に関係住民の皆さんと共に持って行きようのないやるせなさを感じました。

現在の都の条例では、住宅地に突然開発される墓地に対して近隣住民へ十分な緑地や駐車場の配置等を求める内容になっていません。
いずれ許認可権が市におりてくる事が予想されます。今後も起こりうる問題として、早期に条例改正すると同時に将来に備えて都市型の墓地のあり方についても行政が十分に検証して地域が目指すまちづくりが損なわれないよう努力することを今後も求めていきたいと思います。



会報発送作業終了!
 
 昨日、会報発送作業を終えて郵便局へ、そして手配りしてくれる元気派メンバーのお宅に届けに行ける段階になりました。協力頂いている多くのメンバーに感謝です。
 私は市議だより運営委員会に出席のため役所に行きました。運営委員会には新しく当選された方も加わり、活発な意見交換になりました。市民目線で、という発言が新鮮でした。ただ一般質問は議員が確認するなどの作業がありますが、大枠は議会事務局がまとめた案に意見を述べるだけの現状から、なかなか踏み出すのは難しいです。今回はできる所から各委員が担当しては、というこれまで私が提案してきた点も含め、次回検討する事になりました。半歩でも前に進むと良いのですが、、、。


7月20日は東日本大震災被災地派遣職員支援活動報告会がありました。

 調布市では市として遠野市に4グループ28名の職員を派遣、遠野市社会福祉協議会が運営するボランティアセンターに登録し、被災地の掃除、廃棄物処理活動等、救援物資の搬送業務に。また、東京都市長会の要請に基づき、釜石市、大槌町、南三陸町、二本松市、仙台市に避難所運営業務、生活再建支援関連事務、内部事務等々も派遣、その他の派遣として仙台市には被災宅地危険度判定業務に専門職を派遣に従事した職員から、実際に体験した生の現地の様子を聞くことができました。

 実際に従事して情報提供、伝達の難しさや地区内の復旧の格差を感じたという。また小さな避難所で業務をされた職員からは40畳の場所に今は22名だが、多いときには80人がいたとの話しもあり、長く避難場所にいる方の心的ストレスが高いことを心配する声もあった。また160名の避難所は食事は朝はごはんのみ、昼はカップラーメン、夜は仕出し弁当、この残りを次の朝のおかずにするなど果物や野菜不足が深刻だったという。スタッフとして係わった職員の生活スペースは体育館のステージ上で座布団を並べ毛布にくるまって休む状況との事で写真の紹介もありました。昼食は賞味期限の迫ったソーセージやカップ麺も多かったとか、本当に大変な状況での支援活動だった事がわかりました。口々に語られたのは、現場を見るにつけ、これからまだまだ復興には時間がかかる長く支援する必要性についてでした。

今後、東京都市長会の要請もあり公衆衛生活動にも派遣するようです。また中長期の派遣としては、市の枠として2名、短期で一ヶ月、長期では来年3月までとなるようです。 市でも行革を進める中、職員定数を減らしてきています。あっては困る事ではありますが、直下型地震等も想定される中で、私達のまちの安全、安心を考えると今の職員体制について今後は見直す必要があるのではないかと考えます。震災は私達自身の問題でもあります。派遣は当然のことですが、そうは言っても遠隔地への長期派遣は、これまでの市政では考えられない事です。どのような条件で職員を派遣するのか今後の課題になってくると思います。これらも含め、報告を聞きながら今後震災復興に向けて、市として対応しなければならない課題が多いことを再認識する報告会でもありました。


職員による被災地支援報告会    釜石市栗林小学校に派遣された職員の説明を聞く
被災地報告をする派遣された職員メンバー       釜石市栗林小に派遣された職員の説明を聞く



