2011年9月8日木曜日

今日から一般質問が始まります

 6日議会初日に松葉杖になって初めて長時間の移動をしたので、緊張して力が入っていたせいか疲れが出て休会日の7日は午前中は足を高くして休んでいました。午後からすこしずつ蘇り、資料の整理を始めましたが、資料を手に持って移動することが難しい中、ベッドにしている周辺に資料が散乱、パソコンで作業するに至るまで随分時間を費やしてしまいました。落ち着いてパソコンに向かった時、気が付けば日付変更線を越えていました。

6日議会初日は議案上程等で午前中に閉会。午後からは介護者の声を聞く会に参加。多くの体験された方の生の声を聞き、毎日続く介護の大変さで心身共に疲労された実態。大変な毎日だったが、看取った母のことを思うともっと優しくできなかったか、やることはなかったのかと悔いが残ったという切ない発言に会場から、「十分頑張ったのだからお母さんは幸せだったはず。自分を責めないで」という声も聞かれました。自分の時間を持つことの不自由さ、介護の事が24時間頭の中から消えないと言う声等々。
この問題は誰にも起きる事で、家族だけで背負うにはあまりに重い課題です。
まず話す場、聞く場が必要だと痛感しました。市でも高齢者総合計画の中に介護者の問題について提言していく予定ですが、看る側、看られる側の実態を踏まえ、行政ができること、地域が出来ることについてきめ細かく分析しソフト・ハード面から政策を組み立てて行く必要があります。
この会は、総合福祉センターで開催されました。通常なら役所から5分ほどで行ける場所ですが、松葉杖で行くと20分近くかかってしまい汗だくでした。それでも福祉センターが役所からも近く駅周辺にある事は障がい者の方にとって必須条件と今後の存続を訴えてきた経緯がありますが、確かにそうだと実感できる体験でもありました。
会終了後、役所に戻り仕事をしていましたが、出席者で知人の方が心配して役所に来て、自宅まで車で送っていきますとの連絡が入りました。うれしく、ありがたく受け入れ帰宅しました。

会場では、9月17日に開催される「NO!寝たきりデー2011 社会的インフラとしての介護とは」の案内のチラシも配布されていました。昨年は参加し多くを学んだ会ですが、都心の地下鉄で移動しながら行く場所なので、残念ながら今年は参加できません。地域における在宅医療のあり方については、調布医師会の西田先生のお話も聴けます。介護の社会化について利用者市民の立場から考え、政策提言もするイベントです。ご興味ある方は上記のNO!寝たきりデーを検索下さい。