1998年12月28日月曜日

日米女性フォーラムに参加して

夏に、日米女性フォーラムに選挙の事例報告をしましたが、主催した市川房枝記念会が編集したビデオができました。もちろん購入します。私の娘も参加、彼女が発言している場面もあります。 同じ分科会のパネリストだった参加したミズリー州議員が、私の活動が非常に自分のやり方に似ていると驚いていました。米国では、自分たちの政策を最終的に立法化し実行するというプロセスを経ています。このことは、私も含め、まだ日本の議員がチェック機能を果たすことは努力していますが、議会は政策立案し立法化する場でもあることの認識の薄さと、努力不足・さらに言えば力不足が一因でもあります。
今後の課題として、条例提案への努力があります。 私の課題としては「男女共同参画条例」の制定を、進めることを考えています。世界の半分の性である女性が政策決定の場への参画度は極めて低いです。 例えば、県議会で、女性ゼロ県は、10県。(岩手・秋田・富山・新潟・島根・鳥取・愛媛・徳島・長崎・大分)。1名が15県。2名が、12県。46都道府県の過半数が0~2に当てはまるとは、驚きですね。調布市は、30人中8人が女性議員です。 実は全国ランキング上位市なのです。フォーラムで同じ分科会に出席した鹿児島県加世田市議の平神純子さんは、 「鹿児島県下の女性議員を100人にする会」代表をしていますが、会のメンバーと女性議員マップを作成しました。(市川房枝政治参画セミナーの仲間です) 98年「第一回女性連帯基金エンパワーメント奨励賞」を受賞したこの地図を見ると山間部や過疎地は低く、都市部は、一人現れると連鎖的に増えていくようです。
私が縁あって入会している「女性を議会に-ネットワークあいち・ぎふ・みえ」の友人達も約60人会員が春の統一地方選に立候補予定です。親友も初挑戦します。 この会の関係から、愛知の某テレビ局が一月に「無所属議員に何ができるか?」とうテーマで私達の会の取材を予定しています。みんながんばろう。