2004年12月7日火曜日

議会開会します。

 今日から17日まで議会です。議会初日の本日は議案の上程があります。私は国領北口に開設する調布市民プラザあくろすの条例について質疑します。利用料金が文化会館たづくりと同様になっていますが、市民活動の拠点としての料金設定の仕方はどうあるべきか、委員会付託前に問題提起します。9時に開会です。是非傍聴を。

2004年12月1日水曜日

 サイトリニューアル

 お待たせしました。ようやく日記が書ける状況になりました。新しいホームページをこれから手探りで作成していきます。長い?と少し不評だった日記、これは日記として、日々考えている事や傍聴した時の感想はコラムにと分けて書いてみたいと思っています。新しいホームページをよろしくお願いします。

2004年11月3日水曜日

「文化の日」に思う。  政府は誰のために働くのか

台風23号の被害か ら中越地震と、日本が改めて火山国だったことを思い出します。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に心から お見舞い申し上げたいと思います。イラクでの日本人人質処刑という最悪の事態、今日はアメリカ大統領選の結果が出ます。毎日のように歴史が動いているのを 肌で感じつつ、世界中至る所で、今だ争いが続き多くの難民を生み出してます。人類は進歩してきたといえるのか考え込んでしまいます。
私は今回の震災から、いまさらながら日本がテロや他国からの攻 撃以前に地震という途方もない脅威を常に抱えているんだと再認識させられました。戦乱の中で、難民という言葉が生まれるように思いがちですが、天災でも同 様な事態が起きることに唖然とし、国家とは何か改めて考えさせられました。有事立法についてはあれほど急いだ政府が、災害時の対応は、阪神淡路地震の教訓 は、どこに生かされたのか疑問を持たざる得ないほど頼りなく、被災後のストレス等による死亡報道を見るとやりきれなさで一杯になります。

政府はまず国民の幸せのための政策決定し行動することが 第一義。私たち国民が天災に遭った時、速やかに決断して対処すべき存在です。 個々人ではできない安全安心のために安全綱をつくってもらえるように、国民 は納税して、その仕事を政府に委任していると思うのです。国民が求めている優先順位と政府が考える順位が異なっては困ります。誰のために仕事をすべきかを 忘れない、信頼される政府であって欲しいと願うのは、私一人ではないはずです。
調布市では中越地震の被災地に職員、また議員からもボランティ アで現地に行って活動しています。各自治体の動きは国民の気持ちの上でも救いになっている気がします。互いに相手の立場に立って協力しあえる地域コミュニ ティーや相互扶助の精神は日頃から培っていきたいものです。
下の写真は深大寺東町に開設された市民が運営する市民の活動拠 点、「であい・ふれあい・支えあい野ヶ谷の郷」です。空き店舗を利用しての交流施設です。 多目的スペースと料理場、展示ギャラリーや市内の障害者作業所 で作られた製品の展示即売コーナー、貸し切りも可能な6畳の和室もあります。日頃から地域の人の交流が万一の時、何よりの力になります。これは、うれしい ニュースです。

今、まちで優先すべき事は

?わがまちに振り返ってみれば、今回の台風で図書館の雨漏 りで本が駄目になってしまったなどの報告も聞いています。壁のひび割れなどが原因のようですが、公共施設は、市民が利用するためのものです。常に快適に利 用できるように計画的に、改修工事がされてきていなかったか疑問が湧いてきます。
震災に対して行政が 備えるべきは公共施設の安全確保であり、トイレ等の設備のバリアフリー化でもあります。調布市は学校体育館の床がコンクリートのままで、ゴムを薄く載せた ような状態の施設もあります。トイレに関しては以前から、PTA連合会からも改善要望が出されています。学校施設、地域福祉センター等も老朽化してきてい ます。マンション住まいの多い調布市民が、震災があったときの避難場所と、トイレの確保は急務です。
調布市では公共施設の再配置が行財政改革プランに掲げられてい ますが、私は公共施設が安全に使用できる状態の確認と、改善すべき施設改修に早急に着手できるよう予算に反映する作業に入ることが急務だと考えています。 限られた財源の中で市民の安全安心のために行政は何を優先して実行していくか、国も地方もよく考えて判断していくことが求められます。

今日は文化会館たづくり等で文化祭が行われています。沢山の市民が日頃研鑽してきた活動を発表しています。調布に暮らす人たちがこのまちでいつまでも安心して暮らし続けるために今何が大事かしっかり考えていきたい、そんな思いを新たにした文化の日でした

2004年10月19日火曜日

台風と共に視察へ 豊田市・瀬戸市・姫路市。

  大型台風が近づいているという報道を聞きながら、西を目指して、総務委員会の行政視察に本日19日から3日間、三市 に出かけます。まず人事評価システムについて豊田市へ、このテーマは調布市でも人材育成基本方針を策定したばかりの中で先進市である豊田市で学ぶという趣 旨です。企業都市でもある豊田市がどのような理念に基づいて行われているのか興味深く思っています。瀬戸市では行政経営についてです。調布市では行政経営 会議を始めるなど経営の視点からの動きが始まったばかりですが、瀬戸市では平成12年からニューパブリックマネージメント理論に基づいて取り組んできてい ます。なかなか難しいテーマですが考え方のエッセンスやトップマネージメントを指揮することはどういう事なのか等、実際に運営されている方の声を聞いてき ます。姫路市では行政評価システムについて学んできます。今手元にある資料を見ると、調布市が導入しつつあるシステムに類似した考え方方法論を採用してい ます。それぞれの課題も含め生の声を聞き、今後に生かしていくつもりです。台風の心配はありますが、施設見学ではなく実際にテーマに携わっている方にお会 いしての視察です。生きた視察にあるように張り切って出かけます。

木島平フェスタin調布・消費者まつり・文化祭・まちなかアート展
10月16.17日と市内で行われている様々な行事に参加しま した。木島平フェスタでは、心待ちにしていた私の大好きな鬼島太鼓を聴くことができました。「小さな村の大きな太鼓」、このグループは2001年には 「オールジャパン太鼓コンテスト」で最優秀賞、昨年は「東京国際和太鼓コンテスト」で最優秀賞、来年にはヨーロッパで有名なWILTZ音楽祭から招聘を受 け演奏する予定だそうです。今回は小学校6年中心メンバーでの演奏でしたがその迫力はすごいものがありました。来年もきてくれるのではと期待しています。 是非是非、お聴きください。魂が揺さぶられる、そんな感覚になります。また木島平村出身の日本昔話の常田富士男さんと共に村に残る伝説を形に残そうと村と 近隣の有志が演劇活動をされている「農民芸術ふう太の杜」による創作劇の「国王塚」も観劇しました。この日強く思ったのは、「文化ってこういうことか」で す。姉妹関係を結んでいる木島平村の別な一面を再認識しました。

文化会館たづくりで は消費者まつり、文化祭が開催中でした。私には消費者まつりは特別な思いがあります。この第一回の開催にかかわってきた経緯があります。その時は調布市民 フォーラムという団体からの参加でしたが、生協の役員時代には消費者だよりの委員もしていました。その頃からずっと活動している方がいるのには頭が下がり ます。今回はごみ問題を取り上げたコーナーでの展示が興味深かったのでメモしてきました。
資源処理をするのに もお金がかかります。買う際には一考して必要なものを購入しましょうという内容でした。燃やすごみが1kgで38.3円、びん100g7.7円、2Lペッ トボトル223円、不燃ゴミ1kg140.6円、スチール缶50g9.5円、古紙・布1kg12.3円です。ちなみにごみ有料化で一ヶ月間で275台分の ごみが減らせたそうです。ちょうど調布駅から西調布駅までの1.5kmの長さに匹敵するとの事。こういう説明はわかりやすいですね。
気になった他の展示ではおもちゃの病院、病に倒れたおもちゃが蘇ります。イベントだけでなく常時、或いは定期的に開催して欲しいものです。三鷹市では消費者センターで月二回開設されているそうです。
リサイクル品を利用した工作コーナーでは、石を用いた万年カレンダーの制作もありました。なかなかのアイディアに感心しました。

  たづくりでは演劇祭、いけばな展が催されていました。2階ギャ ラリーでは花の香りで一杯です。様々な流派の競演です。新しい時代感覚をとりいれた創造的な作品も多く見受けられましたが、ホトトギスと菊など古来からの 素材を利用した作品もあり、素朴でも精神性を感じさせる雰囲気のものも展示されていて、心が洗われるような感覚で楽しませてもらいました。建物から出ると 広場ではテントが張られにぎやかでした。写真に載せたのはサウディアラビア友好の協会です。ワールドサッカーでの交流が一過性に終わることなく遠くの国に 思いをはせて平和を願う気持ちにもなりました。

 まちなかアート展は5年前から旧甲州街道をギャラリーにして、調布が表情豊かで魅力ある街になることを願って10月 17日より11月7日まで開催されているものです。17日は、オープニングセレモニーが、ちょうふだぞう前で開催されていました。調布駅前の西友から先で 布田駅の少し先までの各商店と、一部調布銀座、パルコにも作品が展示されています。また南蛮屋地下一階のギャラリー樹にはまとまった作品が同様に展示され ています。お買い物ついでに、またぶらぶら調布のまち再発見の小さな旅・まちなか散歩に出かけてみませんか。

2004年10月15日金曜日

会報46号をホームページにアップしました。

昨日は子どもの母校、神代中学校の体育祭に行きました。 かつてマスコットという各ブロックが作成した絵が飾られたりした風景は消えて、少し寂しい気がしました。学校ではこどもたちの楽しみにしていた行事へかけ る時間の余裕もなくなってきています。力を合わせて作り上げていく事など、いわゆる学習からは学べない大事な事を会得できる場も奪っている余裕のなさに気 が重くなります。
午後からは応援合戦 がありました。私にも中学生の生き生きしたエネルギーが伝わってきて、少しほっとしたりもしました。力一杯走り抜ける子ども達の顔を見ると、大人が子ども を思うことは、本当はどういうことなのかな、もっと真剣に考えなくては、そんな事をしきりに考えながら帰ってきました。
みみチャンネル46号には、「子どもは大人社会の鏡、もう一度考えたい、こどもたちのこと。」と題して座談会を11月28日に行うお誘いを載せてあります。ご一緒に日頃感じていることを話しませんか

2004年9月30日木曜日

議会閉会し、会報編集いよいよ始まる。

一人会派、一人会派と言うけれど、、、
 気がつけば、もう10月になります。長い間のご無沙汰でした。議会では市議会レポートをごらんいただければ、厳しい問題が多かった事が分かっていただけるかと思います。考えさせられる案件も多く悩み抜いた議会でした。
また議会議会終了直後、27日に開催された開かれた市議会を目指すための議会改革協議会では、一人会派が議案説明を一人で聞くのは非効率だから控え室ごとにすべき、との提案などが出され考えさせられました。現在の行政の議会への基本姿勢はどの会派にも平等に情報提供する点にあります。
 私にとっては歓迎すべき方針だと思っています。しかしこういった動きを効率的でないとする会派も多いようです。9月議会前の現状では同じ控え室にいる一人会派の方は、以前会派を組んでいた会派と2人会派の方と8名で説明を聞いていたようです。そうなると、私は党を名乗っている会派と合同で説明を受けるのかという事になりますが、無党派の私が政治信条の異なる会派と合同にという事は無理があります。

 協議会では、様々な意見が出されましたが一度行政が説明会を行い、議員は任意にその場に出席して質問等がある場合は個別に行う事を一度試行してはどうかという案が出され、、行政に議会からの提案となるので、どんな形で実現されるかわかりませんが了承されました。次回予定の会議では、一人会派は調査研究費を支給する名目上の会派で議会運営での会派とは認めない、或いは今、各会派1人となっている委員会の割り当て方法を廃止するなど実質、議会として一人会派を認めない方向の提案の審議が続きます。(詳しくは市議会レポートに各会派から提案された 議会運営等改善に関する提案 をごらんください。)
現在調布市議会では、選挙では無所属で立候補された方も党会派に所属した方が大半で28名中、24名になります。残り4名は党員の方と他一名で組まれた2人会派、団体代表の一人会派、そして大河です。
地域ではむしろ党に属さない無党派市民が多いのが現状で、暮らしの中からの声を出していく責任が私にはあります。人口増の中で議員定数が30名から28名へと2名削減された今、むしろ一人一人の議員の責任は今まで以上に重くなったはず。小学校では30人学級が求められている時、21万人に近いまちで28人しかいない代表者が集まっている議会は言論の府として議論の活性化を図っていく改革こそが求められるのではないかと思うこのごろです。
元気の糧は、先輩からこどもたちからの生き生きエネルギー
9.10月は行事も多い月、編集に追われながらも、9月20日には敬老会、25日には布田憩いの家わくわく広場まつりに今年もおじゃましました。調布市には90歳以上の方が1000人余お住まいです。100歳以上の方は20名(女性が19名)、65歳以上の方が34000人余です。いつもの敬老会ではグリーンホール大ホールで90歳以上の方を舞台でインタビューをしたりするコーナーがありますが、対象者が大勢になり今年90歳の方に限定されてきました。今年は介護予防検診もグリーンホール小ホールで併せて開設されていましたが好評でした。高齢化社会到来を実感させる一日でした。

              会場の90歳以上の方の受付
                会場での90歳以上の方の受付

 布田憩いの家では昨年以上の参加者で座る場所が無いほどでした。90歳になった女性が元気に三味線を演奏されていました。「すごい」です。紙テープも舞飛びそのエネルギーにはたじたじでした。布田小学校合唱クラブの歌声もすばらしく、こんな形で日頃から子ども達と接することができれば、どんなにか地域は和やかな雰囲気になるのかとしんみりもしました。最後にこどもたちと「故郷」を一緒に歌う高齢者の方の雰囲気は温かく、でも私が子どもの頃、「お年寄り」と呼んでいた方達から比べると、数段元気で若々しく生き生きしていました。
一緒に居ると、なんだか私が勇気づけられ元気を与えてもらい励まされたような気持ちになってきました。一人一人の顔の見える場で、いつも考えている「このまちで安心して暮らせるように、このまちだから暮らし続けたいと言われるまちにしたいな」そんな思いが実感を持って、明日からの自分自身の仕事の大事さも噛みしめつつ帰ってきました。 みなさんありがとう。


                 元気に演奏するお二人
                 元気に演奏される女性お二人


 9月16日  総務委員会審査、3日目を迎える。

13日に一般質問を終えて、14日から総務委員会審査に入っています。総務委員会は歳入全般と議会費、総務費が所管です。調布市議会では、委員会は同日開催なので他の委員会の様子は分かりません。最終日には決算全体の討論がありますので、委員会終了次第に他の委員会の審議内容を確かめる作業が待っています。最終日は22日です。委員会審査は17日には全部終了するのではと思っていますので、僅かな時間を工夫して勉強しなければなりません。私の所属する総務委員会は本日が山場です。午前10時より審議が始まります。 委員会審議は一問一答なので審議内容も具体的で分かりやすいと思います。 いまや控え室は資料の山です。大河は毎晩この山のような資料と格闘しながら、やや寝不足で委員会審査に臨んでいます。 ご都合のつく方は委員会も是非傍聴くださいませ。さあ、出かけよう。


