2007年2月28日水曜日

深大寺の春

 つい先日、久しぶりに深大寺、そして年間パスポートを持っている神代植物園に出かけました。風が強い日でしたが、晴れて梅も満開でした。今回は近くに住んでいても、なかなか蕎麦を食べる機会が少ない私ですが、今回は初めて深大寺で収穫した蕎麦粉を使った手打ち蕎麦、そして全て深大寺周辺で若菜摘みした七草粥を賞味するというなめったにない機会に恵まれました。

 私は調布の自然と歴史を生かしたまちづくり、特に急速に宅地化が進み、自然環境の破壊が進んできた私自身が暮らす深大寺・佐須地区について、以前より様々な確度から質問してきましたが、昨年12月議会では、深大寺・佐須地区の自然や文化財等の地域資源保全を活用した総合的なまちづくりについて提案しました。ようやくこれから6年間の調布市の基本計画の中にも重点的な事業として位置づけられ、この地域の具体的なまちづくりが始まろうとしています。
 
都心から特急で15分、バスで15分という場所に小京都のような風情のある場所がまだ存在します。また若菜摘みできる土手があります。田んぼもあります。
しみじみと子ども達に残したい、失ったら取り返しのつかない貴重な市民財産の場所だと再認識しました。 春の深大寺に是非、お出かけ下さい。