2006年12月7日木曜日

今日から議会が開会します。

今回の議案にはごみの積み替え場建設のための補正予算約5億円も上程されます。調布市では二枚橋ごみ焼却場の閉鎖に伴って、今後6年間ごみ処理について他市にお願いしていくことになります。当然、今までの処理費よりも余計経費がかかります。現時点では年間約8億円以上と言われています。6年間トータルすると50億円以上になる訳で、これからの調布のまちづくりへの影響が心配されます。
これから暮れに向けて各家庭でも行事が多いと思いますが、ちょっとした工夫でごみ減量は可能です。特に紙は名刺サイズから資源ごみとして分別することで、可燃ゴミのかなりの減量に貢献できます。ごみ減量は税金の節約に直接つながっていきます。先ほど書いた金額8億円もみんなの努力で7億円にすることもできます。ごみ減量は市民のまちづくりへの取り組みともいえます。私も紙の書類に埋もれた中で生活している一人です。財布の中のレシートも貴重な資源、私も分別に取り組みます。

12月5日、知り合いの方の絵画展がたづくりで開催されていたので、鑑賞してきました。たづくり二階ギャラリーは市民の方の日々の文化活動にふれ合える場でもあります。東部公民館の文化祭でも拝見したグループの作品展でしたが、ここでは各人が数枚出展、それぞれの方の自画像も飾られていて、作品と共に制作者にも出会え、楽しい一時を過ごさせてもらいました。特に80歳を越えた方の力強く個性的な色彩の自画像には脱帽しました。グリープ・キャンバス絵画展は10日(日)まで開催中です。皆さんもお時間がありましたら、立ち寄ってください。
元気な「笑顔の自画像」が待っていますよ。

2006年11月30日木曜日

12月議会が7日より開会します。

 日程は5日の議会運営委員会で決定しますので、議案・日程等もう少しお待ち下さい。
 今回の議会では、政務調査費に領収書を添付する事を義務化する条例改正を議員提案として各会派共同提案することが、昨日の幹事長会の話し合いでまとまりました。
今までも領収書添付は当然のことでしたが、条例に明記されていないため、報道では、調布市議会の政務調査費は、慣例により領収書添付などあいまいな表現になっていました。今回、公費への説明責任を明確にする上でも、議員提案として条例の改正案を出そうということになりました。

 調布市では、一人当たり年間30万円の政務調査費が交付されています。
私の場合は、政策研究のためのセミナーへの参加、先進事例への視察、調査研究に必要な書籍購入などが主な支出内容です。調査研究活動や資料・作成などのための費用は、支給金額30万円の範囲内には収まりませんが、政務調査費を議員活動に十分活かして活動しています。 ちなみに、先日、12月議会で質問するための資料として、都庁の都政情報コーナーで環境・都市計画関連の資料を購入。厚生委員会で課題となっている次世代育成関連の資料等も購入しましたが、総額7,510円。そんな訳で私の書籍代の調査研究費に占める割合はかなり大きいです。

 11月29日付け読売新聞には、都23区26市の政務調査費に関する記事が掲載されました。報道によると近隣の武蔵野48万円、三鷹市32,4万円、小金井市36万円、狛江市30万円、西東京市24万円、この5市ではすでに条例や規則により収支報告書への領収書の添付が義務づけされていました。 政務調査費は、前記したように各市により額面が異なります。ちなみに隣の府中市は54万円です。最も金額の多いのが町田市、八王子市の72万円、低いのが清瀬市、武蔵村山市の12万円です。いずれ市部では、殆どの市で領収書の添付が行われ、添付されていないのは一市のみでした。

 今回、区部では不適正支出の問題から、議員辞職へと発展した区がありましたが、23区のうち13区が添付義務がないようです。区部で年間交付額が最も高いのは世田谷区の288万円、大田区276万円、低いのは台東区150万円、中央区156万円と、いずれも市部と比べ、かなり高額な交付額です。

いずれ目的が定まっている公金・税金が、議会活動に活かして、使ったことがわかるように市民に説明責任を果たしていく事は当然です。その意味からも、今回は議会提案として改正できるようになったことは、前進だなと、ほっとしています。

2006年10月11日水曜日

ようやく会報54号を入稿しました。

 ホームページをご覧の皆さまには、いち早く会報54号を掲載致しましたので、是非ご覧下さいませ。

会報が事務所へ印刷所から届くまで一週間近くかかります。その後、封筒詰めする作業は人出が必要ですが、事務所当番のメンバー1人ではとても進みませんので、ボランティアにきてくれる仲間を交えた作業がありますが、これには一週間以上かかります。そこから郵便局に、手配りしてくれる元気派メンバーへと会報を届けます。忙しい合間をぬって、編集作業を、そして会報を配ってくれる仲間がいて、ようやく会報が皆さんのお手元に届けられるのです。