 9月12日 調布っ子夢会議2004~Install me?
“インターネットと中学生”~

9月11日土曜日、午後から文化会館たづくり12階大会議場で、上記テーマで調布市内の公立中学生25名の中学生委員のグループ発表と全体討議を傍聴しました。グループ発表のテーマは「ネットコミュニケーション」、「インターネットの有害・危険な環境」、「デジタルデバイト(情報格差)」、「インターネットを安全に利用するには~大人に求めること~」でした。以前に日記でインターネットのお作法を子どもに伝えるにはといった講演会でのさわりを書きました。覚えていますか。ここでの発表を聞いていると「私たちは生まれた時から情報化社会に居る」と話すこどもたちの目線での語られた発言は説得力があり感心したり、反省したりして聞かせてもらいました。そこで出されたメッセージを少しだけお伝えします。

「大人って、子どもに親だからという前に、自分は大人だからといってインターネットの事をよく知らないでいろいろ言ってきても説得力がない。もっと勉強して欲しい、そうでないと話にならない」

「子どもだけでは被害から身が守れない、ただパソコンに触れるだけではだめだと思う。大人が子どもに使い方を聞く人がいるが、自分がまず覚えてから子どもに使わせるべきでは。大人もしっかり学ぶべきで、学ぶ場も必要」
「子どもからすれば皆、持っている理屈になるが、親の心配も分かる。自分の子どもの状況を見て判断するのも親の愛情、束縛するのが愛情でもない、信頼するのも愛情ではないか」
「買う買わないという事もあるが、その後の勉強として、学校にももっと学習をさせて欲しい。総合学習の時間にパソコン関連の授業をもっと入れて欲しい」
「家にはパソコンはない、皆親が知らないと言うが子や親だからといって知らなくても良いのではないか、そんな仕切はいらないのでは。便利なものを使いすぎて人と人としての関わりを忘れないで欲しい」
まだまだ書ききれないほど多くの意見が出されました。こどもたちはしっかりと大人を見ていています。そして真実を知りたがっている一面もかいま見た気がします。メールの良さや欠点についても出し合っていました。なんだか一人一人ともっと様々なテーマで話してみたいと思ったのは会場にいた私だけでは無いはず。多くの大人の傍聴者に囲まれてどきどきしたでしょうに、皆真剣に堂々と発言していた姿に感動しました。まっすぐ前をみて育っている調布っ子に拍手。彼らの未来を預かっている大人として責任は重い、私も頑張らねばと感じて帰ってきました。

2004年9月9日木曜日

一般質問本日より始まる!

昨日は一般質問準備日のため休会でした。7日の議案上程時、私以外の議員からも、ゆうあい福祉公社に関しては様々な角度から質疑されました。委員会審議は14日から始まります。関心のある方は傍聴くださいませ。私は一般質問の質問要旨は出しましたが、まだ最終的な読み原稿は完成していません。また14日から始まる決算委員会のための準備も始めなければなりませんが、それぞれ膨大な資料を調べる作業を平行して行っていかなければなりません。高い山に登る前に頂上を見るとため息が出ますが、一歩一歩踏みしめていけば様々な気づきもあり審議する視点も定まってきます。今日から3日間は一般質問です。調布のまちが抱えている問題について、各議員がそれぞれの視点からの問題提起、提案など活発なやりとりが始まる大事な3日間がまもなくスタートします。

   ~元気の素は、心まで温まる食事から~

日は用事を済ませたりする間をぬって、久しぶりに「おいしいね」から元気になる場、そして安心して食べられる 家庭料理のレストラン第二クッキングハウス(7月4日・日記にクッキングハウス代表松浦さんのお話を少し掲載しています)でランチを食べました。7日のお昼のメニューは、玄米ご飯にささがき牛蒡のみそ汁、豆腐の白あえ、大根のぬか漬け、切り干し大根の煮物、鰺のそうめん添え、デザートは梅酒寒天(ヨーグルト、コーヒーなども選べますが、私は寒天派です)、このボリュームで1000円です。時々疲れたと思った時に食事に行きます。するとお腹も心もほっとして、気持ちがゆったりとして肩の力が抜けて自然に元気が蘇ってきます。自分の住む町にほっとできるスペースがあちこちにあるって素敵ですね。今日からの議会で頑張ろうという元気をもらいました。今回はしっかりと携帯でランチメニューを撮影してきましたのでご覧ください。美味しそうに写りました。もちろん美味しいのです。(デザートは食べてしまったのでお皿のみです。ごめんなさい)

2004年9月7日火曜日

平成16年度第三回調布市議会定例会開会

  今日から9月議会がスタートします。私は本日初日に行われる平成16年度補正予算の上程時に質疑をします。この補正予算には、ゆうあい福祉公社への運営費補助金2450万円余と新選組子ども作品コンクール750万円余が計上されています。ゆうあい福祉公社の運営費補助金とは、公社が賃金の不払いに対して労働基準局より是正勧告を7月28日に受けたために、総額約3200万円のうち、2450万円の割り増し賃金として過去2年間分を支払うことになったために、ゆうあい福祉公社から市へ財政支援を求めたゆうあい公社の理事会決定を受けて、市が今回補正予算で対応するものです。そもそもゆうあい福祉公社は3億円の基本財産を持つ独立した法人です。私は、公社は自らの経営責任は内部努力によって自ら解決すべきと考えます。議会に今まで提出された決算資料からも、支払わなければならない金額は、公社内部で機関決定すれば、内部努力で賄えるものと捉えています。公社の違反行為を安易に税金という公金の導入ですぐに解決することが、本当に公社の今後にとって良いのかじっくり考えてみる必要があるとの認識に立っています。

新選組こども作品コンクールは、市内公私立の小中学生にちょうふ新選組フェスタの入場引換券を配布して、11月までに個別に休日など利用して入場してもらい、作文、絵、習字などの作品を各自提出してもらい作品展を開くそうです。その際の入場料として750万円を見積もっているようです。当初60万人の入場者を見込んでいた新選組フェスタも、今の時点で約10万人の入場者と聞いています。入場料の収入で経費を見積もっていた事業計画からすれば、11月末で終了するフェスタが集客に知恵を絞っていかないと、このままいけば大幅な赤字になることは容易に想像できます。しかし、では子どもたちに税金で見てもらうために教育費として計上する緊急性があるかは別問題ではないでしょうか。佐世保の事件、ロシアに起きている悲惨な状況など子どもに今、大人が伝えたいメッセージはなにより命の尊さを伝えることだと思います。

それぞれに私なりの主張と疑問を、今日開会される議会の上程時に質疑します。補正予算は具体的な審議は各委員会に付託され慎重審議されます。今日から22日まで決算委員会が開会します。市民が行政に託した貴重な税金が市民のためにより有効に使われたか、私なりにしっかりと検証し、評価し、改善すべき点は提案していきたいと思っています。今議会では一般質問は18名の議員が行います。私は最後の質問者になっています。予定は13日です。この日記を読まれた方で、お時間の都合のつく方は、是非傍聴ください。市議会レポートに各日程も掲載しました。議会事務局(81-7291)に予め時間を確認の上、本会議、一般質問、委員会審議など様々な場面の審議が傍聴可能です。前回より資料の貸し出しも行われています。まだケーブルテレビ、FMでの放送もなく申し訳なく思いますが、二階ロビーのテレビでも本会議は放映されます。市役所に用事がある方、市民相談側のモニターテレビにもご注目くださいませ

2004年8月31日火曜日

調布駅南口広場でのイベントは、10年後の広場完成まで「さようなら」。

   いよいよ京王線地下化工事に入るため、調布駅南口広場で開催できる休日最後の催しとして29日には調布よさこいが開催されました。私は午後から調布まちづくり市民フォーラム主催の「住民自治基本条例」学習会に出席した後に南口広場に行ったのですが、残念ながら野外ステージでのよさこいの舞台は台風の影響で早めに終了していました。下に載せた二枚の写真は南口広場のお店が並んだ風景と、大型トラックの画面に出されている「調布よさこい」の案内と南口広場へのメッセージです。「ありがとう南口広場」この言葉を読みながら、私自身も同じように南口広場に心からお礼を言いつつも寂しさも実感しています。

 もう15年ほど前でしょうか、当時南口の中央公民館で南アフリカの人種差別政策に反対するアパルトヘイト・ノン国際美術展が開催されました。広場には大型トラック「ユリアペンペル号」が赤い風船のような気球つけて広場中央に展示の形で駐車されました。私は実行委員としてオープニングの司会、花やさんなどをしたのが南口広場での行事へ主催者側として参加した最初だった気がします。

それから消費者まつり、ボランティアまつりなど様々な場で関わったり、南口広場を利用する市民としても商工まつりなど様々なイベントや、活動の場の発表を見たり、文字通り市民同士が気軽に出会い、語りあえる場として希有な存在の南口広場でした。沢山の思い出、ここで学んだ事が走馬燈のように浮かんできます。自分を成長させてくれた場でもあったこの広場が、10年後には新たな市民のふれあいの場として生まれ変わって親しまれるようになるでしょう。ここで生まれた市民の力、エネルギーを絶やすことなく10年後の新しい広場完成までこどもたちに繋いでいけるようにしたいものですね。今後は市役所前広場、仙川駅広場などが代替え的に利用されます。
           
  雨に煙る調布駅南口広場                 ありがとう南口広場のスクリーン

~みんなでつくろう調布の憲法~

  
  たづくり映像シアターでは調布まちづくり市民フォーラム主催の「みんなでつくろう調布の憲法」と題して住民自治基本条例の学習会が開かれました。講師は国際基督教大学の西尾隆教授、自治基本条例をつくるみたか市民の会のメンバーとしての体験も交えた自治基本条例とは何かについての講演でした。市の憲法といわれる所以は、憲法に「信託」があるように自治体は市民の「信託」により成り立つ政府であることを明示する基本法をつくることでもあります。まだこの条例はわずかな市町村でしか制定されていません。調布市でも条例制定に向けて動き出しました。 市民にとって自治の基本となる条例です。三鷹市では、様々な計画への多くの市民参加を経た後に自治基本条例をつくるみたかの会が生まれた歴史があります。   
  
 調布市では市民参加プログラムという市民参加を促す仕組みを作り上げつつあります。行革断行として多くの事業を見直す時、市民の参加を得ながら自治を作り上げていく過程こそ重要だと思います。調布市として市民主権を説くバイブルをどのような認識を持って、総合計画実施計画などの政策制度とも繋がって考えていくかが問われます。形だけで終わってしまう条例を作っても意味が無いからです。条例策定は私たちが市民自治とは何と考えているのか、自治体政府として法整備に着手するという大きな仕事に向かっていることを自覚すべきだと思います。立法する立場である議員、私自身にとっても大きな課題です。拙速に形だけ追うのではなく、自治の原点を見つめながら取り組んでいきたいと講演を聴きながら再認識しました。

2004年8月25日水曜日

今夜7時、深大寺地域センターで議会報告会を開催します。

  23日には総務委員会(継続中の陳情審査、二件とも継続)、そして特別委員会(報告事項中心)が開催されました。昨日は教育委員会定例会を傍聴しました。調布中の吹奏楽部が都大会で金賞を受賞したとの報告事項がありました。私も中学、高校、大学一年まで吹奏楽部でしたので(パートはフルート)、なんだか当時、コンクールに参加した頃を思い出してすごいなーと感心して聞いていました。それぞれに音の問題で練習場に苦労しているとか。窓を開けて練習していると近所から騒音問題として苦情が来るという事です。運動部にはグランドが必要なように、音楽部には防音の教室が必要な時代、学校外も含め場の確保を考えてあげたいものです。
  
 さて、本日は一日かけて9月議会の議案に対する会派説明があります。夕方には深大寺地域センターで私が6月議会の報告会を開催します。天候が気になりますが、議員になった時から欠かさずに行ってきた報告会です。
この日記をお読みになった方、宜しかったらお気軽に参加ください。また市政について聞きたいという方のご自宅に2名以上集まってくだされば、大河が「ホームミーティング」として時間をご相談してお伺いします。議会月になるので、9月後半になってしまいますが、事務所(88-4137)までご連絡ください。こちらもご連絡お待ちしております。

2004年8月22日日曜日

京王線鉄道敷地利用検討会の報告会に参加する。

昨日、たづくり12階大会議室で開催された京王線鉄道敷地利用検討会に参加しました。この検討会は京王線が地下化されるのに伴って現在線路のある敷地をどのように活用したらいいのか市民公募委員も含め二年間をかけて検討されているもので、今回は会への参加の申し込みは往復はがきで行うようになっていました。当日は全体として50名ほどでしたが、行政側、検討委員さんを除くと一般参加者は20名ちょっと位の感じでした。会場の設営などの都合もあって申し込み方法を採用だったのでしょうが、会場内に準備された展示や模型など、もっと多くの市民の方にも見てもらいたいものばかりでした。

私自身、往復はがきを買いに行ったり、はがきをポストに入れ忘れたりで消印有効の締め切り日を一日過ぎてしまい、無理かなと思ったら参加できるというはがきが来てほっとしたのが実情です。結果的には、当日参加を申し出た方も可能だったのですが、今日別な会合で検討会話をすると、実ははがきが手元になくて、期日も過ぎたので参加を諦めていたとの話も聞きました。市民にとって将来に大きな影響のある計画で、市民意見が盛り込めるチャンスでもありました。今後も開催が予定されていますが、呼びかけ方法にもう一工夫が必要だと実感しました。

       検討会から出された基本構想は、

  鉄道敷地利用のテーマは、ゆうゆう街道

       ~つくろう!緑豊かなみんなの空間~

           

調布周辺ゾーンのコンセプト(概念)= ○みんなが集い賑わう交流空間をつくろう。

○贅沢な緑を感じる空間をつくろう。  ○親子で遊べる空間をつくろう。

○街にゆとりを与える空間をつくろう。 ○誰もが安心して歩ける小径をつくろう。

布田・国領ゾーンのコンセプト(概念)= ○親子で遊べる空間をつくろう。

○四季を感じられる小径をつくろう。 ○鉄道を感じる空間をつくろう。

○空・風を感じる空間をつくろう。 ○歩きながら農を感じる空間をつくろう。 

○調布を印象づける空間をつくろう。

司会進行も報告も検討委員さん中心で行われました。それぞれの上記したコンセプトについて、どんな導入機能を持たせていくのかについては、ユニバーサルデザインに配慮した遊歩道、朝市ができる広場、歩行者と自転車が共存できる遊歩道などの説明がありました。

  参加者からは特に地元をもっと知って欲しいなどの声、駐輪場確保をどう考えるのか、駅前広場計画との整合性はこれからどう図っていくのかなど多くの意見、また駅の存在感が薄い、シンボル的なものを考えていくべき、鉄道事業者は駅周辺についてどう考えているのか知りたい、市民との意見交換の場が必要などの提案もあったりで、活発な意見交換がされていました。ただ残念だったのは話し合いの途中で時間がきてしまった感じがした事です。数少ない直接意見が出せる場を設定する場合、今後は意見交換の時間を中心に配分した会の開催を期待したいなと強く思いました。

