2000年7月29日土曜日

北欧スタディーツアーに参加します

97年に訪れた北欧に再び出掛けます。デンマーク、スェーデンそして今回は新たに、フィンランド、アイスランドも訪問します。この日のために、あれやこれやの仕事を目一杯消化して、まだまだ書類の山と格闘中。大丈夫かな。でも、もう明日は機上のはず、、。事前学習にと読み始めた「北欧の政治」もまだ途中です。ドキドキしながら本を読んだり書類を整理したり後悔のカウントダウンの瞬間を生きています。
7月の市川房枝記念会政治参画セミナーで東大の神野教授の地方財政についての講義がありました。これから日本はどういう社会を目指すのか、スウェーデン社会の選択した社会を通して様々な角度から提案もありました。考えさせられる講義でした。3年前よりも更に厳しい日本社会の現状ですが、私たちはこれからどんな社会を目指すのかが問われている時です。もう一度「公共の福祉」とは何か、人が幸せに生きるとは何かを、改めて今回の旅で考えてきたいと思います。帰国は8月9日。
報告会は次回の会報でお知らせします。デジカメの操作が心配で、こっそりカメラも抱えていくのですが、、、。そしてカセットテープも。ちゃんとこなせるか考えると今から疲れ気味、帰国するまで日誌はお休みです。(よく休んでいるのに?こんな時はりっぱないい訳に使ってはいけませんね) 飛行機はフインランド航空です。個人的にはムーミンの国、サンタの国の飛行機に乗れることに満足しています。我が家では今もサンタは大きな娘の枕元にクリスマスカードと共にプレゼントを届けてくれることになっています??
では、行って来ます。

2000年7月19日水曜日

7月18日開催されたJ・Iフォーラムに参加して・・・

銀座ソニープラザのソミドホールにて構想日本主催のJ.Iフォーラム「地域から国を変える」の議論に参加しました。当初予定されていた討論メンバー(HP最新情報に掲載)をはるかに超える全国から参加した22名のメンバー(岐阜知事を始めとする上越市長、美幌町長、都議、県議、市議、町議)で賑やかな2時間半でした。
会場にいって初めてこんなに大勢が討論する会と知り、どう進行していくのかなとやや不安を覚えました。そうはいっても鮮やかなピンクの元気派カラーで参加したので色では一番目立っていた?大河です。
質問事項に対し、挙手をして答えていくという形式でしたので瞬発力がないと話の輪にも入れないといった話す方にも聞く方にも緊張感のある設定でした。私も何回か発言しました。特に、司会者から、議会での立場は「与党か野党か挙手を」という質問には閉口したので「国会での与野党という形を持ち込むために地方議会が本来の機能を歪められている。それを容認するような質問すること自体よくない・・・地方議会は二元制だ、こういった発言が誤った流れを助長することにもつながる」といった主旨の発言をしました。 それが現実だからというような発言もありましたが、議会改革が叫ばれている時、本来のあるべき姿を目指さないで問題解決ができるわけがありません。討論する人数が多いので個々人に保証された時間がなく、手弁当で遠くから参加された方の活動や問題提起を聞く時間がなかったことはもったいなく残念でした。
テーマとしての「地域から国を変える」といった主旨そのものが抽象的だったこともあり、聞いている人にも発言者にも具体的な問題提起までに至らず話が途中で消化不良に終わったのではないかと感じました。私も会運営の主催者側になることも多いので、それぞれの立場の満足度を高める会設定の難しさを学ぶ場にもなった会でした。ただ主催者側のねらいが、参加者に議員の率直な意見や雰囲気などをライブ感覚で伝えることにもあったとすればそれなりの会になったといえると思います。
私にとっての大きな収穫は各地で活躍する活きのいい方と知り合えたことです。皆、個性的です。特に若手の感性のいい議員が数多く誕生していることも感じました。自分のスタイルをしっかり主張してがんばっていて新鮮です。私も感心している立場にいてはいけません。「議員はしゃべってなんぼ」といった人がいますが、私たちの仕事はわかりやすいメッセージで自分の考えを多くの方に伝えなくてはいけません。今回はそんな意味からも力のある人の発言も聞けたので「話すこと」についての実践的学習の場になりました。自分をもっと鍛えないといけない、次回の議会に学習効果が披露できるようになりたいな。

2000年7月15日土曜日

昨夜はパリ祭

昨夜は「パルテノン多摩」で仲代圭吾・行代美都夫妻のパリ祭を娘二人と三人で鑑賞しました。本当に久しぶりのパリ祭、シャンソンファンには楽しみな季節です。
でも若い二人の反応はどうかな、、特に下の高校2年の娘の反応が気になりましたが、二人とも豊かな時間を過ごせたという感想を聞き、なんとなくうれしくなりました。彼女達も大学一年と高校二年、もうすっかり大人に近づいてきたことを実感させられる日にもなりました。彼女達にとって21世紀はどんな時代だろう、その時の社会は、そんなことを考えると大人として次世代に手渡す社会に責任を持たなければいけない、そんなことも考えさせる日でした。(行代美都さんのCD「歌 唄 詩」を聴きながら、、。)
最後に、私の関心のある近日行われる調布市のスケジュールのお知らせをひとつ。市民と市の協働のまちづくりを実践する場・拠点である「調布まちづくり市民フォーラム」が7/20(木)午後1:00~4:00に文化会館たづくり12階大会議場でオープニングセレモニーが行われます。市民フォーラムの紹介や鎌倉NPOセンターの活動紹介もあります。まちづくりに関心のある方是非参加してみては?私は他の会とだぶっていますので、遅れてですが参加予定。会場でわがまち調布についてお話しましょう。

2000年7月9日日曜日

みみチャンネル29号お読み下さい!!

梅雨の季節です。地震災害など発生する中で気になる天候の毎日です。国の「天気」も雨模様・・・。新聞を眺めながらみとこの「国民のつぶやき」をひとつ。
お中元の季節ですが、新聞に「そごう」デパートの広告も目に付きます。私たち国民は一企業の負債まで背負わされている現実を考えると、国の舵取りに不安を覚えるのは私だけではないはずです。国民は納税者としての義務を日々果たしているのに、国は皆の幸せのために使うはずの税金を、すばやく企業救済にあてがい、本人の過ちではない災害を受けた方々には冷たい、、。これでは国民本位ではなく企業本位の政治といわれてもしょうがありません。国民の政治不信を助長する悪循環の繰り返し、国は納税者から預かっている税金の使途を自らの財布と同様に真剣に考える所からスタートし直して欲しいものです。 
さて、今回は発行日に先駆けて、ホームページをごらん頂いた皆様にみみチャンネル29号をお届けしましたので、是非ごらんください。今回は作業終了まぎわに編集ソフトが故障し、新たに作り直すという悲劇もあり疲労困憊の毎日でした。今号のメインは、一般質問で取り上げた「これからの公共事業」のあり方も含めた「入札問題」についての記事です。今後多くのまちづくり関連事業が始まる調布市にとっては入札制度改革は緊急課題です。この問題は難しい内容も含んでいますので、いずれまた議会で取り上げていきます。私自身も新しい入札制度提案も含め学習していきます。入札に関するこんな本、こんな事例研究をしては、など良きアドバイス、提言ありましたら教えて下さい。
Mailお待ちしております。はみだし記事もひとつ、7月18日銀座ソニープラザ・ソドミホールで構想日本主催の第37回J.I. フォーラム「地域から国を変える」~地方議員が動き出した~に何人かの地方議員と共に討論者として参加します。くわしい内容は最新情報をごらんください。夏も元気に活動する「大河みとこ」です。