立ち止まって考えてみれば、12年間変わらず続いている流れがある中で、かかわっている仲間の家庭の事情等は当然変化があり、皆忙しくなってきています。議会での様子を伝えることの大切さを思い、本当に、工面して支えてくれているんだな、と今更ながら、これまで議会活動を、そして会報発行を続けられてきたのは多くの仲間、また会報を読んで声を掛けてくださる市民の方が居ればこそと、改めて感謝の気持ちで一杯です。

 「市民自治」実現を目指して努力してきましたが、少しずつですが、自治の種が育ち、まちに関心を持ってくれる方が徐々に増え、地域に根を張ってきたことを感じています。私も気持ちも新たに「まちづくりの主人公は私たち一人ひとり」の原点に帰り、これからも変わらず活動していこうと思います。

2006年9月5日火曜日

久し振りの日記です。

ご無沙汰していました。いよいよ明日から決算議会です。手元には分厚い書類の山が、ため息が出ますが、これが一年間の市政の集約したものだと思うとしっかりと見ていかなければと気持ちもきりっとします。今回は今まで市の財政白書作成について提案してきた私からすれば、それにほぼ近い資料が作成されこの時期に出された事についてはとても嬉しく思っています。
 夕張ショックという言葉が広がっています。私たちのまちの財政状況はどうなっているのかと心配する声も聞かれます。議会の責任は重いと考えていますが、市民と情報を共有しながらまちの将来を考えていくことがこれから大事になってきます。そのための大きな一歩に繋がる資料の提供を決算審議に活かしていきたいと思っています。
追われるような中、9月2.3日と名古屋の愛知大学で国際公会計学会全国大会に参加しました。一般質問で行政評価、行財政改革について言及するので、報告事項や講演に同様なテーマが多くあったことや、政治家と公会計についてという論題も多く、気がかりな公会計の今後の行方についても知りたく参加してきました。ここで学んで9年目になりますが、正直難しい内容も多くしんどいですが、これからの行財政運営を大きな視点に立ち考える意味から自分にとっては大事な学びの場です。
今回は財政学と会計学には壁があるのかなと感じる議論がありました。私の立場からすれば、それぞれの専門分野の分析を持ち寄り相互乗り入れして、早く公会計原則を作成して頂きたいと思っています。少なくとも夕張市のような、市の正確な財政状況がつかめない結果、最終的には納税者が責任を担わされ行政サービスの低下を受け入れるような事態にならないためにも、よりわかりやすい会計情報のあり方を早急に検討して欲しいというのが実感でした。公会計改革は、実は私たち自身のこれからの暮らしのあり方にも直結した問題を孕んでいるのだと再認識してきました。

今回の議会は再選された市長の最初の定例会ですので、今後の四年間の地域経営という視点から質問を予定しています。一般質問の作成、決算資料の分析と慌ただしい毎日ですが、大事な一年の総括を丁寧に検証し、次年度の予算編成に審議内容が反映されるように、またあちこちで学んできたことも活きるように努力しなくては。さあ、頑張ろう。

2006年7月10日月曜日

みみチャンネル53号入稿・ホームページアップ

 いつも通りということは本当に大変なことと実感していますが、みんなの努力で目標としている議会終了後、翌月10日入稿予定をクリアし無事53号の入稿が終わりました。今までのWindows98で作成していたのですが、XPに変更して初めての編集でした。フォントのトラブルなどだいぶ苦労して作成しました。メインの編集のメンバーにご苦労かけました。感謝感謝です。今回アップしたPDFは重い画像になっていて申し訳ありませんが、その分写真も多く掲載されています。
是非、みみチャンネル53号をお読み下さいませ。前回好評だったウォーキング体験学習会の第二弾も計画、日程も記載しました。「目からウロコ」のお話もあります。こちらへの参加もよろしくお願いします。

2006年6月26日月曜日

まちの主役は市民、私たちのまちのことは私たちで決めよう。

 昨日から市長選が始まりました。国政は国会議員の中から長が選ばれるために、与野党という対立の図式が生まれますが、地方政治は、市長も議員も市民から直接選ばれます。従って提案前から賛成反対ではなく、市長の政策提案が公約に沿った市民本位のものかを慎重に審議し、決定するのが地方議会の役目です。私は議会に市民の目線で判断する是々非々の態度で臨むためには、中立であるべきと考え、今まで市長選挙では特定候補者を応援しない態度を貫いてきました。今回も同様です。
市民の身近な福祉、教育、文化すべて市政に関係してきます。まちの主役は市民、私たちのまちのことは私たちで決めましょう。各候補者の公約が記載される選挙公報は28日ごろ各家庭に配布される予定との事、是非お読み頂き、民意を反映させるために、まちの未来に自ら参画する一歩として、大切な一票を投じましょう。 