7月17日は愛のコンサートに

  深大寺東町にあるスペースオブバイフォーで釜石出身の歌手の方を招いたコンサートが開かれました。 響貴永幸さんは釜石市出身の気仙沼育ちだそうです。現在は都中心に地方でも活動されているとか。
ここで唄われたオリジナル曲 命「みこと」そして、震災を曲にした瓦礫の街、二曲とも独特な声と唄い回しは美しく、心の奥底まで染み渡りました。特に瓦礫の街は、そこで生まれた響貴さんの心の叫びであり、私も訪れた多くの被災地が浮かび切なく、でも未来を見据えて行こうという詞に深い感動を覚えました。多くの方に聴いて頂きたいと思います。
今も釜石市に暮らすシャンソン歌手のSACHIさんは、被災を免れた地域に暮らしているとの事でしたが、唄の合間に震災直後に被災現場に行った時 多くの死体が横たわる中を歩き、親戚の方を探された状況等本当に考えられないような厳しい体験をされてきた事を語りながらも、多くの被災地に支援してくれた皆さんへ御礼に参りましたとの言葉に胸が一杯になりました。沢山の新聞や写真も回され、被害の実態が参加した一人一人の胸に、同じ国に暮らす人々が遭遇した厳しい現実が迫ってきました。
この会は元気派のつどいでも演奏して頂いたピアノ演奏家の村西さんとのご縁で開かれたとの事。入場無料の会でしたが、コンサートに見えた方は用意された義援金箱にそれぞれの気持ちをこめて寄付されていました。
 私は、感動した響貴さんの2曲のCDを購入しました。各地でコンサートもされているようです。ご関心のある方は是非ホームページにアクセスしてください。

 7月14日に京王線地下化の工事現場の視察がありました。

 京王線地下化の工事は順調に進んでいると報告を受けていましたが、実際の状況は分かりませんでしたが、14日に開催された議会向けの現場見学会でようやく実際の工事の進捗状況がわかりました。現在、京王線が運行している下では着々と駅が完成しつつあります。

2011年7月6日水曜日

会報73号編集中 その1 選挙報告

 5期目、最初の会報編集が始まりました。まず選挙報告のページをまとめています。東日本大震災直後でもあり選挙の進め方も問われていました。元気派メンバー同志で様々な議論をし、私達らしい選挙とは何か話し合いました。
 最終的には候補者は政策を訴える義務があること、そして有権者の方は政策を知る権利があるという基本に立ち、初めての選挙の時に市川房枝記念会理事の山口みつ子さんから聞いた言葉「応援団のあり方が議員の質を表す。どういう選挙をしたか、で選挙後の活動が決まる」を基本に、今回も個人推薦のみの住民参加型選挙を行っていく事。これまで同様選挙カーは使用するが、時間帯は10時からスタートし、名前の連呼は自粛しボリュームを落として辻辻で街頭演説し、日頃の活動を訴えていこう、そんな話し合いの結果になりました。

 昨年10月、市川房枝記念会女性と政治センターから、地方選挙ハンドブック編集委員の一人として、地方議員を志す方へのメッセージとして住民参加型選挙活動ハンドブック入門編を発行しましたが、そのなかの選挙運動の見出しは「選挙法を守って、きれいな選挙を貫こう」でした。住民参加型選挙は、政策決定過程への参加の始まりであり、選挙はゴールではないという事です。

無所属で立候補した場合、政党広報や事前ポスター、政党の宣伝カー等を用いた知名度を上げる政治活動を行うことはできません。無所属候補が僅か一週間の選挙運動で名前と政策を知ってもらうのは厳しい事です。
公職選挙法では、候補者の名前は選挙管理委員会から演説する際に義務が課せられている標記旗とたすきの二点だけです。後は選挙カーの看板です。名前ののぼり旗は、政治活動の際も選挙活動の際も違反です。たすきは選挙期間中のみ使うことが許されています。

