2015年7月28日火曜日

富士見町一丁目で遭ってはならない墜落事故が

  墜落事故でお亡くなりになられた方のご冥福と負傷した方の回復を心よりお祈り申し上げます。

7月25.26日の両日にかけて法政大学市ヶ谷キャンパスで開催された「市民と議員の条例づくり交流会議2015・議会改革の10年これまでとこれから 市民の視点・議員の論点」に参加、26日の全体会第一部終了後の休憩時間に携帯電話を確認したところ、議会事務局からの「富士見町1丁目にセスナ機が墜落し住宅が炎上中...」との一報を知りました。すぐにインターネットニュースを確認すると悲惨な現場の様子が目に飛び込んできました。急ぎ知りうる富士見町の友人に連絡。その後、27日午後3時より幹事長会議開催との連絡を受け、会終了後に共に会に出席していた二宮議員と共に、詳しい状況を聞くべく議会事務局に。
翌26日開催された幹事長会議では、墜落事故に関する行政からの報告を受けて、会議では様々な意見が出されました。最終的に、議会として、交通不便地域である離島航空便確保のために飛行場存続を受け入れてきましたが、市民の生命が奪われるという事態が起きたことに抗議し、都知事に対し原因究明と、都と調布市の協定書、覚書の順守、徹底した再発防止策を行い、地域住民の安全安心な生活環境を確保することや、被害に遭われた方への支援、そして適切な対策が行われるまで、自家用機の離着陸の禁止等を要請することを確認しました。 幹事長会議を受け、議会としてマスコミ宛てに議長コメントを発表、調布市ホームページにも掲載されています。
 私は平成7年から議員として活動してきました。振り返ってみると平成8年に都と協定書等締結していますが、当時、市として飛行場を恒久的に受け入れるか様々な議論がありました。私も特別委員会の委員として加わり、何とか飛行場移転できないものかと議論する中で、離島の皆様の病気等の際に航空便は欠かせないなどのやりとりや陳情もあり、様々な議論の末に協定書を締結、今に至っていますが、住宅密集地に飛行場があることが、いかに危険なことか改めて痛感しました。6月議会では横田基地へのオスプレイ配備撤回を求める意見書に賛成しましたが、様々な地域で日々危険に晒されている住民がいることを肝に銘じて、調布飛行場等対策特別委員会委員として、この問題に向かい合っていかなければと強く思っています。