2004年5月12日水曜日

環境保全審議会で下水道問題を審議

 今日は環境保全審議会が開催されました。主なテーマは下水処理問題です。調布市では合流式下水道を採用していますが、この処理では汚水も雨水も一緒に処理され河川に放流されていきます。そのために環境への負荷も大きく、河川の汚染も広がっています。
本来は下水処理を分流式へ変更するなどの抜本的対策が必要です。しかし膨大な財政負担になる事業のため、いかに河川を汚す物質を手前で改善処置して水質を浄化できるかという部分的な対応に頼らざるを得ません。またそのためのスクリーン設置工事も国からの補助金を活用することで、ようやく実施しつつあるのが現実です。

私たちの川を蘇らせるのは大事な行政の仕事です。難しいですが、将来を見通した市独自の環境行政の指針が必要なこと、同時に市民にも川の現状を伝え、情報を共有していくことで、財政状況が厳しいなかでも環境行政が手を打つ時期を逃すと取り返しがつかない事も理解してもらう為の方策も必要だと感じました。

明日13.14日と姉妹都市である長野県木島平村に議会として、四年に一度の友好訪問に出かけます。雨が降るか心配ですが、アスパラも旬のようです。
木島平山荘の今後など課題もあります。もう一度姉妹都市である木島平村の人と自然に触れ合うなかで、様々な課題について考えられたらと思っています。戻ったら、木島平の季節も画像でお届けします。
こうご期待(うまく写るかな?)です。がんばってみよう! みとこ