 選挙中の写真を何枚か載せましたが、調布駅南口広場では選挙カーは離れた所に停車したので、候補者名は遠くからはわかりません。元気派はシンボルカラーをピンクにしています。たすきは一期目から友人の手作りをそのまま使用しています。私達が進めている「無くそうムダ使い」「市民参加・情報公開」「めざそう市民が主役のまちづくり」、そして「とことん無所属」等の手作りのスローガン旗(この旗ばかりが目立ちます。主張しているのは誰?)や、演説に欠かせないビールケース台、ジャンバーも10年以上使用している年代物です。もちろん、候補者も、、、。  
 伝えたいことは沢山ありますが紙面は8ページの半分強に選挙費用も含めて掲載するので、どう書こうかと頭を抱えています。 結果は12日入稿を目指している「みみチャンネル73号」8ページをご覧下さいませ。

 会報73号編集中 その2  東日本大震災

 会報の特集ページには、東日本大震災・被災地に行っての状況をまとめ記事にしています。文章化する事で見えなくなってしまうこともあると悩んだ末、できるだけ沢山の写真を載せ新聞報道だけでは伝わらない現地の様子を伝え、一緒にこれからを考え、行動するきっかけになってくれればと思いながら、主には石巻市の状況を中心に構成中です。
 石巻市を中心にしたのは、昨年10月に総務委員会で石巻市、いわき市、郡山市を視察しましたが、なかでも石巻市にあった「石ノ森萬画館」の変わり果てた状況には、昨年訪れた事もあって、大変ショックを受けたからでもあります。

石巻市は駅に降り立った所から漫画家石ノ森章太郎さんの作品が至る所に配置されています。まちの活性化を図るべく「マンガを活かしたまちづくり」として基本構想、基本計画も策定し、その一環として「石ノ森萬画館」も設立し、観光スポットとして賑わっていた場所でした。 あの時、お話を伺いみみチャンネルにも掲載した受付にいた笑顔の職員の方はどうしているのか等、何とも胸が痛みます。

今、調布駅北口徒歩5分の所にある観光市案内所「ぬくもりステーション」では店内に東日本大震災復興支援コーナーを設置。石巻市の「石ノ森萬画館」のグッズなどのチャリティー販売が行われています。駅前にでかけた際には是非、覗いてみてください。

私達は3月11日から全ての価値観が大きく変わってきました。毎日報道されるニュースを見ると、これから政治に係わる者は「命」について、しっかり考えていくた事が大切なのに国民不在の絶望的な政治状況に言葉を失います。地方議員として、政治が日々信頼を失っていくことに危機感を募らせています。

日記にも書きましたが、3日間に渡る被災地の視察は想像を絶するものでした。映像を見るだけでも息苦しくなる被災現場です。その地に立って、悲しみと苦しみが覆い被さってくる状況のなかで、生きていく事の困難さを痛切に感じました。

頑張ってなどと言える状態ではなく、むしろ改めてこの震災の大きさにたじろぎ、長く時間のかかる大変な事が起きている事を全身で受け止めたと同時に、そのに暮らすこどもたちの姿を見て命そのものの鼓動と希望も肌で感じました。子ども達の存在って、不思議ですね。そこに居るだけで希望が湧いてきます。未来あるこどもたちのためにも大人の責任として、小さな事でも、できることを全力で行い、次世代に希望の灯火を引き継いでいかなければと強く感じました。

東日本大震災は他人事ではなく、被災地の皆さんの状況は明日の私達でもあります。こんな時だからこそ、まず市民同志で繋がっていき、気持ちを共有して一緒にそれぞれにできる所から実行して復興していくことが大事ではないでしょうか。そんな思いが少しでも伝わる記事にしたく、作業中です。

2011年6月12日日曜日

明日から5期目、初議会です。

 4月24日に行われました選挙では2218票という市民の皆さまからの支持を頂き当選致しました。初心忘れず信念を持って市民の暮らしの目線を大事にした議員として4年間、活動して行きます。

