2009年9月25日金曜日

調布市敬老会

 議会が18日に閉会、21日は敬老会でした。現在調布市民は220,747人。そのうち65歳以上の方が40,979人。うち75歳以上は18,498人と人口比では、8.38%となります。
ちなみに100歳以上の方は46名(男性5名、女性41名)。全国平均では、75歳以上は10.69%と、まだ低い所にありますが、いずれ少子高齢化は避けられない時代になりました。
先日、私は調布市高齢者福祉推進協議会・介護保険部会を傍聴しました。要介護認定の見直しに係る経過措置、介護予防についてが主な議題でした。
 介護予防とは、介護が必要にならないように心身の衰えを予防・回復しようという仕組みです。市でもこの事業に取り組んでいますが、そもそも対象者をどのように見つけていくかが難しいという話も出ていました。体操、口腔ケア、料理など様々な取り組みもあるようです。
私がこれまで取材等通して感じるのは、何より身近な場所で知り合いが居て、おしゃべりしたり会食したり、自分らしく生き生き活動できる場所を数多く提供することこそ大事だと思います。誰もが自分の暮らし慣れた地域に、ずっと住み続けたいと思っています。この願いをサポートするには、行政の力だけでは解決できません。市民が場と人材を提供していくことも、これからは必要になってくるでしょう。市民と行政の協働作業が必要な分野です。
敬老会のアトラクションは歌手の大月みや子さんの歌謡ショーでした。
地域で歌を歌ったり生き生き活動できる場づくり、介護予防という視点からも大事な施策として考えてゆかなければと再認識する一日となりました。