2004年6月6日日曜日

調布駅南口広場は「調布の原風景」、大事にしたい

 昨日は環境フェアーで、久しぶりに調布駅南口広場で長い時間過ごしました。熱い日差しのせいか休日の人出は今ひとつでしたが、初めてあった人々が気軽につどい憩える場所の機能は今まで通りで、貴重な調布産のお米「きぬひかり」を紹介しながら、多くの方と様々な会話を交わしました。
ある高齢者の方からは、郷里は農家で田植えをした時の事など、手振りを入れて、懐かしそうに話してくれてました。実家の親を思い出したりして、しんみりした気分になってしまいました。
親子連れの方が、「一度食べてみようね」と言って子どもさんに話しかけながらお米に目をやってくれている会話を聞いた時、今どうしても長崎県で起きた幼女の事件が頭から離れずにいる私には、何気ない日常の幸せの隣り合わせにある現実の重さを感じずにはいられませんでした。

あれから自分の中に何とも言えない胸の痛みが続いています。これから大人として、何を努力していったらいいのか広場を行き来する人たちを見ながら漠然と考えていました。
子どもたちには駅前広場の雰囲気が「調布の原風景」かもしれません。日頃から大人も子どもも、親しくふれ合えたり、語り合える地域のコミュニティーって、本当に大事だと改めて感じた一日でもありました。