2002年11月11日月曜日

少人数授業研究交流会in犬山2002に参加しました!

秋を感じ始めた途端に、急に初冬のような毎日が続いています。皆さんお変わりありませんか。10月は市川房枝記念会政治参画セミナー、文教委員会視察、自主研の合宿等など議員活動の糧となる研修の連続でした。
11月に入ってからは8・9日に犬山市で開催された少人数授業研究の交流会に参加してきました。少人数学級への要望は高まっていますが、取り入れていくにはいくつかの課題があるはずです。具体的な課題も含め知りたいと考え参加しました。
犬山市では全校で少人数学級に取り組んでいます。今回は小中各一校で全校の公開授業を行いました。私は小学校3年生の算数の授業を参観しました。その後分科会に分かれて話し合いました。私は小学校中学年の分科会に参加しました。全国30府県から800名からの参加者がありました。1クラスを半分に分けて授業を進める場合などは、そのクラスを担当する先生が二名となり教科の進行状況の打ち合わせに多くの時間を費やしていることもわかりました。犬山市全体が学校の最も重要な役割は、授業を通じて子どもに「学び」を保障することによって果たされると考え、「学びの学校づくり」を最重点課題と位置付け、そのために効果のある指導法として少人数指導授業、ティーティーチングの導入し授業改善に取り組んでいます。
交流会開催にあたって、市長挨拶にも熱のこもったお話がありましたが、現場の先生を信頼し互いに努力して取り組んできている様子がわかりました。何よりも現場の先生との信頼関係を創り上げていくことの重要さを改めて感じました。少人数学級を実現していくには多くの課題がありますが、全国で熱心に子どもの教育に取り組んでいる先生や、目を輝かせて授業を受けている子ども達に接し、実現できる施策として提案できるよう、これからも私自身もっと学ばなければと実感しています。