2004年8月20日金曜日

臨時議会が8月27日開催・みとこの夏休み

  9月7日定例議会が開催予定ですが、開会8月17日に幹事長会が開催され、今月27日に臨時議会開催が決定しました。実は3月29日に国の法改正があり、身体障害者の方への支援費の基準額が改定されていました。調布市でも関連する条例を改正する手続きが必要でした。しかし結果的に7月になってから、条例改正されない状態の中で、4月から支援費だけは改正後の金額で執行されていた事実に気づいた経緯が報告されました。異常な状態が続いているので、早急に平常に戻すために4月に遡って条例改正をするために臨時議会開会を市長から要請されました。条例改正は議会の議決がなければできないので、緊急に臨時議会招集へと至った訳です。

  経過説明を聞きましたが、すでに4ヶ月を経過している時点で気づいたという事実に唖然としました。機関委任事務の時代に、上からの指示を待って仕事をしていた時期を経て、地方分権時代、国と地方が対等になり自治事務になった今、何事も市の条例という根拠が無ければ執行できない時代になりました。法令遵守は行政の基本です。市民から預かっている税金は根拠があるから執行できるのです。今まで法改正の際には、都等から連絡があり、たまたまこの条例は財団等が関係していたなどの理由はあるようですが、委託したことにより法改正のチェックが行政ができないのでは、今まで上を見て行政を進めてきた頃と変わらず、誰かに指示されないと動かない旧来の体質のままでは困ります。

行革アクションプランの説明会で行政の守備範囲はどこまでなのか考えていきたいという話を何度も聞きました。今は民間委託、指定管理者制度、PFIなどあらゆる民間活力を採り入れた行政運営が求められている社会状況にあります。こんな時だからこそ、市民の福祉向上を基本に据えている行政は何を根拠に行政運営していくかが問われます。これは単なる事務手続きの過ちではなく法令根拠のない執行を長い間放置していたという重大な誤りです。
自治の時代に行政職員は何を基本に据えて、職務を遂行するのか。自治の時代、立法機関としての議会の働きを行政がどう捉えているのか、自治体政府としての認識、行政の基本が問われる臨時議会です。そして私たち議会も、単に法改正を追認する形式化された場ではなく、立法機関として市民の意志が反映できる自治を創造していく機関として、機能するよう努力していく事が更に求められているのだと痛感しています。

みとこの夏休み

   長野県小海町の実家に13日遅くに中央高速を利用して家族と帰省しました。暑いとはいえ海抜800m近い高原なので、家の中では扇風機もクーラーもいらない生活でした。お盆時期は、新盆の家はもちろん他の親戚にもお線香を立てに伺うのが常ですが、どの家庭でも盆花、提灯、夏野菜で創った馬などが飾られています。小海町も高齢化そして過疎化が同時進行です。
両親も年老いてきましたが、三世代同居で、父は目下有機農法に凝っていて自家用だけの栽培なのに収穫が多く近所に野菜を配っています。ひ孫の面倒をみたり老人会の活動に忙しい母、近所つき合いしながら生き生きと暮らしている両親の様子を見ると、どんな地域で年を重ねるのが幸せなのかな、とふと考えてしまいます。調布で暮らしている多くの人が生き甲斐を持って暮らせるまちづくりも大きな課題だと感じました。

小海町には、かつて観光バスが連ねてきていたスケートの天然リンクで有名な松原湖があります。その近くには安藤忠男さん設計の町立美術館もあります。白樺の原生林はそれは見事です。美しい風景は昔とさほど変わりませんが、夏のにぎわいも静かな様子で、今は冬のワカサギ釣りのお客さんが来る位で、スケート場としては使用させていないとか。私は秋の紅葉が一番好きでした。清里にある調布市八ヶ岳少年の家からは、一時間もかからない場所です。みなさんも、良かったらどうか一度訪れてくださいませ。

2004年8月13日金曜日

アサザプロジェクト・子ども達に夢ある未来

 12日に、友人に誘われて、日本税制改革協議会主催の、NPO法人アサザ基金が展開しているアサザプロジェクトの現地視察に参加しました。アサザプロジェクトは最終目標は100年後まで設定されていて、最後には霞ヶ浦にトキが舞う湖にするのが夢だそうです。ここでは小学生から高齢者まで、誰もが参加できる霞ヶ浦・北浦流域の自然再生事業も行っています。アサザプロジェクトのなかには、流域の小学校を中心に170校が参加してアサザ、マコモなどの在来水草を育てる里親となり、湖岸に受け付けるなどして流域全体に広がる自然再生事業の拠点になっていて、小学生による公共事業といわれるほど、子どもたちが重要な役割を担っているプロジェクトがあります。市民は他に、水源の森林・里山の手入れをしたり水草の植え付けなどの活動の応援もしているプロジェクトもあります。

今回は広い範囲の事業の中でも、学校ビオトープと、ITを組み合わせた、環境の変化を継続的に観測する拠点として活用しようという試みのエコセンサーが設置されている石岡市立石岡小学校、休耕田活用オニバスビオトープ、河川環境改善や、谷津田保全地区の見学、ため池ビオトープ、常陸川水門など様々なプロジェクトの現地視察をしました。夏休みの時期だったので、数人の子どもの参加もあり、途中でオニヤンマやトノサマバッタなどにも出会い心躍る視察でもありました。ここで進められているプロジェクトは子どもたちも重要な役割を持っていますが、学校ビオトープは驚くほど安価で作れる話や、そこではトンボが飛び交い、メダカ、タニシも見られ、わずかな面積でも自然に触れられることや、ただ触れるのではなく、そこで育った水草が霞ヶ浦再生の一翼を担っているという総合学習でもあり、今まで視察したどのビオトープより身近な感じがするのに、かつ壮大な流れになっていることは驚きでした。

  今まで日記にも書いてきましたが、こどもたちが自然も含め直接体験の不足が、心の危機にも繋がり様々な胸の痛む現状になって現れていることを書きました。ここでは彼らは重要な役割を果たしつつ、地球環境という問題も自分達で実感できるという環境にあります。私たち大人が子どもに残すのは借金ではなく、美しい日本の環境、それらを育んでいく心も併せて考えると、私たち自身が日々の生活の中で今の社会をどう捉えているのか、そしてこどもたちと何を育んでいきたいのかという根本的な問題意識を持ちました。

谷津田の保全から酒米づくり、そしてそれが地酒に。また田植えは企業ボランティアによる田植え、そこで採れたお米で酒造り、水源の森の手入れからは炭づくり。在来魚を保護するために外来魚を捕獲し肥料にして有機肥料に活用。工事に伴う掘り出したヨシは、川の植生復元に活用。こう書いていくと、ただ声高に環境保護を訴えるのではなく、様々な場面で皆が幸せになる仕組み、まさに循環型社会を実践していくことが具体的に地域環境、日本の環境、そして人の心も守り育てていくことなのだ感じました。代表理事の飯島さんが生活者の感覚で、とお話されていましたが、100年後まで考えるビジョンを持った活動と、日常生活に根ざした活動のバランスの良さにも驚きました。

  最後に訪れた常陸川水門は30年間閉じられたままだそうです。そこでアサザ基金は人も魚も湖も喜ぶ水門の柔軟運用を提案しているそうです。完全封鎖されていることから湖も瀕死の状況が続いているので、農業用水を塩害の心配のない上流に移動すれば可能になる簡単な方法を提案しています。その提案は経済効果も含めて具体的に示されていて、そのことによりヤマトシジミも復活するというものです。今回の視察では市民公共型事業は、従来の公共事業では縦割り、地域割り、年度割りという弊害でなかなか自然環境を維持していくために役立つ事業ができなかった課題をクリアして市町村、企業、など様々な広域ネットワークを結んで効果を上げていました。私はここに自治の時代の公共の持つ新しい概念を見た気がしました。

2004年8月11日水曜日

住民自治基本条例制定の方向が示される

  ぼちぼちと日記を書こうと宣言してから7月までがんばってきましたが、8月になって、猛暑のせいか、ややばて気味の大河です。パソコンもどうやら疲れているらしく、この日記は今回で4回目の挑戦です。日記をアップしようとするとダウンしてしまい、そのたびにデータが消えています。さすがに疲れたので、条例について長い文章を書いたのですが、それが嫌われたのかな、パソコンを休ませるために、今日はさわりだけにします。

住民自治基本条例については8月5日の市報で掲載されていましたが、条例の内容について検討するために懇談会を設置するということで8名の委員からなるようですが、市民公募3名ということで後はアンケート調査を市民500名に行っていくようです。住民自治基本条例の制定は基本計画、実施計画にも盛り込まれていますが、自治体の憲法ともいうべき大事な条例です。自治実現を目指す視点からも、条例制定は当事者の市民にとって大事な学習と実践の場です。そう考えると制定過程も重要な意味を持つわけですから、基本条例の最初の提案で、今後どのような市民参加の過程を経て策定するのかという条例制定のグランドデザインをまず示すべきだったと思っています。何らかの形で議会も条例策定過程の中でどう関わっていくのかも含め、市民参加についても条例の全体像について行政とのやりとりがなされる機会があったら良かったのですが、私自身、具体的な方針を行政から伝えられたのが市報掲載前日の4日に、FAXによってですからなにをか況やです。

近隣の三鷹、多摩市での事例は市民参加のあり方も含め、全国的にも有名になっていますが、それでも課題も耳にすることがあります。それぞれのまちにあった市民参加の進め方があるでしょうが、調布市では「市民参加プログラム」を市民参加で策定しつつあります。調布市では市民参加型市政を目指している訳ですから、現状は市民が行政に投げ返したプログラムの提案を行政が検討している最中ですが、そこには具体的な市民参加の仕組みへの提案が沢山書かれています。これらを自治基本条例制定の市民参加の過程に生かしながら、盛り込んでいくことも可能だったはずです。そもそもでは、「市民参加プログラム」は行政では何のためにいつそれを生かそうとして作成しているのか疑問がわいてきます。

最近では敬老金の見直し、市民保養施設の廃止で市民から様々な声が挙がっています。すぐ思い出すだけでも、男女共同参画条例、自治基本条例などの条例制定、行政評価システムの構築、行革関連の見直し事業、例えば公共施設再配置計画、受益者負担の見直し、ごみ処理施設、京王線関連事業など短期間に解決しなければならない課題が同時進行でいくつも提案されています。そのうちの多くが市民生活に直接関係する行政サービスの見直しの提案も多いのです。縦割りでは解決できない多くの問題をどのように進行管理するのか私には至難の業にも思えます。

あれもこれもではなく、あれかこれか、的を絞っていかないとどれも中途半端な決定になってしまうのでは困ります。ピンチはチャンスと考えれば、これだけ具体的な事業の見直しをする時こそ、事業見直しも市民参加を募って、市民と情報を共有しながら、市民と行政がぶつかり合いながらも話し合い、合意形成図りながら進めていけば、その参加の過程から皆で守るルールや、わかりやすい共通の基本的なまちづくりの考え方が生まれてくるのではないでしょうか。この過程を大事にして積み上げていけば、その集大成として市民に納得のいく調布らしい自治基本条例が生み出されていくのではと思うのです。条例策定が目的化することなく、何のために今、自治基本条例が必要なのかを、市民と共に再認識する意味からも、住民自治基本条例は、これからのまちの将来を創っていくための基本、丁寧な市民参加の過程を前提条件に据えるように、これからも提案していきたいと思います。

2004年7月31日土曜日

市民活動支援センター業務委託団体選考会

  昨日は、たづくりの映像シアターで、国領北口再開発ビル内にできるボランティア・NPO支援センター運営業務受託希望団体によるプレゼンテーションが公開されました。選考委員会(委員長・広岡守穂中央大学教授・計8名の委員)では予め提出された書類とプレゼンテーションにより候補者を選考します。発表が15分・質疑30分、審査結果は非公開で後日ホームページ等で公表されます。

応募した団体は、NPO法人全国教育ボランティアの会、ちょうふ市民活動を支援する会、社会福祉法人調布市社会福祉協議会の3団体です。会場には団体関係者、市民など多くの見守る中でスタートしました。各団体共に、パソコンで作成されてきた画像を用いて、それぞれの団体の特徴なども分かる工夫されたものでアピールされていました。

プレゼンテ-ションを見ていて私たちが疑問に思った点など、多くは委員から出された質問の中に網羅されていたので、各選考委員の価値基準や団体に求めるものなどもある程度理解できた気がします。発表を聴いているとそれぞれに良さ、また不安に思う点もあり、各団体が何らかの形で協働しながら運営できれば随分と機能するセンターになるのではないかなという印象を持ちました。終了後の審査がどうなったのか、まだ分かりませんが、選考する難しさを私自身も肌で感じる選考会でした。

2004年7月30日金曜日

自治体財政分析講座を終えて

 3日間続いた研修会も29日で終了しました。28.29日の両日開催された「新しい自治体財政分析講座」には、遠くは札幌市からも参加されていました。少数精鋭?の研修会で冷や汗を流しながらバランスシート、コスト計算書とのにらめっこ。企業のバランスシートを使って、「夏と言えば、」の飲料メーカー二社の比較は特に興味深く、比較するとそれぞれの弱点や強みがよくわかりました。

 後半、自治体の財政指標を用いた比較も、バランスシートだけではわからない業績評価が、行政コスト計算書から読みとれることも理解できました。ふうふうしながら演習問題を解いての研修でした。あーしんどかった。自分のまちの決算審議にどう生かしていくのか、復習しながら、自分のまちの数字を読みとれるようにならないと。それにしても様々な財政分析ができるのもだと感心しつつも、議員が数字から見えてくる財政運営に政策提言も含め提言できるようになるには、日々研鑽が必要で難しい事ですね。

 研修会参加は、私にとっては行革が、将来を見据えた市民の幸福に結びついていくために、財政からもアプローチしたいとの思いからの一環ですが、研修会参加者からは、それぞれに自分のまちの政治がより良い方向に前進するように頑張っている情熱が感じられます。私も頑張らねば、そんなエネルギーを貰えるのも研修会の良さです。

2004年7月28日水曜日

新しい自治体財政分析講座って、、。

 おはようござます。昨日は、(財)社会生産性本部主催の「自治体ベンチマーキング・フォーラム」に参加しました。最近、自治体で行政評価システムが導入されるようになってきましたが、行政評価システムは主に経年の比較軸をみるものですが、このシステムを機能させるための事業改善として、自治体間の相互比較をする手法のベンチマーキングを取り入れる市が出てきています。

調布市でも行政評価を取り入れつつあるなかで、その後に必要となってくるシステムとして以前からベンチマーキングには関心があったのでフォーラムを知ってすぐに申し込みました。三重県の事例や学術的な観点からの、公共サービスに対する市場原理導入とベンチマーキングについてなど様々な点からのお話で、全体像が具体的に掴める学習会だったので充実した研修ができました。

