2003年6月18日水曜日

本日より三期目初の議会スタートです!

いよいよ3期目最初の議会が開会です。
議会では様々な問題が起きています。4年間の議会活動をどのように進めていくかを話し合う最初の幹事長会から、一人会派は今後認められない、この問題を議会改革の優先課題にとの主旨の発言がありました。もう一点は会派控え室です。8年間一人会派ですが、独立した会派控え室がありました。この点も今後は一人会派は一部屋を共同使用するように変更すべきとの発言から、今はこの問題を中心に話し合われています。6月議会中は今まで通り控え室が暫定使用となっていますが、今後どうなるか皆目分かりません。

私は議会では「元気派市民の会」を名乗り、8年間に渡り多くの仲間と共に学びながら市政へ問題提起したり提案してきました。活動内容については会報・ホームページ・報告会等通じて訴え続けてきました。これからの四年間、市議会議員として働けるのは、これまでの活動に対して市民の方が評価してくださったからこそだと感謝しつつ責任の重さを感じています。私には多くの無党派層の市民の方の声を議会に届けていく義務があります。民主主義の原点は少数意見も尊重しつつ、十分な合意形成を図っていくのが基本です。個の尊重が大事であることは言うまでもありません。調布市議会では今までも、一人会派も会派であるとの理解を得て、活動することができた経緯もあります。調布市議会が一人会派を尊重し民主的な運営であった事は他市から比べれば活動しやすい恵まれた環境にあると自覚しています。だからこそ、当然の義務として一生懸命働こうと奮起してきました。民主的な今までの議会運営を尊重すべきではという声も頂いていますので、この問題については粘り強く、多くの会派の共通理解が得られるように努力していくつもりです。

調布市には京王線連立事業、ごみ問題、財政健全化へ向けての努力など様々な問題が山積しています。自治の時代です。私たちのまちの将来像をどう考えていくか具体的な課題に対して、行政からの提案を受身でいるだけではなく、議会としても特別委員会を設置して提案することも必要です。議会は立法機関でもあります。議員立法として条例提案するための議会事務局の体制作りづくりも課題です。開かれた議会という視点では議会・委員会中継も課題です。私は今後言論の府である議会がより活発に機能するような開かれた議会改革についての提案をし、その実現に向けて努力していきます。

私は、今日からスタートする6月議会で一般質問を行います。質問内容は選挙期間中にも訴えてきた市財政の健全化を求めていく立場から、まず一点目は改定された実施計画を実現可能な計画にするためには財政健全化計画と経営改革を伴った取り組みが必要と考えている視点から質問します。もう一点は、全市民の課題でもあるごみ問題についてです。選挙期間中、特に私の住む深大寺地域ではこの問題について様々な声を聞きました。私自身深く受け止めて今日に至っています。市のごみ処理に対する基本的な考え方がどこにあるのかいまだ分かりにくい状況が続いています。
そこで公共課題であるごみ処理について、今まで示されてきた市の公式文書等からは、調布市と三鷹市がごみを全量共同処理するとしてきた調布市のごみ処理に対する基本的な考え方がありますが、その点について変更はないのかという視点から、市のごみ処理に対する基本的な考え方について質問します。一般質問日は23・24日の二日間ですが、私の発言は23日の朝一番です。(9時すぎになると思いますが、詳しくは当日議会事務局に確認ください)。

議会会期日程等はこれから開会される議会のなかで決定しますが、定例会日程と幹事長会で示された議事予定をホームページの議会関係の欄に掲載しました。変更もあり得ますので詳しくは議会事務局(0424-81-7291)にお問い合わせください。

すべては今日からスタートになります。議会人事もまだ決定していません。いずれどの委員になっても大事な市民生活に欠かせない仕事ですので、今まで同様に全力で働いていきます。