2006年5月29日月曜日

議会開会

 昨日は元気派学習会。初のストレッチを含んだ健康増進のための学習会でした。朝の雨で参加者が少ないかと心配しましたが、多くの方に参加して頂きとても良かったです。もう一度企画して欲しいとの声もあり検討しなければと思っています。
健康増進、ウォーキング体験の会の様子
 健康増進、ウォーキング体験の会の様子

 さて、今日から議会開会、初日の土地開発公社、体育協会、文化コミュニティー財団の経営報告について質疑します。また6月1日には一般質問を予定しています。今回は13名の方が質問しますが、私は最後の質問者になります。質問内容は市長の4年間の総括とまちづくりについてを予定しています。私はどなたが市長であっても、市長は公約に対する四年間の自身の仕事について市民に説明する責任があると考えています。市長の仕事をチェックする市民代表の議員として質問します。是非、傍聴下さい。

2006年5月7日日曜日

連休最終日になりました。

 私はこれから友人が理事をしているNPO主催のニュージーランドのグループホームとホスピスの視察研修(自費)に参加させて頂けることになったので、これから出かけます。私たちの地域社会を考えた時、この二つはこれから必要な政策だと思っています。53号のみみチャンネルに報告したいと思っています。向こうは秋のようです。風邪を引かぬように元気で戻ってこないといけませんね。では、行ってきます。

2006年4月19日水曜日

皆が幸せになるまちかど その3

 私の友人で写真家の故加藤純一郎さんが設立し、指導されていた写真グループ「コンパクトカメラ倶楽部第八回写真展」が開催されていました。
いつも人生のリハビリというテーマで開催されていたのを思い出しながら、加藤さんの視点が今も生きているようで何だかうれしくなりました。コンパクトカメラでも「「こんな風に表現できるんだ」と驚くばかりの作品の数々です。高齢の会員の方も多いとか。素敵な生き方も一緒に鑑賞できる写真展、たづくり2階南ギャラリーで23日まで10時から18時、最終日は17時まで、是非おでかけください。


  同じ2階の北ギャラリーでは、「第二十回フォトサークルちょうふ写真展」がテーマを山に、半切36点が展示されていました。どれも力作で信州生まれの私には、自分の脳裏のある山のイメージの作品にも巡り会え、うれしくなりました。じっくりと味わい深い作品の数々、こちらも23日までの展示です。南ギャラリーと併せてご覧になっては。私たちのまちに文化が溢れているようでうれしくなります。

2006年4月12日水曜日

皆が幸せになるまちかど その2

 昨日、友人とたづくりで待ち合わせしました。早く着いていた友人がたづくりの二階ギャラリーを鑑賞していました。誘われて南北両方のギャラリーを見学。
南ギャラリーは嶋田進氏の遺作展でした。長く市職員で活躍された方で、定年後書、篆刻、画を中心に本当に眼を見張るような作品が並んでいました。人柄のにじみ出た作品と共に遺作展を計画された遺族の方のお話が、美味しいお茶とお菓子を頂きながら胸に染みこむ一時でした。家族って何か、その深い気持ちに感動しました。開催は後僅か、本日は19時まで、最終日の13日は15時までです。是非お出かけ下さい。
会場には見事な八重桜が

北ギャラリーでは刺繍展を開催中でした。こちらも本日は18時まで、最終日は、13日の17時までです。アトリエハサウェイのスケッチ刺繍展、風景があらゆる素材の糸で綴られた絵は今まで見たことのない作品ばかりです。こちらも併せて鑑賞ください。

心豊かな時間が過ごせる、本当に素敵な展覧会が今、開催されています

2006年4月9日日曜日

皆が幸せになるまちかど その1

 週末に仙川へでかけました。帰りがけに以前から娘に勧められていたカフェに寄ることにしました。店内に入ってまず驚いたのはベビーカーでの親子連れの方が多いことでした。ライブハウスも兼ねた店内ですが、ノースモーキング・ノンアルコールとのこと。店内にはガラス越しに青空が広がる保育ルームもあります。子育て中の家族もライブを楽しめるようになっています。時にはオペラも聴くことが出来るとか、お店のメンバーとも顔なじみなのか、訪れた人との雰囲気が自然でなんとも心地よい一時でした。
駅から少し離れていますが、調布にもこんなほっとさせる誰もに心地よいスペースがあることは幸せです。一度雰囲気を味わってみては。

2006年3月25日土曜日

議会閉会、会報編集へ!

