今日は公会計学会で親しくさせて頂いている名古屋の東邦学園大学の後先生が、東海市の『まちづくり指標』の策定過程と総合計画についてお話される事もあって、出かけてみました。
東海市の『まちづくり指標』は、公募25名を加え、総勢50名の市民参画推進委員会を2002年2月から立ち上げて、約生活課題100の項目について、市民3500人にアンケート調査を実施しながら最終的には、総合計画に反映されるものとしての提言として、アクションプランの策定まで行った経緯を聞きました。
気の遠くなるような作業を通して、生活実感のあるまちづくりへの成果指標を協働で創り上げ、そこに予算への反映についても検討されていったようです。一部だけの聞きかじりなので何とも言えませんが、自分たちのまちの具体的な目標を分かりやすい言葉で皆で考えていく事は、自治の基本。これからの私たちのまちづくりにも生かせそうなヒントが詰まったお話でした。