2004年7月30日金曜日

自治体財政分析講座を終えて

 3日間続いた研修会も29日で終了しました。28.29日の両日開催された「新しい自治体財政分析講座」には、遠くは札幌市からも参加されていました。少数精鋭?の研修会で冷や汗を流しながらバランスシート、コスト計算書とのにらめっこ。企業のバランスシートを使って、「夏と言えば、」の飲料メーカー二社の比較は特に興味深く、比較するとそれぞれの弱点や強みがよくわかりました。

 後半、自治体の財政指標を用いた比較も、バランスシートだけではわからない業績評価が、行政コスト計算書から読みとれることも理解できました。ふうふうしながら演習問題を解いての研修でした。あーしんどかった。自分のまちの決算審議にどう生かしていくのか、復習しながら、自分のまちの数字を読みとれるようにならないと。それにしても様々な財政分析ができるのもだと感心しつつも、議員が数字から見えてくる財政運営に政策提言も含め提言できるようになるには、日々研鑽が必要で難しい事ですね。

 研修会参加は、私にとっては行革が、将来を見据えた市民の幸福に結びついていくために、財政からもアプローチしたいとの思いからの一環ですが、研修会参加者からは、それぞれに自分のまちの政治がより良い方向に前進するように頑張っている情熱が感じられます。私も頑張らねば、そんなエネルギーを貰えるのも研修会の良さです。