 懸案の多い議会でした。議会レポートに3月議会で私が主張した問題点を掲載しましたので、是非ご覧下さい。今議会では地方自治って何か、改めて考えさせられました。
 住民自治の原点は、市民に民主的な参加を保障することです。今議会には国民保護法関連の条例提案がされました。この条例は武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律の規定により、それぞれに必要な事項を定めるための条例提案です。この法律制定の際には、国民の議論が分かれた経緯もあります。防災ではなく、有事を想定した市民を保護するための条例です。有事の際には、市民の私権を拘束する事態も考えられます。
調布市には住民自治を保障する市民参加プログラムがあります。そこには市民生活に重大な影響を及ぼすもの、市民に義務を課したり、権利を制限する条例などを制定する時には、市民参加手続きが必要だという約束事があります。これは現市長の時に制定されたものです。
市長が国民保護条例が市民生活に不可欠と考えていたなら、政策立案過程からの丁寧な情報提供や参加の保障が大事として市民参加型市政を目指している市長が提案するのですから、この市民との約束である公約と市民参加プログラムを活かした過程を経た後に議会に提案すべきでした。
 お互いが立場を越えて話し合っていく過程が必要なテーマだからこそ、そこに市民自治が育つ可能性もあったはずです。議案上程時の質疑で市長は「この条例は法定受託事務だから、市民参加プログラムの対象事業と捉えていない」との答弁もありました。かつて機関委任事務として、国等の強い指揮下におかれた事務は廃止されました。法的には市町村は、国や都道府県と対等・協力関係にあります。市長は、中央集権から地方分権へと移行した地方自治の本旨をどう理解されているのでしょうか。地方自治を推進するはずの市長公約の市民本位の政治とはいったい何を指すのかと、なんともやりきれない気持ちが残る議会でした。
*国民保護については、岐阜県多治見市では、条例提案する際には、市民に条例全文とパブリックコメントを募集し、そこで出された質問にも答えた後に議会提案という過程を経ています。法定受託事務とは、国が本来行う事務を市が行うものですが、法令に反しない限り、自治体の自主性・自立性は保障されています。当然、国は条例制定過程まで細かく指示していません。

2006年3月3日金曜日

明日から議会開会

 あっという間に三月議会を迎えました。 明日は市長の基本的施策の表明も予定されています。新聞報道では7月に行われる市長選に長友市長も出馬の意向との事でした。この議会は現市長が四年間を振り返りどのように総括し、これからの市政運営の方向性についてどう考えているかを問う市民にとっても大事な議会です。
私は今回の代表質問では、市長の公約への自己評価とこれからの市政運営についての基本的な考え方を中心に質問致します。質問日は3月9日の最後ではないかと予想していますが、確定ではありませんので議会事務局に事前に問い合わせ下さい。

日記3月2日 3月3日だるま市は元気派バザーの日


 3月3日午前11時から3時まで、年一度の元気派バザーが深大寺通り入り口の梅原さん宅の前をお借りして行います。私は議会、会メンバーはバザーです。様々な皆さんからの好意で品物も段々に集まり、事務所はバザー品で埋まっています。例年通りお花もかわいい鉢物を取りそろえました。深大寺のだるま市にお出かけのついでにお立ち寄りくださいませ。

2006年2月16日木曜日

今日は元気派学習会です。

 今日は雨模様、寒さも少し戻り元気派メンバーも風邪を引いたとの連絡もありました。私は花粉症が始まりましたが、今日は天候の影響で病状は出ず落ち着いています。足下の悪い日の夜の学習会は出席者が少ないのかナーと心配です。 様々な税制の見直しが、市民にとっては結果、増税が目白押しです。介護保険も3月議会で保険料見直しの審議があります。
改めて今の調布の福祉はどうなのか、地域で安心して暮らし続けるために私たちはどうあるべきか考えていきたいと思います。
本日午後7時より、文化会館たづくり302号室です。12月議会報告も致します。ご参加おまちしております。

2006年1月9日月曜日

あけましておめでとうございます

 今日は成人式でした。元気派も新しい気持ちで会報編集に励み、なんとかみみチャンネル51号が完成。あー良かった。早速ホームページ内に掲載、いち早く皆さんにお届けします。今回はなんとか処理できてデータも軽くほっとしています。しかし今回は日記をまとめて掲載する作業をした所、どういう訳か5~8月に9月~12月分が入ってしまい、5~8月分が行方不明です。
作業をやり直さないと、、。困ったな。暫くお待ち下さい。