2004年7月4日日曜日

新しい女性のネットワーク広がる。

 本日、文化会館たづくりで女性の新しいネットワークを考えるシンポジウムが開催されました。パネラーは、調布で活躍中の女性三人が登場しました。コーディネーターの日本女子大学教授の田中雅文さんから、社会貢献しながらビジネスを作っていくなどビジネスと市民活動のボーダレス時代になってきて私益と公益の融合が図られていく時代認識、また伝統的な地域連帯から進んできた今、新しい地域の繋がりをどのように作っていくかが地域の課題でもあるという問題提起もありました。
パネラーは、クッキングハウス(新しい福祉文化を創造する場としてカウンセリング付きレストラン等を運営)代表の松浦幸子さん
http://www.ne.jp/asahi/cookinghouse/1/


リン・MCグループ(葬送トータルサポート)代表の蓮井清子さん
 http://www.lin-mc.gr.jp 


おたすけママ(縫い物・家事・イベント企画代行)代表青山富美江さんhttp://otasukemama.at.infoseek.co.jp/


 3人に共通な点は、コミュニティーを大事にしてきたことや、ネットワークを広げてきた中での個々人の思いの深さです。それぞれに事業を興してきた過程では難しい課題があったと思いますが、係わった人たちとの人間関係を大事に紡いできた結果が形になったようにも感じました。

 私はパネラーの発言の中で、「競争ではなく、どんな時でも、その人の居場所を見つけたい、一緒に豊かに地域で暮らしていきたい。」という言葉に胸打たれました。私は、地域社会を未来あるものにしていくのは私たち自身だと常々思っています。地域で元気に活躍し、新しい価値を創造していく人に今日も出会えました。なんだか元気を沢山もらう事ができた、うれしい会でした。