 そして今日から二日間、同じく(財)社会生産性本部主催の、「新しい自治体財政分析講座」を学ぶ予定です。終日、計算機を片手に研修することになるようです。さあ、どんな成果を得られるのか、心配ですが期待もしています。遅刻しないようにでかけよう。行って来ます。

2004年7月27日火曜日

日本福祉のまちづくり学会・盛岡大会に参加する。

 猛暑が続いています。7月22日から盛岡市で開催された日本福祉のまちづくり学会に参加してきました。今回のテーマは「地域特性を生かした福祉のまちづくり」です。会場は仙台以北で一番高い地上20階、高さ92mのマリオスでした。

パネルディスカッションで話されていた中で、岩手での障碍者の生活空間では積雪が大きな問題だという話しを聞きました。スロープに積雪があると進めない、路面表示した車椅子駐車場マークも消えてしまい使えないなど各施設に屋根があるとないとでは生活に大きな支障がでるという話は、まさに今回の地域特性というテーマならではの問題提起でした。

 今回も何人かの方と親交を深める事ができました。特に岩手県知事業務委託盛岡地方振興局所管の身体障害者相談員の長根新一郎さんと懇親会会場で知り合いましたが、長根さんのノートに書き込まれた当事者の目から見た道路、施設の改善提案メモは圧巻でした。
僅かな時間の交流でしたが、具体的に困った点の改善に向けて体を張って頑張ってこられた事や、多趣味で活躍されている事など人生の先輩として頭の下がる思いでお話を聞かせて頂きました。全国大会では各地域で活躍されている多くの方と交流できるのが、生きた研修にもなりますが、今大会でも福祉分野で精力的に活躍している方に沢山会うことができました。

2004年7月22日木曜日

 緊急講演・インターネット社会の問題、4回目の行財政改革アクションプラン説明会へ出席。

   -「インターネットの中のこどもたちの世界を体験する」-


 インターネットに関する犯罪が増えています。その被害者・加害者どちらにも子どもたちが巻き込まれている時代に大人は何をすべきか考えていた矢先でしたので、19日には文化会館たづくりくすのきホールで緊急講演として行われた「インターネットの中のこどもたちの世界を体験する」の第一部、七海 陽さんの話を聴きに出かけました。文字通りパソコンを使ってインターネットの仕組みや特徴、子ども達の「ネットコミュニケーション」の世界、インターネット社会の問題点、そこから今、大人としてできることなどについての提案もありました。特に子ども達の「ネットコミュニケーション」の世界について聴いていると、わかっていたつもりでしたが、私たちが育ってきた社会環境と現在の状況とが根本的に異なったものであるという実感を改めて強く持ちました。

ネット上では仮の人格で、コミュニケーションがもう一つの社会を作っているという話もありましたが、様々な分野で開設されているメーリングを始めとしてチャットなども年齢や距離、時間も関係なく匿名で参加が可能です。新しいネット社会は、自由で平等ですが、そこには自己責任とモラル形成をしていく事が重要、これを怠っていると子どもが被害者にも加害者にも成りうる危険とリスクがあるというのも切実な話でした。

確かに個人情報の漏洩、出会い系、有害情報、架空請求、コンピューターウイルス、ネットストーカー、詐欺、著作権の侵害など、インターネット利用者誰もがリスクとして抱えている問題は年齢に関係なくインターネットを利用している子ども達もリスク対象者です。子どもたちがインターネットを利用している場所の75%は家庭です。講演の中ではエチケットをもじって、ネチケットという造語を使って情報リテラシーの教育、情報を読みよく能力を培っていく必要性が話されていましたが、これは同時に大人にもいえることだなと感じました。

講演の中では、仮想社会にはまっていく原因のひとつに現実のつまらなさ、人間関係の辛さなどもある、日頃から大人は子どもたちと話し合ったり、魅力的な直接体験を増やしてあげる事が重要だと強調されていました。インターネットがこれだけ普及している今、危険だからと否定するのではなく、情報活用能力の向上や国際理解能力など良さも認めた上で、マナー・モラルについて教えていく事が家庭に求められているという話から具体的にはID・パスワードを他人に教えないこと、個人情報を発信しないこと、ウイルス対策、差別用語やプライバシー、著作権の説明、被害にあっても泣き寝入りしないようにすることなどは家庭でも教えられる対策だとの説明でした。

まだ未成熟なインターネットをどのように成熟させていくかが大人に問われています。教育現場、地域、家庭でどのようにマナーを教えていくか、直接体験を増やし生きていく力をつけていくにはどうしたらいいのかなど私自身、これから提案していかなければならない大きな分野だと感じました。講演の最後に聴いたキューリー夫妻の「科学技術は中立であり、善悪に関することは全て使用する人間性にかかっている」という言葉が重い言葉として耳に残りました。

                                             
 元気派事務所のパソコン         くすのきホールでの講演会・大画面での説明
 元気派事務所のパソコン         くすのきホールの講演会・大画面での説明


             
        -行革アクションプラン説明会4回目に出席-


 昨夜、行革アクションプラン4回目の説明会が深大寺地域センターで行われました。私も4回連続の出席でしたが。プランを二時間で説明するのは難しいと毎回感じています。テーマ別の説明が質疑との時間の関係で、たいていは後半はまとめて短い説明になる傾向があります。ところで今回も前回と同様に廃止が提案されている保養所以外の事業について具体的な数値が入った資料は無いのかという質問がでました。これは前回もあった質問で想定できたものです。この会は市民サービスに直接関係する事業見直しへの理解を得るためのものでもあります。会場にOHPの準備がありましたが使用されませんでした。具体的な資料で説明していこうとする姿勢があれば、当然、説明会の後に次回どう進めたらより市民理解が得られるのか工夫するべく検討しているでしょうにと、説明会に臨む基本的な姿勢に疑問が残りました。


 今回は、職員の退職金引き下げは妥当か、安全安心のまちづくりへの行政努力をという意見。公共施設の見直しとあるが北ノ台小学校体育館の床はコンクリートで木の床ではない。深大寺憩いの家は温泉も導入され利用者も増えていると思うが、見直しするするなら根拠になる資料が欲しいなどの意見も出されました。
 これだけ多くの事業を見直しするのなら、廃止で得た財源はよく考えて、本当に必要な事業に当てて欲しい、事業の優先順位をどう考えているか分からないという話の中から、最近市報に出された音楽・芝居小屋のあるまちづくりとして建設する複合施設へ疑問が複数出されました。
今なぜ芝居小屋が必要なのか事業の緊急性がわからないという質問に、議会が建設予算を承認したという説明に対しては抽象的ではなく具体的な説明を求める声も出ました。時間の関係で議論が中途半端な状態で終了し不満の声も出されていました。

市民参加の市政を目指している調布市が、これからの調布のまちづくりを市民と協働で進めていくために地域へ出向いての説明会は大いに歓迎しています。地域で出された市民の声を丁寧にすくい上げていく基本姿勢や、会の資料なども出された意見から次回へ生かす工夫を今後ともして欲しいものです。せっかく行政が地域に出向いていく機会です。自治会掲示板での案内、会場での早くからのお知らせなど、より多くの市民に関心を持ってもらうための方策が必要だな、そんな事も考えながら帰ってきました。

2004年7月17日土曜日

武蔵境通り住民協議会に参加する

  昨日に続いて暑い一日でした。今日は、武蔵境通り住民協議会に参加ましたが、本日は都・市の関係者も出席しての会合でした。武蔵境通りは当初18mで都市計画決定されていたものが、都からの提案で最終的に36mに計画変更され都市計画決定されました。当初の提案では2mの環境施設帯を設置提案も含まれていて、何故ここに幹線道路が必要なのか地域住民の立場からも納得できない提案で、私自身厳しい経験を重ねてきた道路問題です。計画決定したからといって諦めては、私たちの暮らしに直結した道路です。住民の意向と関係なく計画が進み、使いにくい道路が出来てしまう結果にはしたくないという強い思いから、地域住民で協議会を立ち上げ、皆で協力しあいながら、工事に関しても様々な提案をして道づくりに係わっています。


いよいよ一期目の工事として440mの区間の設計も大詰めを迎えていますが、私たちにとっては、生活道路との接続、植裁計画、自転車道等様々な課題はどのように計画されているのか重大な問題です。都では、この道路を日本でも有数の緑豊かな道路にしたいと公言されている事もありますので、その言葉に反しないためにも深大寺にふさわしい道路という観点から計画時から話し合われてきた樹木選定への提案や、自転車と歩行者の共存など様々な視点から意見交換をしました。


 まだまだお互いの認識の相違もあってか、話し合いでの歩み寄りのテンポは遅く不満も残りました。「行政との協働」という言葉は美しいですが、信頼関係を創り上げ、お互いの目指す方向を一致させて努力して積み上げていくには、双方がねばり強く話し合い、やっと一歩進めるかなというのが実感です。行政側も道路を完成させていくなかで、ここまで住民と係わっている例は初めての経験のようです。この経験を様々な場面で生かして欲しいものだとも思っています。

ここでは、「協働のまちづくり」とか「公共」という言葉を肌で実感します。
日々忙しい生活のなかで会報を作ったり、工事の動向を毎日確認したり、或いは緑の専門知識を生かして樹木の選定に智恵を出してくれたりと地域で暮らす住民の地味な日常の努力が、ここでは新旧住民が力を合わせて道づくりをしようという動きに少しずつ繋がってきています。私自身、今日もここで多くを学ばせてもらいました。 

2004年7月15日木曜日

一週間と一日のご無沙汰でした。

 会報編集作業と学習会が続き、一週間が瞬く間に過ぎてしまいました。7月13日には国領駅北地区再開発ビルの中に建設中の調布市市民活動支援センター・国領駅北ふれあいの家(仮)整備工事現場の視察がありました。昭和54年に市街地再開発等調査が開始されてから、ようやく平成14年工事着手、もうすぐ完成します。この再開発ビルは多摩地区随一の高さ約120mのランドマークタワー、地下2階地上34階建てで内訳は地下に駐車場1.2.3階に公共施設とテナント、4階から34階までは住居(285戸)となっています。
それぞれの施設を視察した一番の感想は、まだ機材等も搬入されていないせいもあると思いますが、とにかくそれぞれの場所が「広い」という印象を持ちました。施設の床面積と視察した建物の画像をお届けします!
          

         -国領北地区再開発ビル-

一階(ふれあいの家) 49.361平米
二階(市民活動支援センター)
ボランティア・NPO支援センター 789.419平米
パートバンク 149.775平米
チャレンジショップ 64.103平米
三階(市民活動支援センター)
男女共同参画推進センター 1188.403平米
産業振興センター 279.224平米


120mの屋上                   屋上から見た景色
120mの屋上です。                    屋上から見た風景


多摩随一のノッポビル                   三階のコルク床の保育室
多摩随一のノッポビル                   3階のコルク床の保育室


三階木フロアーの講習室             二階・支援センターのフロアー
3階木フロアーの講習室            2階・支援センターのフロア  



              -学習三昧の三日間-

 7月9・10日は、94年から受講している市川房枝記念会政治参画セミナーに参加しました。10日の「日本の食糧政策」に向けて、9日午後は事前学習の意味合いから学校給食の事例報告でした。大河みとこも報告者の一人として、現在私が考えている「学校給食から見えてくるもの」について財政面からの切り口から報告しました。

10日は農水省の方から「日本の食糧政策」を法律の面から、また今後国が目指す食糧政策について講義を受けました。
夕方からはセミナーで学ぶ有志と97年に結成した「全国自治体議員行財政研究会」主催の自主企画の勉強会の会場・代々木のオリンピックセンターへと移動しました。(北は白河市、南は松山、高松、佐世保各市まで全国市町村の友人と共に年4回、学習会を二日間の日程で自主企画して学んでいます。)

10日は「指定管理者制度」について香川大学の非常勤講師でもある三野先生の講義でした。制度の課題を知り、沢山の宿題をもらいました。10日はセンターで四人部屋に宿泊、会場の都合で翌11日は文京区役所の会議室をお借りして、9時から神奈川県地方自治研究所の熊谷先生を講師に迎え「三位一体の改革」について学びました。自治を実現していくために私たちが今すべき事は何かを考えながら話しに耳を傾けてきました。

会報編集の締め切り日を以前から11日に決めていたので、午後の講義は諦めて事務所に戻り、まず投票場へ。そして午後2時から夜中12時まで5名のメンバーで、目を赤くしながら会報みみチャンネル45号を仕上げ、予定通り翌12日に入稿しました。あーほっとしました。ホームページにも6月議会の審議結果、一般質問などと併せて近々に掲載致します。是非ごらんくださいませ。

2004年7月7日水曜日

今日は七夕、汗をかきながら会報編集中、

 議会終了してから、まず会報原稿の入稿日を決めています。終わりを決めると何とかしようと頑張るものですが、今回は締め切り間際に研修会が三日間予定に入り、結果的にかなりハードな日程になってしまいました。今更なのですが、書き始めると唸ってみても言葉が滑らかに出てくる訳でもなく、「文字数を少なくして、分かりやすく、、」これがいつもながらの課題です。
 今日は七夕ですが、事務所でがんばって作業しないと間に合わない、そんな風情のない一日です。 お昼に休憩し、雑草が元気一杯の庭に久しぶりに出てみてきょろきょろして眺めていると、我が家の老犬「シュン」と目が合ってしまいました。
深大寺保育園が新設された、旧都営住宅跡地に捨てられていた子犬だったシュンも、我が家に来てから14年が経ちました。今は「老いる」事を様々な場面で教えてもらっています。庭には紫陽花、郷里の長野ではよく見かける「ホタル袋」が一本だけひっそりと咲いていました。


  夏本番、参院選投票日も間近です。ここ深大寺に居ると参院選選挙カーの音も聞こえてきません。新聞やテレビなどの報道を注意深く耳を傾けるだけでなく、持続可能な社会を目指すために「これからの私たちの未来」をどう創っていくのかという視点からしっかり判断しなければと、現在の社会状況に危機感を募らせています。大事な選挙、よく考えて「投票に行こう」と、原稿を書きながら、考えている大河です。

2004年7月4日日曜日

新しい女性のネットワーク広がる。

 本日、文化会館たづくりで女性の新しいネットワークを考えるシンポジウムが開催されました。パネラーは、調布で活躍中の女性三人が登場しました。コーディネーターの日本女子大学教授の田中雅文さんから、社会貢献しながらビジネスを作っていくなどビジネスと市民活動のボーダレス時代になってきて私益と公益の融合が図られていく時代認識、また伝統的な地域連帯から進んできた今、新しい地域の繋がりをどのように作っていくかが地域の課題でもあるという問題提起もありました。
パネラーは、クッキングハウス(新しい福祉文化を創造する場としてカウンセリング付きレストラン等を運営)代表の松浦幸子さん
http://www.ne.jp/asahi/cookinghouse/1/


