2003年1月9日木曜日

2003年がスタートしました

あけましておめでとうございます。国内外で報道されるニュースは難しい課題ばかりです。人の心も苛立っていてゆとりのなさを感じるのは私ばかりではないはずです。こんな時こそ、一呼吸入れて、風評に流されることなく、私たち一人一人が理解し協力しあえる地域社会を作っていこうと思います。「私たちのまちのことは私たちで決めたい」これが自治の原点ではないでしょうか。

多様な価値観を持った市民代表がまちの暮らしぶりを決定していくのが議会です。12月議会では議員定数が30名から2名削減の28名に改正されました。調布市は毎回投票率が低い為に、政党や団体等の組織をバックにした代表が当選する傾向にあります。このような状況のなかでの定数削減は無所属の市民派代表を議会に送り出すことを更に困難にします。

私は無所属・市民派議員として、暮らしの視点を基本に置き、市民のためにより良い税金の使い方は何かを判断してきました。市民感覚から考えて疑問のある提案には理由を明確にし、はっきりと反対もしてきました。

私は市民の常識を貫く議員として、日々の地域活動を軸にしながら、市が市民参加や傍聴を公開している様々な審議会や検討委員会には殆ど参加し、生の声を市政に反映させる努力も重ねてきました。

政治不信を唱えることはたやすいですが難しい時代こそ、人々の暮らしぶりについて話し合いで合意形成を図りながら決める「政治」を機能させる努力が必要です。私はあきらめないで、自分たちのまちの未来を創っていくためにも8年間の活動を踏まえて今後も議員活動を続けていきたいと考えています。

市は市民に直接責任を負う自治体です。調布市の年間一千億円もの巨額なお金の使い道を具体的に決定していくのも議会です。議員の責任は重大です。私は年々複雑化する法改正を注視しながら、財政の健全化をはかるために今後も財政構造を分析しチェックしながら、自らのまちの将来に対し市民利益に叶った政策提案をしていきます。

これからも市民と市政の架け橋として、一人一人が平等に尊重され、安心して暮らせる調布のまちづくりをめざして尚一層の努力をしてまいります。今年もどうぞよろしくお願い致します。