2003年7月25日金曜日

みみチャンネル41号配布します。

6月議会も終了しました。すでにホームページには41号を掲載しましたが、ようやく会報を配布する準備が整いました。郵送する分もありますが、より多くの市民の方に市政を知って欲しいと各地域に住む元気派の仲間が市民の方に会報を手配りしています。まだまだ部数も少なく市内全域に広がっているわけではありませんが、1994年秋から会報を発行し始め、すでに9年を経過しています。その時から変わりなく雨の日も風の日も会報を配布してくれる友人達に頭が下がります。

「市民が主役のまちづくりを目指して、、」この言葉をキーワードに市民参加・情報公開を訴え、夢中で今まで活動してきました。会報を振り返ってみると、私たちの思いが文面に溢れています。あれからわがまちはどう変わってきただろうか、私たちはどう変わってきたのか、時々立ち止まって考える時があります。私は「市民自治への更なる一歩を」と願っていますが、私たち自身が試される時代を迎えているとひしひしと感じています。どんな問題も人任せにしないで、自ら判断し責任を持って発言していくためには、不断の努力が必要だと痛感するこの頃です。夏は連続して所属している学会の大会が開催されます。これからの自治体経営に必要な視点は何かを学ぶ夏にしたいと思っています。

ところで、6月議会では住基ネットの本格稼働に向けての条例と補正予算が提案されました。私は、個人情報は基本的人権にかかわる大事な問題だと認識しています。残念ながら、市民は行政にある自分の情報をコントロールする権利を持っていません。だとすれば住基ネット問題については、市は最後まで市民の側に立ち、住基ネット参加への是非、また市民側の住基ネット稼働への不安の代弁を国に問題提起するのが自治体の責務ではなかったでしょうか。私は多くの疑問を抱えた住基ネットの本格稼働に向けた住基ネット関連条例と補正予算の提案に対し、唯一人反対しました。それぞれの議案に反対討論をしていますので、詳しくは「市議会レポート」をご覧下さい。

議会の新しい動きとして、以前日誌でも書きましたが、議会改革を話し合う「議会改革協議会」が7月29日に開催されます。各会派から出された改革案を整理し、優先課題から検討していく予定です。日誌でも審議過程をお伝えしますが、元気派市民の会では、市民に開かれた議会として機能するための改革、言論の府である議会が審議機関としてより機能するための改革を中心に議会改革への提案を作成しました。協議会へ提出した改革案をホームページの「議会運営、議会活動に関する提案」に掲載しました。皆さんのご意見をお持ちしております。今日は夕方から雨でした。長い梅雨で寒い日も多く、野菜の収穫にも影響が出ています。風邪を引いている方も多いようです。健康管理が難しい時期、ホームページをお読み頂いた皆さん、どうかご自愛下さいませ。