リン・MCグループ(葬送トータルサポート)代表の蓮井清子さん
 http://www.lin-mc.gr.jp 


おたすけママ(縫い物・家事・イベント企画代行)代表青山富美江さんhttp://otasukemama.at.infoseek.co.jp/


 3人に共通な点は、コミュニティーを大事にしてきたことや、ネットワークを広げてきた中での個々人の思いの深さです。それぞれに事業を興してきた過程では難しい課題があったと思いますが、係わった人たちとの人間関係を大事に紡いできた結果が形になったようにも感じました。

 私はパネラーの発言の中で、「競争ではなく、どんな時でも、その人の居場所を見つけたい、一緒に豊かに地域で暮らしていきたい。」という言葉に胸打たれました。私は、地域社会を未来あるものにしていくのは私たち自身だと常々思っています。地域で元気に活躍し、新しい価値を創造していく人に今日も出会えました。なんだか元気を沢山もらう事ができた、うれしい会でした。

2004年7月3日土曜日

リバティータワーでの研究会

 お茶の水駅近くにあるリバティータワー13階で国際公会計学会関東部会と日本地方自治学会関東部会との合同研究会がありました。リバティータワーは、実は明治大学駿河台校舎の建物の愛称のようですが、りっな都心にあるオフィスのような感じで、郊外にある大学校舎とは趣が違うものだと感心したりしました。

今日は公会計学会で親しくさせて頂いている名古屋の東邦学園大学の後先生が、東海市の『まちづくり指標』の策定過程と総合計画についてお話される事もあって、出かけてみました。

東海市の『まちづくり指標』は、公募25名を加え、総勢50名の市民参画推進委員会を2002年2月から立ち上げて、約生活課題100の項目について、市民3500人にアンケート調査を実施しながら最終的には、総合計画に反映されるものとしての提言として、アクションプランの策定まで行った経緯を聞きました。

気の遠くなるような作業を通して、生活実感のあるまちづくりへの成果指標を協働で創り上げ、そこに予算への反映についても検討されていったようです。一部だけの聞きかじりなので何とも言えませんが、自分たちのまちの具体的な目標を分かりやすい言葉で皆で考えていく事は、自治の基本。これからの私たちのまちづくりにも生かせそうなヒントが詰まったお話でした。

2004年6月30日水曜日

市長から分散処理を回避する方向が示される。

 昨日の午後に行われた調布市議会全員協議会で、市長より、新ごみ処理施設計画に当たっての現状等について説明がありました。この日は報道関係者、傍聴者併せて20人程の方も詰めかけてこの問題の重さがひしひしと感じられました。

市長からは、最終的には「経済性、効率性から収支の数字を固めつつあるとして、3市で構成されている組合議会に考え方を持ち込まないと方向は定まらないが、経済的観点を持たざるを得ない、分散処理を回避する方向を考えていきたい。3市で調整しないとできないが、そういうことを反映した中で、考えていきたい」という趣旨の考え方が示されました。


この考え方に立つと、調布市はごみ焼却場問題に関して二枚橋ごみ焼却場と新ごみ焼却施設二箇所という分散処理の選択はしない結論に達した事になります。これは三鷹市と全量を処理する形を目指す方向で考えていきたいという表明でもあります。

私は、この発言は重く受け止めています。今まで様々動きのあったごみ問題に対して、市長が自ら分散回避の方向を選択したからです。協議会でのやり取りのなかでは、市民理解を得ているのか、環境面も配慮した結果か等の質問もでました。

私は、市長が今後ごみ問題を進めていく中で、市民との合意形成をどのように取っていくかが難しい課題になってくるのではとの認識から、市民への説明責任も含めた基本的考え方について聞きましたが、市長からは「一連の説明に当たって、自らが足を運んで、心して行っていきたい」という趣旨の答弁がありました。

ごみは、私たち人間が存在する限り、日々生み出されていきます。特に可燃ごみの処理は自区内処理が原則です。いずれどこか他市ではなく市のどこかに処理施設は建設されます。だからこそどこに建設されても大原則は環境と安全に徹底的に配慮した施設でなければなりません。

考えれば考えるほど難しい問題ですが、ごみを出さない人は誰もいない事を思えば、もしも自分の軒先に施設が建つことになったらどうか、そういう視点で、ひとり一人、まずごみ減量に取り組みたいものです。そのことがごみ処理施設規模や経費の削減にもつながっていきます。この問題は私にとって、調布市全体にとって避けて通れない本当に大きな問題です。私たちはごみ問題の当事者です。とにかく出来る事から始めていきませんか。そして一緒に考えていきましょう。

2004年6月29日火曜日

最近のいろいろ、、。

            -議会改革協議会報告-

 昨日は議会改革協議会が開催されました。今回の協議会では一般質問に対する関連質問を一年間試行として認めない事になりました。調布市議会では一般質問に人数制限を設けていましたが、今議会からは人数制限はなくなり、一時間という時間制限の中で各人が自由に行政に質問できる状態になりました。その中で関連質問も出されましたが、議事進行からも、一般質問が新しい運営になったこともあって関連質問のあり方を再考する時期に来ているのではとの声もあり今回のような結果になりました。

元気派市民の会で提案していた「手話通訳の導入」は、他市では当事者負担での傍聴の事例などが示されたり、専門用語の多い通訳なので人材の問題なども出され、もう少し詳しい検討材料を集めて、再度検討することになり

「議会への保育導入」は、考え方については理解が示されましたが、子どもの安全確保の問題なども提示されたり、或いは当事者の方から、まずケーブルテレビの放映をといった声が多いなどの意見も出され見送りになりました。



       - MIPROキッズフェア にでかけました-

 私は日本福祉のまちづくり学会の会員ですが、全国大会で知り合ったTOTOのユニバーサル研究所・竜口さんから案内を頂いたので、6月27日、日曜日には池袋サンシャインの文化会館で開催されたMIPROキッズフェア に出かけてみました。

おもちゃから、靴、食器、車椅子、遊具など様々な展示物があり、福祉機器の充実ぶりに目を見張りました。その中でもびっくりしたのは自転車に車椅子を繋いでサイクリングできるというドイツ製の乗り物?でした。試乗したのですが、「快適」です。こどもたちも大喜びするのではと思いました。
高齢化社会という視点からも、病院の通院、散歩、旅行先でのサイクリングなどにも活用できるのではと、この乗り物には感心しました。活動が広がるそんな気持ちにさせる乗り物でした。

遊具は、輸入品に色彩感覚やさわり心地の良いものが多く見られました。工夫された道具があれば、活動範囲も広がり、こどもたちの秘められた可能性の芽がぐんぐんと伸びていくんだろうと思いました。

2004年6月25日金曜日

平和なくして人権なし。

 私は、市川房枝政治参画セミナーBコースを受講していますが、昨日Aコースに、私のテーマのひとつである「誰もが平等で尊重されるまちづくり」に欠かせない「人権」についての研修会がありましたので一日受講しました。フランス第4共和国憲法、世界人権宣言、日本国憲法等を参考に人権について学びました。特に日本国憲法は国の最高法規で、議員は、憲法を尊重し擁護する義務を負っていますが、学んでみて、私自身十分に理解できていなかった箇所が多いことに気づき、この時期、深く考えさせられました。

日本国憲法の中の前文には、「・・全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・」とありますが、この部分が平和的生存権の根拠だそうです。センターで学んできた中で、いつも心に響いてくる言葉は、「平和なくして人権なし」です。今、地域、国をとりまく不穏な空気に重苦しさを感じているのは私だけではないと思います。不断の努力がなければ、人権・平和は保持できないものだと日々実感させられています。学びながら行動する大切さも今更ながら実感させられた学習会でした。



        -鉄道敷地利用検討会を傍聴して-


 25日午後6時半からはグリーンホール小ホールで京王線が地下化になった後の鉄道敷地の利用について市民公募委員も含めた検討会が開催されることになっていたので新宿での研修会から直行しました。
 私たちのこれからの暮らしに大きな影響力のあるまちづくり計画の一環としても大事な検討会です。市報にも開催日程が載っていますが、残念ながら傍聴者は、さほど多くはなく、もったいないなと感じました。

検討会は、調布駅周辺と、布田・国領周辺の2グループに分かれて基本構想についてグループ会議として進行されていましたが、傍聴者も席近くで話を聞けたり、委員に出された詳しい資料も貸し出して貰えたので議論の内容がわかり参加者の一員という気分で傍聴できました。
調布駅周辺は緑豊かな散歩道、歩行者優先の考え方、安心して子どもを遊ばせられる遊空間、自転車と歩行者の共存は、など様々な提案がされていました。
布田・国領では、四季を感じる空間、農を感じる空間、親子で遊べる空間、地下にもぐった鉄道を感じられる空間など多様な意見が出されていました。例えば地下を電車が走ると上で踏切の音が聞こえるなど、具体的なアイディアも話されていました。


市民報告会までに後二回検討会が開催されることがわかりました。
7月12日(月)、7月26日(月)共に18時半からです。またこれらの意見が集約され、検討会として話し合われてきた内容について、8月21日(土)には、市民報告会として発表することになっているようです。
私たちの駅前広場も含めた日々利用している駅周辺のまちづくりが話し合われていて自分の実感も含め傍聴できる検討会です。

残念ながら私は二回とも傍聴は難しそうな日程ですが、お仕事帰りにも傍聴できそうな時間ですので、この日記をお読みになった方で関心の高い方は、日程をメモされて是非、傍聴されますように。
また市民報告会は検討会の案に市民提案を加えていく場でもあると思います。この日は私も参加するつもりです。私たちの駅です。みんなの声を伝え、一緒に創り上げていきましょう。(各日程の詳しい会場等は市報で確認下さい。)

ひまわりとラベンダー

 一昨日友人から電話がありました。「疲れを癒すにはラベンダーの香りがいいのよ。」栽培しているラベンダーを摘みにこないかと誘ってくれました。役所でばたばたしていて、どうしようかと思ったのですが、甘えて夕方寄って見ることにしました。もう薄暗くなっていましたが、ラベンダーが一面に香り立ち、心の中まで浄化されていく気分になりました。
そこには台風の後でしたが、ひまわりが傾くこともなくまっすぐに元気良く輝いて咲いていました。帰りがけには何本か分けてもらってきました。
バテ気味だった私も、友人からは優しい気持ちを、花々からは勢いのある元気をもらいました。

 今日は市川房枝政治参画セミナーで「人権」についての講義があります。いつも受講しているBコースではありませんが、日々不穏な状況の今、自分のひとつの原点である人権について学びたいと思い、これから出かけます。 今日は梅雨らしく雨で、身体も一息つけた気がします。
最後に皆さんにも「元気」のお裾分けを。

2004年6月23日水曜日

 6月議会、閉会する。

 昨日は6月議会最終日でした。私はそこで二件の議事について討論しました。一つは16年度一般会計補正予算に対してです。これは6月11日付けの日記で書いたように問題のある予算編成だと受け止めていましたので、この補正予算の提案には反対の討論を行いました。結果は反対2、賛成25で賛成多数で可決されました。目下、6月議会の議案結果一覧表を作成中です。できあがり次第そこに討論の全文を掲載しますので、お読み下さい。

 
もう一つは、「市長と市議会議員に国民年金納付状況について過去に遡って公表を求めた」陳情に対して討論を行いました。陳情された方が公表することが政治への信頼を表現するチャンスだとされている事は十分にわかりますが、年金情報は個人情報ですので、議会という機関に求められても現行の法規上からも開示できず、機関として応えることには無理があります。

 
議員個人個人が陳情の趣旨を真摯に受け止めてそれぞれに判断し対応すれば、市民の信頼に応えることは可能だと思います。議会としては、複雑な年金制度の欠陥の改革を求める地域の声を上げていけるように議論することが市民益にかなった議会の対応ではないかと考え、議会という機関に求められる陳情としては無理があると受け止め、不採択を求める討論を行いましたが、結果は不採択が11、趣旨採択が14と賛成多数で趣旨採択になりました。この討論の全文もこれから作成する6月議会の議事結果一覧表に掲載しますので、ご覧下さい。

 

       -大河みとこの年金納付状況報告-

 
 私自身は年金の未納はないと認識していましたが、皆さんに正式にご報告したい考えもありましたので、6月21日に私自身が府中市にある社会保険事務所に出かけて、自分の年金記録を確認してきました。少し待っていると程なく「被保険者記録照会回答票」と書かれた一枚の用紙が手渡されました。大学卒業以来、厚生年金、国民年金という変遷はありますが、未加入、未納期間はなく納付済みとなっていましたので、ここにご報告致します。
 
さあ、今日から会報編集が始まります。ホームページに掲載する報告資料も作成しなければ、、。本日も強い日差しです。体調が崩れそうな天候の変化が続いています。慌ただしかった6月議会が終了しましたが、大河も少しバテ気味です。 皆さんもご自愛下さい。

2004年6月17日木曜日

本日より委員会審査始まる。

 6月11日の日記に書いた、16年度補正予算他の審議が今日から始まります。(詳しくは11日の日記をお読み下さい) 委員会審議は本会議よりも遅い開始時間で、全員協議会室で午前10時から始まります。委員会にも参考資料が貸し出されます。傍聴席は少ないですが、委員会審議は一問一答なので、わかりやすいと思います。機会があったら、是非、委員会も傍聴下さい。日記を書いていたら、日付変更線を越えたので、今日の日記は17日付けです。

昨日は6名の一般質問がありました。初めての時間制限の試行でしたが、全員時間内で終了しました。議会が始まると審議に備えて、資料をひっくり返して見ているのですが、控え室の机の上は、段々と資料の山になってきています。今回の一般質問で取り上げたリスクマネジメントの話と同じで、私自身、遭難しないように自己管理しないといけません。なんだか困ったです。

今回は、控え室に飾ってある私の大好きな写真をご紹介します。選挙ポスターの写真も撮ってくれた大事な友人、加藤さんの秋桜を写した作品です。うまくお見せできなくて残念ですが、ハッとするような色合いで、空の色と花びらの色が調和して素敵です。毎日この写真から元気をもらっています。加藤さん、ありがとう。

2004年6月15日火曜日

一般質問終わる。


 予想通り、午後二時過ぎからの一般質問が、ぎりぎり一時間以内で終わる。ほっとした瞬間に、私の質問に関連してという、関連質問が出ましたが、どの部分が私の質問に関連した内容か分からず?でしたが、結果関連質問の答弁調整で休憩に。再開が午後5時近くになりました。

今日は友人が車椅子で傍聴にきてくれました。残念ながら調布市議会では傍聴席が車椅子対応になっていないために、一番広い記者席にステップの関係から斜めになった状態で傍聴してもらうような結果になってしまいました。普段は電動車椅子なのに、折り畳みの車椅子に乗り換えてもらい、背中が痛むような格好での傍聴になってしまいました。一日も早く、議場の一部に車椅子対応できる傍聴席への改修を、これまで以上に働きかけていくつもりです。ごめんねAさん、疲れたでしょうに。