新しい任期は6月1日からでしたが、5期活動するに当たって、自らの問題として取り組んでいくためにも、東日本大震災の被災地を訪れたく5月30.31日、6月1日と防災の専門家の友人と共に、また途中元気派メンバーも加わり、宮古市からいわき市まで視察してきました。
 後日、会報に、また報告会もできればと考えていますが、現地の被災状況は、まだまだ言葉に尽くせぬ厳しい状況にあります。この未曾有の震災は私達自身の問題として取り組んで行かなければなりません。
 昨日、味の素スタジアムに設けられた避難場所に被災者の方の生活をサポートするため、2ヶ月間にわたって運営されてきた調布市被災者支援ボランティアセンターの活動報告会がありました。
これから被災地支援について継続的に取り組んでいくという力強い報告と共に若い沢山の力あるボランティアの方達の存在に触れ、地域を再生していこうという力を強く感じ、そこに希望を見いだすことができました。日々放射能汚染について保護者の方の不安の声も聞きます。私達の社会が持続可能で未来ある子ども達に繋いでいくためにも、議員として市民としてできることは何か、考え、行動していきます。

2011年4月16日土曜日

明日告示です

 明日、4月17日は調布市議会議員選挙が告示されます。そして4月24日が投票日、そして即日開票となります。告示を迎えると、ホームページの更新は禁止となりますので今夜が最後の更新になります。
 
いまだ続く余震、広がる放射能汚染など、東日本大震災の現状を知るにつけ言葉を失いますが、この未曾有の国難を、国民として、市民として、自分自身の問題として取り組んで、乗り越えていかなければなりません。

日々災害に対する不安な声を耳にするにつけ、防災という視点から市民参加でまちを再点検して、防災に強い安全・安心の地域づくりに取り組むことが、政治の責任でもあります。
私は、どの政党や団体にも縛られることなく無所属・市民派議員として市民の常識を貫き4期16年活動してきました。
今後もしがらみのない立場で、市民目線で、大切な市民の暮らしを守るためにがんばっていきます。
統一地方選が終了しましたらホームページを再開します。
これからも、よろしくお願いします。

2011年4月8日金曜日

桜満開

 昨日は神代中学校の入学式に出席。桜満開でした。
真新しい制服に身を包んだ256名の新入生の胸の鼓動が聞こえてきそうな式でした。在校生お祝いの言葉の中に、大震災について触れ、自分たちに出来ることは日々、しっかりと生きていくことと言う趣旨の話がありました。未来を創っていく子ども達も、毎日の暮らしの中で、この震災を受けとめて生きている思いが伝わってきました。 途中、自由広場を抜けて行くと春を告げるタンポポも元気に咲いていました。 23年度があちこちでスタートしています。

  午後、染地に出かけ友人達と話し合う機会を得ましたが、大きなテーマは被災地への支援、そして私達のまちの安全についてでした。独居の高齢者の方が「今回の地震は本当に恐い体験だった。誰かに声を掛けて貰うまで生きた心地がしなかった」そんな声があったとの話から、施設の耐震と同時に助け合えるコミュニティーがあるかどうかが、これからのキーワード。協働のまちづくりは、安心のネットワークづくりでもあると再認識しました。現在、調布市では地域福祉計画を策定中ですが、地域防災計画との関係などとも連携して策定しないと、実際には機能しないのではと思いました。 「わたしたちのまちは私たちが決める」最初の一歩は地域の安全安心の再点検からスタートです。

2011年4月7日木曜日

ここにも震災応援企画が!

 昨日、仙川の知人宅を訪問。帰宅する際に、時々立ち寄るギャラリー&カフェのniwa-coyaさんに立ち寄りました。そこで目にしたチラシには「仙川でごはん!仙川発・被災地応援プロジェクト大特集」4月20日までの期間中にプロジェクトに参加するお店で食事・買い物・サービスを利用すると、その価格の数%が日本赤十字社の東北関東大震災義援金に寄付されるそうです。詳しくはホームページを!
niwa-coyaさんでは、「ちいさないっぽおおきないっぽ」として4月5日~4月24日まで対象商品の売り上げとワークショップ参加費用は全額同義援金に寄付されるそうです。帰りにお店の入口で販売していた泥付き有機野菜とクッキー、ポストカードを購入。

