2004年6月11日金曜日

議会初日の質疑終了する。さあ、これから

 昨日から議会が開会しました。私は予定通り、まず各公社の経営状況について質疑し、その後に補正予算も質疑しました。

今まで75歳以上の方に一律5000円の老齢金が支給されています。これを節目支給に変更し、そこで確保された財源を高齢者の方に必要な介護予防政策等に充てる提案が3月議会で議論されましたが否決されました。3月議会で提案された予算には老齢金は節目支給分しか計上されていなかったため、今回、従来通り9月に5000円を支給するための予算を計上した訳です。その財源には前年度繰越金を充てています。

これからは必要な事業を選択していく時代です。家庭でも何か新しい事をする時には、今までの支出を見直します。この当たり前のことを行政も丁寧にやっていかないと借金は増え続け、こどもたちに無用なツケを残す結果になります。今回の補正では事業の見直し等による財源確保をせずに、前年度繰越金を原資にしたために、新規事業も、今までの老齢金も支給される事になり、歳出が増えただけという結果になった訳です。ここに現れている考え方は、行革断行が公約だった市政運営に反するのではないかと、審議が始まる前に問題提起しました。

議会にもモニターテレビが設置されましたが、市役所二階でも議会の様子がわかります。14日から一般質問が始まります。18名が16日までの三日間質問をします。市役所の二階奥の市民相談の横にモニターテレビが設置されています。市役所に用事があった時、ちょっと画面を見て頂ければ議会の様子が分かります。注目頂けるとありがたいです。