明日15日、大河みとこは、午後から一般質問します。

 今日から一般質問が始まりました。通常は9時過ぎから始まりますが、本日はテレビ取材の申し出があったりで、臨時の幹事長会が開催されたりして、11時からの質問となりました。

そんな事情もあって本日は5名の質問者で終了しました。大河は10番目に質問しますので、明日15日のたぶんですが、午後の二番目、2時頃からか?と予想しています。傍聴される方はお手数でも議会事務局に連絡して正確な時間を確認の上、傍聴下さいませ。 (議会事務局81-7291)  

 今日は質問答弁併せて一時間以内と時間制限を試行する初めての議会でした。そのせいか時計を気にしながらの、質問者の方も居て、他人事ではなかったです。終了10分前にはタイマーが鳴ります。3分前にはチン、というベルを鳴らしてくれるようですが、今日は3分前のベルを鳴らした人はいませんでした。私は与えられた時間を有効に生かして質問したいと思っています。3分前のベルにお世話になるかもしれませんね。

2004年6月13日日曜日

市議会レポートに6月議会会期日程・議案掲載中。

 ホームページの市議会レポートに6月議会の日程表と審議される議案の一覧表を載せました。6月議会でどんな問題が議論されるか分かると思います。どうかご覧下さい。
今日は、富士見町の「希望の家・地域のつどい」、そして武蔵境通り住民協議会の話し合いに総合体育館へと、一日中、出かけていました。

「希望の家」は、多くの知り合いがボランティアで活動支援している場でもあり、一年に一度だけですが、毎年お邪魔しています。例年賑やかにボランティアの方が焼きそばや焼き鳥、綿菓子等も出店しています。私も帰りには楽しみで買ってくるのですが、今年は鳥インフルエンザの影響で焼き鳥のお店はありませんでした。世界で、日本で起きているいろいろな影響が、身近な所で実感させられる一例になってしまいました。

会場をゆっくり回っていると、地域と共にある施設の存在が自然に伝わってきました。あー、そうなんだ、地域コミュニティーってこういう事かな、そんな気にさせる一時を味わいながら、私が密かに「幸せな雲の味」と名付けている大好きな「綿菓子」を買って戻りました。

 今日はもう一件、大事な会がありました。地域にとって重大な道問題を話し合う会、「武蔵境通り住民協議会」です。歩行者、そして自転車、車、それぞれが安心して使える道路を考えよう。緑は調布らしさを生かした樹木で、そんな趣旨のやり取りがありました。いよいよ区間工事も間近、私たちにとっても、大事な時期に差し掛かってきたと気持ちを引き締める思いで戻ってきました。

そして今、深夜です。しぼんでしまった綿菓子を口に運びながら、明後日の一般質問とにらめっこです。なんだか我ながら長い文面にため息です。なんとかわかりやすくまとめないと、今日も一日は長い!

2004年6月12日土曜日

議会棟のモニターテレビは、これ!

二階のモニターテレビもご紹介したので、ここでは議会棟に設置されたモニターテレビを紹介します。議会棟の入って左側に全員協議会室があります。その前にソファーが置いてありますが、その壁際にモニターテレビが設置されています。携帯で写したのでこれが限界で申し訳ありませんが、暗い感じで写ってしまいました。画面が大きいのはわかるかと思います。議会棟は壁が板張りなので、落ち着いていると言えばそうかもしれませんが、全体が暗い感じになりますね。ゆったり座って見るのには良いのではと思います。

2004年6月11日金曜日

議会初日の質疑終了する。さあ、これから

 昨日から議会が開会しました。私は予定通り、まず各公社の経営状況について質疑し、その後に補正予算も質疑しました。

今まで75歳以上の方に一律5000円の老齢金が支給されています。これを節目支給に変更し、そこで確保された財源を高齢者の方に必要な介護予防政策等に充てる提案が3月議会で議論されましたが否決されました。3月議会で提案された予算には老齢金は節目支給分しか計上されていなかったため、今回、従来通り9月に5000円を支給するための予算を計上した訳です。その財源には前年度繰越金を充てています。

これからは必要な事業を選択していく時代です。家庭でも何か新しい事をする時には、今までの支出を見直します。この当たり前のことを行政も丁寧にやっていかないと借金は増え続け、こどもたちに無用なツケを残す結果になります。今回の補正では事業の見直し等による財源確保をせずに、前年度繰越金を原資にしたために、新規事業も、今までの老齢金も支給される事になり、歳出が増えただけという結果になった訳です。ここに現れている考え方は、行革断行が公約だった市政運営に反するのではないかと、審議が始まる前に問題提起しました。

議会にもモニターテレビが設置されましたが、市役所二階でも議会の様子がわかります。14日から一般質問が始まります。18名が16日までの三日間質問をします。市役所の二階奥の市民相談の横にモニターテレビが設置されています。市役所に用事があった時、ちょっと画面を見て頂ければ議会の様子が分かります。注目頂けるとありがたいです。

2004年6月8日火曜日

6月議会は、6月10日から6月22日までです。

 議会運営委員会で議会会期日程が決定しました。一般質問は18人で、14-16日が質問日です。委員会審査は17日から、最終日22日には、審査された議案それぞれに採決を行います。
私は10日初日に、公社関連の質疑と補正予算の質疑を予定しています。これは午前中に開催されます。事務局に時間を確認の上、傍聴下さいませ。(議会事務局81-7291)

もうすぐ開会が近づいているのに質問の本文は簡単には進みません。徹夜するには年齢的に後が大変なんだから、なんとかしなければと思っているのですが、毎日朝夕の気温差が大きく、風邪を引きそうです。困った、大丈夫かな。とにかく頑張ろう。

2004年6月7日月曜日

議会前の慌ただしい毎日が始まりました。

 議会開会は6月10日ですが、その前に打合せの会議がいくつか続きます。また一般質問する場合は、質問取りという質問の要旨を行政に伝えるやり取りの場があります。今日は私の質問取りの日でした。
6月議会は、18人と質問者も多いので、理事者側も慌ただしく動いています。私は他に、議会初日に議案を上程する際の質疑をするか検討しています。これも通常する場合は質疑内容を伝えるようになっています。明日には結論を出さねば、、。


         
           -旧小笠原邸ってご存じですか?-

 昨日は、私が会員になって勉強している国際公会計学会の部会がありました。今回は部会終了後にメンバーを祝う食事会も予定されていたので、一般質問の要旨をまとめるという宿題を中断して出かけました。食事場所は都所有で民間業者に運営委託されている旧小笠原邸です。公共施設の新しい形の運用なので、見学も兼ねての設定でした。追われるような毎日でしたので、一時、別世界に浸った時間を過ごしてきました。
建物自体は昭和2年の建築物なのでかなり古いのですが、都内の喧噪とした場に突然出現したレトロな風景にビックリさせられます。雰囲気があって、多くの来客のある人気のある場所として蘇った訳です。結婚式もできるそうですが、公共施設の活用法の一端を垣間見たような気がしました。もっとも帰宅後は、中断していた宿題の続きをするためにパソコンと向かい合う羽目になり、すぐに現実に戻ってしまいました。
旧小笠原邸を今日はデジカメに収めてきたので、ちょっとだけですが、私が味わってきた雰囲気のお裾分けを。

2004年6月6日日曜日

調布駅南口広場は「調布の原風景」、大事にしたい

 昨日は環境フェアーで、久しぶりに調布駅南口広場で長い時間過ごしました。熱い日差しのせいか休日の人出は今ひとつでしたが、初めてあった人々が気軽につどい憩える場所の機能は今まで通りで、貴重な調布産のお米「きぬひかり」を紹介しながら、多くの方と様々な会話を交わしました。
ある高齢者の方からは、郷里は農家で田植えをした時の事など、手振りを入れて、懐かしそうに話してくれてました。実家の親を思い出したりして、しんみりした気分になってしまいました。
親子連れの方が、「一度食べてみようね」と言って子どもさんに話しかけながらお米に目をやってくれている会話を聞いた時、今どうしても長崎県で起きた幼女の事件が頭から離れずにいる私には、何気ない日常の幸せの隣り合わせにある現実の重さを感じずにはいられませんでした。

あれから自分の中に何とも言えない胸の痛みが続いています。これから大人として、何を努力していったらいいのか広場を行き来する人たちを見ながら漠然と考えていました。
子どもたちには駅前広場の雰囲気が「調布の原風景」かもしれません。日頃から大人も子どもも、親しくふれ合えたり、語り合える地域のコミュニティーって、本当に大事だと改めて感じた一日でもありました。

2004年6月5日土曜日

6月議会・一般質問者、今まで最多の18人

 6月議会の一般質問者は今までで最多の18名になりました。質問は、14日から始まります。質問時間は質問と答弁併せて1時間までとなっています。
最終議事日程は8日午後から開催される議会運営委員会で決定しますが、3日間は必要だと思っています。傍聴される方も増えることを期待しています。

         -大河みとこの一般質問内容は?-
私は、「公共施設は市民のもの、市民のための有効活用を」という質問をします。行財政アクションプランでは公共施設の再配置が提案されています。一方で再配置計画の素案が出る前に廃止を位置づけられた施設もあります。
まず「建物ありき」の議論をする前に、行政サービスの目指すべき考え方や、行政運営に必要な施設とは何かという議論をした後に、政策実現のための手段である建物の話しに入るのが順番です。

そのためには行政の目指すまちづくりが達成できるように資産管理が出来る体制づくりが必要と考えて提案も含め質問する予定です。質問日は15日だと思います。このテーマに関心のある方は、議会事務局81-7291で時間を確認の上、是非傍聴下さいませ。

ところで、明日は調布駅南口広場では、環境フェアーが開催されます。私は谷戸と田んぼの会会員として、会場で調布産の米を紹介します。お昼頃の当番です。お近くを通ったら覗いてみてくださいね。

2004年6月4日金曜日

一般質問通告締め切り日

 調布市議会では、質問書の提出順に発言します。今朝は早くから受付窓口に何人か同じ時間帯集中し、クジで発言順を決めたようです。私はというと、提出したタイミングが会派でまとめて提出された後になってしまい、結局受付順番は10番目になりました。
こうなってくると何日の何時かという予想が難しくなります。たぶん15日11時頃か、或いは午後一番か?なんともわかりにくくなりました。
15日は確定だと思います。傍聴予定の方は、議会事務局(81-7291)まで確認の上、お越し下さい。本日午後5時で締め切りです。今まで開会された議会で最多の質問者人数になるかもしれません。
確定したら、また日記でお知らせします。

2004年6月3日木曜日

梅雨入り間近、本日一般質問通告する

 事務所の中は少し涼しいです。これから役所に出かけ、質問要旨を提出に行きます。役所に電話をして確認すると、すでに6人の方が提出した模様。この調子だと14日の3時近くかしら、それとも15日一番かな。
今回から議会棟4階の議会全員協議会室前と、市役所二階の二箇所に大型モニターも設置され、本会議場まで足を運ばなくても本会議の様子が見えるようになります。人数制限はありますが、懸案だった傍聴者への議案関係の資料貸し出しも可能になりました。議会事務局の受付で貸し出しされます。議会改革が目に見える形で実現されてきました。

議会は6月10日より開会。最終日はまだ確定していません。議会運営委員会で決定されますので、またお知らせ致します。6月10日以降に市役所を訪れた方は、是非市役所二階のモニターにご注目下さい!

              
                スカートに衣替えしたぺこちゃん
          パソコン横にいるぺこちゃんも、衣替えしました。夏近し

2004年6月2日水曜日

6月議会、一般質問通告日 迫る。

 明日、6月3日から一般質問の受付が始まり、翌4日午後5時に締め切られます。あれもこれも質問したい気持ちと、あれかこれかにしなければ質問が時間内に終わらないと昨日から悩んでいます。なぜいつもより苦しんでいるのかというと、議会改革の一環として一般質問は質疑応答併せて一時間以内で行う、とする試行が6月議会から開始されるからです。
今までは会派人数の二分の一までの人数が質問できました。私は一人なので年二回しかできませんでした。今回からは時間制限を設けた代わりに希望者全員が毎回質問出来ることになっています。ただし私は一人会派でも代表質問を認められている状況なので、その際に質問となると重複になるのはどうかという他会派からの意見もあります。
そこで私は、今まで年二回だった一般質問が三回できるようになったと考え、3月議会では代表質問を、一般質問は6.9.12月議会に毎回するように心掛けていくつもりです。
今までは、基本的には行財政全般と具体的な課題を一問づつ取り上げてきましたが、今回は時間制限は初めての経験なので、行革プランで緊急プランに位置づけられている「公共施設の再配置」に絞って質問しようと思っています。今日は午後から幹事長会です。

明日3日に提出すれば、一般質問日は14日に、今回から質問者が増える可能性も多いので、4日午前だと15日、午後だと或いは16日かもしれません。さて質問日も通告日次第です。どうなるやら

2004年5月29日土曜日

事務所のOA機器リニューアルする。

今日は午前中は事務所、午後からは役所に行きました。昨日は私事で慌ただしい一日でしたが、元気派事務所にもメンバーが集合した長い一日でした。
実は元気派のパソコン関係をサポートするメンバーが、新規に購入したパソコン、印刷機などをセットアップしたり、今までのパソコンのデータの消去などを行う作業日だったからです。事務所にはデスクトップが二台あります。そのうちの一台が不調で、だいぶ前から機種の選定や周辺機器についても話し合ってきましたが、ようやく交換が完了しました。

プリンターもA2対応のカラープリンタが故障していたので、手頃なA4サイズ対応のものを購入。早い印刷時間に結構びっくりしています。IP電話も取り入れたりで、なんだか随分と変わりました。

「元気派市民とみとこの会」への会費・寄付は、こんな形で今回は元気派の情報発信に役立たせていただきました。ご支援頂いている方に心から感謝です。また忙しい仕事の合間に長時間作業してくれた仲間にも感謝感謝。皆さんありがとう、そしてお疲れさま。

私もいよいよバージョンアップしないと機器に取り残されてしまいそう。最後に、本日は事務所のパソコンをご紹介します。どうも全体に暗くてわかりにくいですが、向かって右側に写っているのが17インチの液晶モニターの新しい黒いボディのパソコンです。画面しかわからないのは画像提供者の大河の腕のせいです。
ごめんなさい。

快晴の運動会・そしてぺこちゃん

  今日は北ノ台小学校の運動会に出かけました。子どもの母校で、私もPTAに長く係わっていたので、若い保護者の方を見ると自分の活動していた頃とだぶり懐かしい気分になりました。
沖縄民謡をアレンジした2年生の踊り、迫力があった騎馬戦、かわいい一年生の徒競走等いつ見ても子どもは本当にエネルギッシュで魅力的な存在です。私たちに力を与えてくれますね。

一年生のかけっこ               騎馬戦入場
一年生かけっこ                       騎馬戦入場

昨夜は商工会総代会の後の懇親会に出席しました。まちから企業が出ていってしまうことを憂う声や、まちの観光の活性化についての意見など直接お目にかかると具体的な問題点が見えてきます。様々な分野からまちづくりを考えていかなければならないと実感しました。