 現在、調布市には地震による被災された子ども達を受け入れています。様々な形で、市内にもこの震災を現地の皆さんを支援し、自分たちの問題として乗り越えて行こうと手を繋ぎ心を寄せている動きが次から次へと広がっています。
一人でできることは限られていますが、皆で知恵を出し合い動いて行くことで輪が拡がっていきます。  仙川の皆さんの心意気を感じながら、仙川駅前広場の夜桜を見上げつつ帰ってました

2011年4月3日日曜日

春近し

 一昨日、野川縁を久し振りに自転車に乗り、佐須町まで出かけました。ふと立ち止まり桜の木を見上げると、少しほころんだ蕾から春の光が注いできました。毎日耳に目にする報道から、自分にできることは何か等、時の経つのも忘れ過ごしてきました。暦は4月、春は野川の土手に小さな菫が、そして桜が静かに春を告げています。
春が来ない年はない、、。
 厳しく大変な時期ですが、桜は私達の心を和ませ希望を与えてくれる自然からの贈り物だとしみじみ感じました。

2011年3月30日水曜日

被災地支援を今こそ皆で

 3月11日から20日が経過しました。大震災による津波という未曾有の巨大震災の上に原発事故による放射能問題等々、これまでの価値観を一変させる悲惨な事態を迎え、多大な犠牲者を、更に今も多くの被災者を出し続けています。報道を耳にし、目にするにつけ、言葉にならない嘆きと無念さと、控え目に語る皆さんの様子になんとかしなければと、居ても立ってもいられないのは私だけではなく、今の日本人全ての偽らざる気持ちではないかと思います。特に幼子を抱える母親の気持ち、年老いた方々の不安は計れ知れないものがあります。私達にできることは何か具体的に考え行動しなければなりません。

調布市では、仙台に二名の職員を送りましたが、現在後方支援という事で遠野市から各拠点に向けて支援している事になり職員のボランティアを募集を開始しました。市内では味の素スタジアムに避難されている方へ多くの市民ボランティアの方が活発に始まっています。

今回は、いわき出身の元気派メンバーから、3月19日、福島県いわき市勿来地区、常磐湯本地区への受け入れ態勢が整い、支援に行くので、物資の協力をとの連絡が私自身も会員の「調布まちづくりの会」へ入りました。早急に会メンバーに呼びかけ短時間に被災者の方から要望が高かった風邪薬、胃腸薬、マスク、衛生用品、おむつ、ガスボンベ等を集めました。その日のうちに中継地点となった市原市まで、やはり会メンバーが車を出し運び、待機していたトラックに積み替え、地元の要望に添って炊き出し用の約3000食分の焼きそば、豚汁等の材料を持っていわき市勿来地区、常磐湯本地区にある4カ所の避難所、福祉施設に深夜向かい20日に到着したと連絡を受けました。

 時間を追ってメールでの報告がありました。トラックに被災地物資輸送中と表示されていたので、優先的に走れたとのこと。 早朝から現地のボランティアスタッフと合流して、いわき市勿来地区で一番避難者の多い南の森スポーツパークで、最初の炊き出しをしたとの事でした。
自主運営して情報発信している避難所や、そうでない所との課題がある事を実感しつつも、被災者の方に最後の挨拶をすると、逆に労いの言葉をもらい自分たちが励まされたとの一文は、限界を越える厳しい中にあっても人として大切な心を失わず強く生きている姿に、自分は今この問題とどう向かい合っているのか問いかけられている気がしました。

 すでに統一地方選挙として知事選も始まりましたが、こんな一大事に市議選挙は、すぐそこまで迫ってきました。動かなければならない事が山ほどあるのにとジレンマを抱えているのは私だけではないはずです。
しかし、この選挙はこれからの4年の調布のまちの方向を決める大切な選挙です。これまでのようなまちづくりでは立ち行かなくなる事は誰もが思う所です。ではどうするのか。限られた財源の中で、税金でやらなければならないこと。やるべきではないことの整理が必要です。
事業の優先順位について厳しく見直し、市民の安心と安全を最優先に確保することは、もちろんですが、私達自身のコミュニティを深めていく大切さも更に大事な事です。

上滑りの協働ではなく、市民同士が行政とも連帯して自分たちの地域づくりに取り組む事。その結果として、万が一被災した場合でも安否確認して助け合える地域作りへと進めていかなければなりません。
そのためには、まず被災地で起きている事は私達の問題と捉え、日々の節電は当然としても、被災地の方を受け入れること。そして、風評被害が出ている食品を購入する手だても含め、これから検討し、再検証もし、この国難ともいえる未曾有の震災に自治体として何ができるのか短期、長期に取り組むべき課題が山積しています。ようやく任期最後の議会報告レポートである会報72号も発行できましたが、これからの調布市の総合計画を策定する大事な時期です。これまでの経験も生かし真剣に取り組むためにも4月の大きなハードルをクリアしなければなりません。

元気派運営会議では、任期最後の議会レポートの編集会議を進める中で、4年に一度の二色刷りを見直し、その他諸々を見直し、私達の日々の電気の供給源としてお世話になっている福島県の皆さんに対して義援金を送ることを決め、福島県災害対策本部に「元気派市民とみとこの会」として10万円送りました。

会報は全国の友人・知人にも送付してきました。岩手、宮城、福島、茨城県にも僅かですが送付しています。中には行政に携わる知人や連絡しても安否確認ができない方もいらっしゃいます。日々最前線で頑張っている方、またどうされているのか分からない方の事を思うと胸が一杯になります。どうか皆さんが無事に居てくださるようにと祈るような気持ちで、安否確認と、私達にできることはないのか書いています。

2011年3月14日月曜日

東日本大震災に対して、心からお見舞い申し上げます

 3月11日に起きた大震災で被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。壊滅という想像を絶する報道等々、どんな気持ちで過ごされているかと思うと胸がつぶれそうになりますが、一人ひとりにできること、行政が、国がそれぞれに力を出し合い乗り切るために努力していかなければと思います。

本日から輪番の停電が始まりますが、調布市はその初日となります。
今、私たちにできる事のひとつに節電があります。生活を見直す機会としても継続的に取り組んでいきましょう。
地震により委員会が中断していましたが、今日は総務委員会で防災に関する審議に入る予定です。(ただし停電の件もあるので、停電時間でもある10時から再開するかわかりませんが、、。)ライフラインが止まった際の対応や避難場所の確保、食料の備蓄の他にも、独居の高齢者の方の安否確認、在宅医療をうけている方の停電時の対応など様々な課題が具体的に見えてきました。私たちのまちの安全安心について見直さなければなりません。気を引き締めて具体的な課題についてひとつひとつやりとりして改善できるように取り組んでいきます。

2011年2月24日木曜日

本日から任期最後の議会です。


 早いもので、今日から始まる予算議会で任期最後の定例会となりました。大事な予算議会です。市民のための予算として、行政が取り組めるよう真摯な議論をするためにも十分に資料を読み込まなければなりません。議会に集中して、議員としての責任を果たすべく働いていきます。

2011年1月18日火曜日

まちの主役は、そこに暮らす市民、一人ひとりです。

 新しい年がはじまりました。今年は3月議会が2月24日から始まります。予算編成も佳境に入り、2月始めには内示資料が示されます。調布市では、現在も人口が微増している為、税収の落ち込みが思ったより少ないようです。しかし、小中学校のクーラー設置等、新たなサービスも決定している中で、借金をしなければ予算編成ができない状況に変わりありません。
 限りある財源で地域社会を創っていくためには、「何をやめて、何をするのか」優先順位を決めて、身の丈に合った市政経営の選択が必要です。
私は財政の健全化、子ども達の将来も見据えた政策提案に心がけ、税金が市民の暮らしのために活かされるように、これからも力を尽くす所存です。
4期16年の活動を基盤に市民と市政をつなぐ架け橋として、そして市民派・無所属議員として今後も市政に積極的に参画していきたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いします。