最後にひとつ、この間、日記にぺこちゃん人形の話を書いた所、市外の友人から着せ替え洋服つきのペコちゃん人形と、首振りぺこちゃんをもらいました。昔々、ぺこちゃんと呼ばれた時期があった私には愛着のある人形なのです。皆さんにお披露目します。この二人は目下事務所のパソコンの前で私に檄を飛ばしてくれています。さあ、頑張ろう。

2004年5月27日木曜日

よーく考えよ お金は大事だよ

 題名のフレーズを含んだコマーシャルがあります。今日の6月議会に向けての説明を聞きながら浮かんできました。現在市民が利用している施設が痛んできて補修が必要だが予算が難しい、一方で似たような施設を新規に建設するのだが、何を入れ込むか市民の声をこれから聞いていく、概略の設備予算もわからないという。
なんだかおかしい。今利用されている施設が手を入れないと支障が出そうなのにお金が足りない、一方で新しい施設計画をする。財布はひとつ。「よーく考えよ お金は大事だよ」、この文句、行政も一緒になって考えていかなければ。これでは行革を進めたいと行政が市民に説明しても、何故見直しする必要があるのか分からない。今まで主張してきた疑問を再認識した一日でした。

2004年5月26日水曜日

段々と帰宅時間が遅くなる季節

6月議会が近づいています。議会開会は6月10日ですが、一般質問の通告は6月3日に始まり、締め切りが4日です。明日は議案の事前説明が丸一日あります。慌ただしさが、ひたひたと押し寄せてきています。一般質問に備えて自分の考えをまとめていく作業は、どうしても役所が終わった時間からスタートします。

元気派事務所にはデスクトップのパソコンが二台、個人的にはノートパソコンが二台。実は、12月議会で仕事中に故障してぷっつんしてしまい大変な事態が起き、役所で使うためのパソコンを急遽購入しなければ仕事ができない状況に陥ったわけで、現品限りという展示品を購入した訳です。今では私と一緒に最後まで仕事に付き合ってくれている頼りになる○○通のパソコン、今夜はこの一台をご紹介します。ちなみにもう一台は、○○-のバイオです。私は「ももちゃん」と呼んでいます。よく故障しますが、愛着のある子?です。

2004年5月25日火曜日

2日間の話題、2つ3つ

 日記を毎日書き始めた大河ですが、昨夜は不覚にも帰宅後眠ってしまいました。そこで、書けなかった24日と25日のお話を少し。

24日、市立ひまわり保育園の内覧会でした。調布駅南口の東急ストア裏のマンションに併設された都市型保育園です。延長保育、一時保育など特徴がありますが、最も大きな特徴は民間業者に委託運営した施設だという点です。6月1日開設に向けて様々な研修をしていました。

 何より他の保育園と異なるのは自分の家に住んでいる感覚にさせてくれる室内装飾の工夫が新鮮な驚きでした。施設の雰囲気の一部を皆さんにお届けします。利用者の声はこれからですが、駅前保育の需要は多く、高い競争率の保育園がまもなく開設となります。

夕方からは京王線鉄道敷地跡地利用検討会を傍聴する。資料を見ながら一緒に考えるのはエキサイティングですが、傍聴者は少ない。市報には様々な検討会の傍聴のお知らせが載っています。皆さん参加しましょう。


マンション併設保育園玄関前の風景    保育園玄関に立つ大河   室内の様子  
マンション併設保育園       保育園入り口から        園の室内風景
玄関前の風景          見た園内の風景

25日、元気派主催の講習会「さりげないフラワーアレンジ」に私も参加しながら、日頃のまちの話題も話しながら作りました。会場は深大寺東町に新しくオープンしたフリースペースです。
初めて利用してみましたが、程良い空間の中で、会場にお願いしたお茶とお菓子つきのコースでしたが、手作りのスコーンも美味しく、喫茶店と同じくらいの経費で会場を貸し切りで自主企画の催しができるのはうれしいですね。これからこんなスペースが市のあちこちに生まれてくるかもしれません。新しい地域のコミュニティーが生まれる空間を上手に生かしていきたいものです。

牛乳パックを利用した器に、オアシスを入れて、アイビや月桂樹の葉、ローズマリー等を両面テープで貼ったりしながら、野草も活用してアレンジを作りました。道ばたの見過ごしてしまう野草もりっぱな花材になります。いかがですか?お試しくださいませ。

アレンジの作業中の大河    参加者の記念撮影  シロツメクサのアレンジ   
 うまくいくかな?         作品を並べ記念撮影         白詰草とクローバー

                                     
 午後からは日本青年館で開催された東京河川改修促進連盟大会に参加のために大急ぎでJRで移動する。東京には中小の河川がありますが、まだ集中豪雨の時の対策、水辺を生かしたまちづくりなどへの予算が不足しているために毎年、河川のある区、市、町、村の議員や首長が集合し、大会を開催し、国や都に代表者が要請に行きます。 

いわゆる陳情行動です。どうかなーと思う所もありますが、こうしないと河川改修の予算がつかない現状もあるので、考えた末に参加していますが、こんな形での国への予算要求をしなければならない現状は問題ですね。自治の時代に再考すべき課題は多いと感じた次第です。  

2004年5月23日日曜日

「星に願いを」「世界に一つだけの花」

午後から「地域と共に考える、高次脳機能障害の理解」というテーマでグリーンホール小ホール開催された高次脳機能障害シンポジウムに参加しました。会場は満席で熱気に満ちていました。

主催者である「調布ドリーム」のメンバー紹介から、例えばバイク、自転車などでの交通事故や転落、脳梗塞やぜんそく発作などで脳損傷によって「言語、記憶、注意」といった「高次」の脳機能に障害が起きてくる事例を知り、この障害は誰にでも起こりうる事で、明日の自分自身の事かもしれないと実感しました。

基調講演では外見ではわからない、本人にも理解できない、また特定の状況でしか現れないので、なかなかこれまでも理解されずにきた事、機能回復のためのリハビリには、長期的に障害の回復を刺激し、機能を代償する場として地域が重要であるというお話もありました。最後にどうしても書きたかった事、それは、地域で共に生きている当事者によるトーンチャイム演奏「星に願いを」の音色、フィナーレでの歌、「世界に一つだけの花」「WAになって踊ろう」を聞かせて頂いたことへの感謝の気持ちを伝えたかった。

最近胸に重くのしかかってくる社会状況に閉塞感さえ感じていた私の少し凍っていた心に、演奏から元気と勇気がでてくるメッセージが伝わってきて、気持ちが温かくなり氷が溶けてくるような体験をし、「人間っていいな」そんな歌の一節も思い出しました。今日は本当にありがとう。

2004年5月22日土曜日

子どもを思う親の気持ちは

 今日は北朝鮮で拉致事件被害者の方のお子さん達が5名帰国できることになったという速報が入りましたが、全ての家族が揃って帰国するという願いは叶いませんでした。この問題は難しい様々な要素を含んでいるので書き始めれば書ききれない話になってしまいます。
少しだけ私の今の気持ちを書けば、いまだ家族が会えない状況や、自国に帰ることが叶わない未帰還の多くの方がいることを思うと、子どもを持つ親として本当に胸が痛みます。
家族が一緒に暮らしたいという最も基本的な願いが、個人の努力ではどうにもならないそれぞれの国の政治状況を目の当たりにして、本人の意志に関係ない所で、個々人の人生が政治に翻弄されてしまう悲劇を感じずにはいられませんでした。

子を思う親の気持ちは国によって変わるものではないと思います。私は政治は人を幸せにするシステムとして機能すべきだと考えています。
暴力ではなく話し合いで問題を解決していく「民主主義」を選択した国で政治にかかわる一人の人間として、政治という道具を使いこなすのは難しい事ですが、原点を忘れてはならないと強く感じた日でした。

2004年5月21日金曜日

書類の山々、そして山。

 なんてこった、とため息が出るほど書類が山積みになってきました。あの山にはあれ、この山にはこれ、自分なりに分かっているのですが、そうは言っても遭難しそうな状況です。6月議会では一般質問をするつもりです。
さて、どの山から制覇していけば、いいのかしら?超整理方法を読んだりする前に、目の前の資料をまず読んで片づけよう。明日は、事務所で書類とにらめっこしなければ、、、。 今夜はホームページ書き換え作業中の「大河」を映像でお届けします。うまくいくかしら。

2004年5月20日木曜日

雨模様の議会報告会

 朝一番、市報に載った斎場のアンケート結果についての電話が事務所に入りました。これが今日最初のスタート。
台風の影響で雨が降りしきる中、深大寺地域センターで議会報告会を開催しました。誰もこなかったらどうしようかと思っていましたが、ぼちぼちという感じで知り合いの方が見えてくれ、ほっとしました。

日頃議会での話をしている人ばかりだったためか、一番の話題はホームページでの日誌を読んでの感想が多かったのです。苦労した木島平村の写真がずれて画面に出たという話し、文章が長いのでキャプションをつけて等々。

うーん、課題は多い。でも読んでくれている人もいることを確認。日誌ではなく、コラム?という感想ももらったり、何気ない日常の話しも聞きたいとの声もいただきました。私が何を考えているか、何を感じているか、もっといろんな話しができたらと思っています。反省しつつ進化したいと願う大河です。

2004年5月19日水曜日

市議会だよりリニューアル進行中

 私は市議会だより委員会の委員をしています。最近委員会では活発な議論が展開されていて、徐々に議会だよりも進化していきます。今、主に検討が進められているのは一般質問者の写真の掲載、用語集の充実などがあります。

6月議会から一般質問(時間制限あり、一時間以内)が全議員毎回できることになったために質問者が増えることも予想されるため、一人当たりの文字数を減らし限られた紙面を確保していかなければならないので工夫が必要になっていきます。そこで、事務局でもどうしたらいいのか真剣に検討中です。私も一般質問する予定、6月議会だよりをお楽しみに。また議会のホームページも徐々に充実しています。どうか時々覗いてみてください。
まだ5月だというのに、台風2号が上陸とか、明日は台風の影響で大雨になりそうです。私も議会報告会を午後7時から深大寺地域センターで予定していますが、参加される方には条件が悪い日になってしまいました。参加者がいらっしゃるか心配です。
それにしても毎日気温の変化が激しく身体には厳しい状況が続いています。皆さん風邪を引きませんように。

2004年5月18日火曜日

傍聴あれこれ、、、。

 今日は、午前中は事務所での雑務、午後には行政の施策の説明を聞いた後で、役所内でひとつ傍聴し、終了後はまた別な部の説明を聞いた後、夕方6時からのたづくり健康センターでの傍聴に出かけました。結構忙しい一日でした。
ふー。最初に傍聴した「調布市生涯学習推進協議会」は、今回初めて傍聴が許可されたようで、会長からは、「初めての傍聴者の方を歓迎する」といった趣旨の挨拶があり恐縮してしまいました。市報でも案内されていたので多くの方が見えると思っていたのですが、最終的には傍聴者は3名と少なく残念でした。

市長から協議会に対して「生涯学習によるまちづくりの拠点としての公共施設のあり方について」諮問されました。行財政改革アクションプランに載っている公共施設の再配置に絡んだテーマです。協議会で、生涯学習という切り口から審議し、答申を16年度末までに、8.10.2月の三回の会議で答申を出して欲しいとの事務局からの提案がありました。この提案については、委員の方からは時間的に無理がある、プランと異なった答申内容が出た場合、答申は配慮されるのか、会議の回数を増やせないかなど様々な意見が出されました。

私は、市民財産である公共施設の今後のあり方を検討することは、全市民的な課題だと認識しています。これまでも公共施設の有効活用について市民と共に考え決定していく様に提案してきています。
ところで協議会会長は、会議の中で、示唆に富んだお話をされました。それは、物事を専制的に進めていく、放任して進める、民主的に進めるの三パターンを研究した人の例を取り上げ、話し合いながら進めていったグループは時間はかかるが結果的には正確な商品ができる、そして仲間意識も芽生え良い結果を生み出すのだというお話です。
協議会も、是非、こんな進め方で取り組んでいって欲しいなと思いながらお話に耳を傾けました。

 生涯学習推進協議会でも傍聴者に参考資料が準備されていました。初めてのことなので、出来るだけ出していこうという姿勢が感じられました。ただ残念なのは、肝心の行財政改革アクションプランに限っては抜粋されたごく薄いもので、傍聴者には不親切なものでした。日曜日に開催されたふれあいトーキングでは、二回目の会からはプランを傍聴者に貸し出していました。やはり行財政改革プランを理解してもらうために、関係する会では、もれなく市民に必要な情報、特にプランの内容が分かる資料については率先して準備し、出していくんだという方針を、庁内の共通認識として実行していく姿勢が必要ではないかなと感じました。

夕方からは、調布市高齢者福祉推進協議会・高齢総合計画推進モニター部会を傍聴しました。私は様々な委員会や協議会など傍聴していますが、常々当初より傍聴者に対して委員とほぼ同じ資料を出して傍聴する立場に立って資料を準備しているのは、この協議会ではないかと思っています。委員さんの席次表から、レジュメ、協議会のスケジュール、当日資料に高齢者総合計画の冊子など充実しています。自分も議論に参加している気分になり真剣に聞こうという意欲も出てきます。

議会でも傍聴者への資料の貸し出しが6月議会から幹事長会の了承を待って始まります。行政職員の努力を見ると、常に相手の立場に立って物事を考える視点を私自身も大事にしていかなければと改めて思うこの頃です。
皆さんも市報をご覧になる時、傍聴できる委員会・審議会などメモして一度は経験してみませんか。

最後に自己宣伝をひとつ。
20日木曜日午後7時から深大寺地域センター第一集会室で、「大河みとこ」の3月議会の報告会を開催致します。この会は参加型です、質問やご意見に一生懸命応えたいと当日は沢山資料も持参します。どうぞ、お気軽にご参加くださいませ。

2004年5月17日月曜日

「行財政改革アクションプラン」は何のために


 5月16日、日曜日に文化会館たづくり12階大会議場で開催された市長と語るふれあいトーキングに出かけました。今回のテーマは「行財政改革アクションプラン」に関して、市民生活への影響も大きい事から広く市民の方から意見を聞きながらプランを進めていきたいというねらいで開催されたと思いますが、朝9時半からという設定だったせいか参加者は25名程でした。後で知ったのですが、一階の電光掲示板には10時からと書かれていたそうです。ある参加者の方は疑問に思ったが、一階で時間調整してきたら結局遅れての参加になってしまったと話されました。こんな間違いは滅多にないことでしょうが、インフォメーションの時間表示の確認はしっかりして欲しいものだと思いました。


参加者の方からは、市民との協働、市民参加・参画を言っているが、よくわからない、或いは計画段階、予算段階からの市民参加、市民意見を取り入れ、それらを積み上げて実行していって欲しいとの声が挙がっていました。また事業の外部委託はなぜするのか、出来る分野とそうではない分野があるのではないかという問題提起、財政難だからと受益者負担論で、なんでもばっさばっさと切っていくようで不安だとの声、アクションプランを進めていった結果、どんなまちの未来像になるのか具体的な市の姿が見えない、プランをどう具体的に進めていくのかわからないなど様々な意見がありました。

意見が出される中で、具体的な数字を揚げた説明がなくてわからないとの指摘があり、担当者からOHPでのスライドの図表を使って、中長期的な見通しを含めた調布市の財政状況が示され、一家族の家計にたとえながら、なぜ事業を見直していく必要があるかについての説明もありました。

行財政改革アクションプランをテーマにしたふれあいトーキングは今回で二回目です。前回も参加しましたが、そこではプランの概要版を使っての説明だったのですが、行政用語も多い資料だったためか表現されている言葉についての質問なども多くプランそのものを理解するには無理のある設定だったと思います。

今回はプラン全体を記したものを貸し出したため、プランの具体的な内訳がわかり、もう少し理解しやすくなったと思います。
しかし、何故行革プランを今進めなければいけないのかを理解するには、どんなまちづくりを進めていきたいかという「まちづくりの方向」を具体的に示しながら、その裏付けとなる財源の問題など併せて説明がないと、そもそも何のために行うのかがわかりません。

次回からは、最初にスライドを使った説明をすれば、もっと市の現状やこれからの見通しについて参加者全員が情報を共有でき、その後説明される具体的なプランについても関心が高まるのではないかと感じました。

長友市長は、「市保養施設、老人憩の家」など様々な具体的な施設サービスの見直しも含む行財政改革アクションプランを市民に提示した際に、「今回の問題提起をきっかけにして、市民の皆さんにも自分たちのまちのために自ら何ができるか、ぜひお考えいただきたい、そのために私は、必要な情報をお示しするなど、皆さんのご理解をいただくための努力をいとわない決意でおります。」と表明しています。

ここで二回、予定された会は終了したわけですが、今後も進めて行くには、ふれあいトーキングの広報の仕方、場所の設定、時間、関連情報などの分かりやすい説明の仕方、当日資料などの工夫などの見直しをして欲しいと思います。また市民と共に検証しながら、実行するための方法も併せて考え、市民のための行政を目指す行財政改革の推進であって欲しいものです。

2004年5月16日日曜日

姉妹都市 春の「木島平村」を訪れ温かい心にふれる。

 私は4年に一度の姉妹都市への表敬訪問に議員として三回目の参加になりました。5月13,14日の二日間、短い滞在ですが天候にも恵まれ、山吹が咲き乱れる美しい里、木島平村の春と人情味溢れる皆さんとも交流し、地域に出かけていくことで、姉妹都市の意義について自分なりに受け止めて調布へ帰ってきました。少し長い報告になりますが、最後に写真を何枚か載せていますので、どうか最後までお読み下さい。

木島平村には合併問題が起きていましたが、様々な角度から議論を重ねた後に、木島平村民として自らの足で立って今まで通り「自治」を進めていくと選択されたというお話を聞き感銘を受けました。議論を進める中で、地域コミュニティーがうまくいかなくなった地域もあった由、合併論争がもたらした弊害も大きかった事も心痛む思いで聞きました。いずれどのように村を運営していくのかが、今後の大きな課題になってきています。

合併については、国の財政の破綻から地方への歳出を減らしたい思惑が錯綜する中で進められてきていますが、何故合併するのかという基本的な議論はなかなか聞こえてきません。地域の大事な資源とも言えるコミュニティーに亀裂が生じ、修復が難しい傷を残すような現在の国の合併策にも怒りを覚えました。

合併議論のなかでは「調布市との友好関係もどうなるのか心配だった」との声も聞き、私たちのまちとの関係を大事に考えてくれている事も知り感動しました。実は現在、市が提案している行革アクションプランには、木島平山荘の利用率の低下から16.17年と新たな運営主体・方法を関係者と協議し、市民保養施設としては18年に廃止する方向となっています。木島村議会の方々と交流する中では、姉妹都市の象徴でもある保養施設が今後どうなっていくのか危機感を覚えているという声も多く聞きました。

調布市は不交付団体ですが、財政状況は厳しく、行革を進めていかなければならない現実があります。バスで4時間半という遠距離にある点、保養施設の利用率の低さなどからも山荘にについての見直しの議論は今後検討されていく事になります。

木島平村には大自然、豊富な農産物、ゆったりした人々の存在など無形有形な財産が豊富です。確かに山荘は友好のシンボルともいえますが、その存在が交流している証でもあるのですが、山荘があることのイメージで友好関係が出来たような気持ちになり、全市民への絶え間ない具体的な友好への努力へ、いまひとつ結びつかなかった点もあった気がします。姉妹都市とは何かをまず考えるところから出発してみると、例えば学校給食にアスパラガスなど村の新鮮野菜を取り入れ、「木島平村の日」を設けて、子どもたちにも身近な食体験の中からの交流も一案です。

武蔵野市では林間学校ではなく、正規の授業として5年生、中学一年に最長10日間、クラスごとに民宿、公共施設、民家などでホームスティしながら農林漁業体験し、自然に飛び出すセカンドスクールを開校中です。
地元の人とのふれ合いや、自然から大きなものを得てきたと紹介された本には子どもの感動的な感想も載っていました。自然との体験を通して肌で感じ学んでいくという、かつて当たり前だった体験を、私たちは木島平村を通じて子どもに体験させてあげる事も可能です。

今回は「やーこん」というアンデス原産の芋を食べました。生でも美味しい一品になります。煮ても揚げても美味しく、焼酎も製造されていますがオリゴ糖の入った「血液さらさら」という優れもの。調布駅前のアンテナショップ「新鮮屋」で時々販売されています。木島平村には、まだまだ紹介仕切れないほど沢山の産物があります。もっと市民に知ってもらえれば村おこしにも繋がり、私たちも健康という恩恵に与れます。

 私は、今回の木島平村訪問では、改めて姉妹都市の持つ意義について体験的に再認識しました。調布という都会にあって、子供達が故郷とも呼べる地域が存在するのは幸せなことです。雄大な自然や温かな人情に包まれると本当に癒され、明日への元気が湧いてくる気がします。
この友好関係をどの様に発展させたら、より多くの市民・村民の方に、私が今回味わった、感じた思いを日々身近に感じられ、このことをどう共有できるかがこれからの課題だと感じました。一生懸命考え智恵を絞っていきたいと思います。
木島平村の皆さん、お世話になりました。

2004年5月12日水曜日

環境保全審議会で下水道問題を審議

 今日は環境保全審議会が開催されました。主なテーマは下水処理問題です。調布市では合流式下水道を採用していますが、この処理では汚水も雨水も一緒に処理され河川に放流されていきます。そのために環境への負荷も大きく、河川の汚染も広がっています。
本来は下水処理を分流式へ変更するなどの抜本的対策が必要です。しかし膨大な財政負担になる事業のため、いかに河川を汚す物質を手前で改善処置して水質を浄化できるかという部分的な対応に頼らざるを得ません。またそのためのスクリーン設置工事も国からの補助金を活用することで、ようやく実施しつつあるのが現実です。

私たちの川を蘇らせるのは大事な行政の仕事です。難しいですが、将来を見通した市独自の環境行政の指針が必要なこと、同時に市民にも川の現状を伝え、情報を共有していくことで、財政状況が厳しいなかでも環境行政が手を打つ時期を逃すと取り返しがつかない事も理解してもらう為の方策も必要だと感じました。

明日13.14日と姉妹都市である長野県木島平村に議会として、四年に一度の友好訪問に出かけます。雨が降るか心配ですが、アスパラも旬のようです。
木島平山荘の今後など課題もあります。もう一度姉妹都市である木島平村の人と自然に触れ合うなかで、様々な課題について考えられたらと思っています。戻ったら、木島平の季節も画像でお届けします。
こうご期待(うまく写るかな?)です。がんばってみよう! みとこ

2004年5月11日火曜日

議会改革協議会開催される。

 今日は議会改革協議会が開催されました。主に3点の会派提案について話し合われました。今回の審議内容はどれも元気派市民の会としても提案している内容です。
 一点目は「出前議会の実施」です。
この提案に対しては、費用・理事者側の出席などハードルが高いということで、残念ながら賛成を得ることはできませんでした。
しかし開かれた議会を目指す立場から、議会を市民により理解してもらう為に、今後実施していくいく事の可能性は否定しないという事です。市長が地域に行って意見を聞くように、議会という機能を理解してもらう意味から、議会への疑問、要望などを聞く場を設け議会を市民に知ってもらう為の会の開催など必要ではないかと考え今回提案したのですが、今後も機会を見て、提案していくつもりです。

 二点目は「本会議・委員会の傍聴人に議案に関する資料を貸し出す」という提案です。これに対しては、傍聴人の人数が確定していない中で、議案書全てを準備でするのは、経費・手数などからもどうか、など様々な意見が出されました。しかしそれぞれにこれからは議会の情報提供の必要性に対する共通認識は確認できました。そこで、議案には個人情報などの問題なども含んでいるので、貸し出す資料、部数等については幹事長会等で確認するなどの前提条件は必要という事になりましたが、最終的には6月議会から傍聴の申し出でがあった際に、主だった審議資料を貸し出す方向で決定しました。
これからは予算・決算の委員会傍聴の際に、理事者側の何ページを追っての説明も、傍聴者の手元に資料があれば、情報が共有できることになります。傍聴環境の改善につながる決定で、今まで主張してきた事が改善されたこともあってうれしかったです。

 三点目は、元気派市民の会が単独で提案した「傍聴人の年齢記入の廃止」についてです。調布市では傍聴規則に、会議を傍聴しようとするものの資格として市内在住であること、選挙権を有するを問うという前提があります。しかし今日の議論を進めていく中で、議会事務局から出された資料から、傍聴の資格を問う市は、近隣市では青梅市と調布市のみであるという報告もありました。
いろいろなやりとりはありましたが、最終的には傍聴者の資格を問う傍聴規則第二条を廃止するということになりました。これにより年齢記入は廃止され、選挙権のない学生も傍聴が可能になりました。ただし児童・乳幼児は今まで通り傍聴席に入れませんが、議長の許可を得た場合は可能です。
政治の興味のある学生さんの傍聴が増えたらいいですね。議会改革協議会、次回は6月28日に開催されます。毎月の話し合いで少しでも市民に開かれた議会へと進んでいきたいと思っています。次回の最初に審議されるテーマは「手話通訳の導入」、「保育つき議会の導入」。他市で工夫して実現したなどの事例をご存じの方は教えてください。いずれも元気派市民の会単独提案です。これらについても良い方向の結論がでるように努力するつもりです。

2004年5月10日月曜日

日頃のもろもろを、ぼちぼちと

連休も終わりましたが、皆さんどう過ごされましたか。私は長野の実家に久しぶりに帰省しました。途中渋滞に巻き込まれ、通常の倍も時間がかかってしまい、到着したときはぐったりしてしまいました。新緑の候でしたが、山桜もちらほら残っていて、東京との季節のズレを実感しました。

日誌の更新の間隔が間延びしてしまい、もっと私自身の日常の何気ない様子や活動も皆さんにお伝えしたいなと思うこの頃です。ぼちぼちと書いていきます。どうか皆さんも時々、立ち寄ってみてください。

2004年4月22日木曜日

市民のための行政を目指す行財政改革を


 長い間、冬眠していたように日誌を更新せずに過ぎてしまいました。書き始めれば終わりのないほどに、様々な出来事がこの二ヶ月間に起こりました。二月下旬からは三月の予算議会に向けて、初めての総務委員会での審議もあり猛勉強に励みました。その間に、予算をめぐっての複雑な動きも経験、多くの疑問を持って三月議会に臨みました。

三月議会は、当初は市長の提案した行財政改革アクションプランを巡って各会派からは厳しい議論が交わされました。議会内では、当初予算反対の声も多く、後半には修正案も考えているという発言もあり緊張感のある状態が続いていましたが、最終的には予算に反対したのは私一人という結果になりました。これが主な経過です。私は結果的に多くの借金を増やし、市長が市民に公約してきたまちづくりの方向性に反した事業の優先順位に納得できない予算には反対しました。
 

私は4月12.13,14日に岩手県と岩手県滝沢村の行革を中心に視察してきました。行革は政治改革でもあります。二箇所での視察を終え、中心にある指導者の理念が職員一人一人の心の改革へと進んできた時、初めて成果が現れてくるものだと実感してきました。
政治理念に裏付けられた経営理念、経営の姿勢が職場のあり方行動指針にもつながり改革は推進していくものだとも確信を得てきました。
 

私は3月議会での代表質問で、市が自治体政府として機能するための「内発的改革」の推進を求めてきました。行政はそもそも誰のために仕事をするのか、この自覚が重要です。調布市でもこれから、行政評価を取り入れ、市長が提案した多くの行財政アクションプランがスタートします。市民の暮らし優先のまちづくりのための改革を求める立場から、これからも発言していきます。日誌に書ききれない事がたくさんあります。
ぜひホームページにあります会報みみチャンネル44号、議会レポートのなかの代表質問、予算反対討論などをお読み頂ければ幸いです。
春というには暑い位の毎日が続いています。4月は新学期でもあります。私も気持ちも新たに、今まで以上に市民の目線とは何か、初心に帰り、不穏な社会状況が続く今こそ、誰もが平等で尊重される平和な地域社会実現を目指してがんばります。16年度もどうか皆様、よろしくお願いします。

2004年1月13日火曜日

誰もが平等で尊重される平和な地域社会実現を目指します。

 新しい年、2004年を迎えました。「私は調布のまちが大好きです。このまちに暮らす人々が好きです。まちの主人公はそこに住む市民ひとり一人です。」と1995年6月議会の一般質問で訴えてきてから早いもので9年目を迎えました。身近な市政を繋ぐ架け橋として努力してきましたが会報「みみチャンネル」も今回で43号を数えるようになりました。本日、会報を印刷所に入稿しましたが、元気派ホームページをご覧の皆様にはいち早く43号を掲載しましたので、是非ご覧下さいませ。

43号には、12月議会での一般質問の全容、議会改革の経過、外かく環状道路に関連した土地問題など詳しく載せてあります。また今回からは、ホームページに議会の審議結果についても掲載致したり、私が討論した内容等も載せてあります。これらも併せてご覧下さい。調布市議会では今年1月10日より議会会議録等も市議会ホームページから検索できるようになりましたが、元気派のホームページから直接検索できるようにリンクしてありますので、これもご活用ください。少しずつですが、議会の情報公開も確実に進んでいます。

私自身今まで以上に議員としての発言の重さを実感しています。不安な社会状況を意識するにつけ、政治の責任の重さについても実感する毎日です。未来を紡いでいくこどもたちに大人が伝えていくべき事は何かを考えずにはいられません。社会の様々な現象は大人社会を映す鏡でもあります。未来に希望が持てる社会をどのように実現していくか重要な課題です。一市議会議員で解決できる問題ではありませんが、私の政治理念として「誰もが平等で尊重される平和な地域社会実現」を基本に具体的な課題解決に向けて、私は本年も一路まい進していきます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。