2010年7月23日金曜日

武蔵境通り(調布・保谷線)が国土交通大臣賞、全建賞、ダブル受賞!

 武蔵境通りは、第22回全国街路事業コンクール国土交通大臣賞を受賞。併せて昭和28年に建設技術の発展に寄与することを目的に設けられた全建賞都市部門で市民目線に注目して、市民参加といった視点も評価され受賞しました。

武蔵境道路は、全国初の住民参加型事業としても注目されてきました。私も18mから36mに計画変更された時から、この問題に関わってきました。
私は、都が環境施設帯のデザインについて住民参加を求めた住民協議会にも参加。平成11年には工事が開始され、住民協議会は解散しましたが、地域住民の皆さんと共に武蔵境通り住民協議会を立ち上げ、バス停の上屋、橋のデザイン、樹木、道路の改善など提案してねばり強く関わってきました。

都の関係者と共に一緒に造ってきた道路への愛着も次第に芽生え、道路が完成する前から道路美化活動をしようという声が上がり、活動団体も立ち上がりましたが、この事もこれまで前例がない事だと聞いています。

今は道路美化運動として草むしりをするなど、いい汗を流しながら道路の安全面からの改善提案も続けています。10年を越える事業です。都の担当者も入れ替わりもあり、真剣に関わっているからこそ時にはぶつかり合うなど、本当に様々な事がありましたが、事業者である都職員の方も市民と向かい合い、より良い道を造っていくんだという情熱を感じる事もしばしばありました。
長く模索しながら協働して道づくりに当たってきました。利用者に愛される道として完成し、日々利用する立場からも、私達の道が高く評価された事は、とてもうれしい事でした。街路事業では、他に協議会会長賞がありますが、受賞したのは岐阜市の駅前広場整備事業でした。この駅前広場は視察にも行きましたが、市民のための広場機能を備えたものでした。

道路は車のための利便性を整えていることが重要視される時代から、まず人が優先される道、自転車も安心して走れる道、これからの道づくりには市民参加は不可欠です。
直接工事を担当した都北多摩南部建設事務所ホームページに受賞記事が載っています。関心のある方はアクセスしてください。大河みとこはボランティアによる草取りの写真に載ってます。さて、どの人物かな?
探してみてくださいね。次回の草取りは今月25日午前8時から9時半。暑くて大変な作業になりそうですが、良かったら一度参加してみませんか? 私達の道です。

2010年7月16日金曜日

これからの市政に注目

 7月は調布市を知る手がかりとなる事業があるます。そのひとつが、明日7月17日午前10時より市役所二階で開催される『市長が語る市民との情報共有化ミーティング』、そして22日開催の『調布版事業仕分け開催』です。情報共有ミーティングは、これまで調布市財政を中心に、市長が直接説明、その後質疑応答しましたが、今回は今後取り組もうとしている市政経営の内容も話す予定とか。新たな任期がスタートして、市長が初めてこれからの市政を語る場です。私も参加して、内容にどのように語られるか注目したいと思います。

7月22日の事業仕分けは約二十事業について、他市職員も含めた事業仕分けがオープンで開催されます。公募市民が居ないことや、どのような理由から20事業を選択したのか分かりませんが、これまで「事務事業側面評価」として庁内職員で行われた結果を聞くのみだったので、調布方式とは何か、知るべく私も傍聴します。関心のある方は是非、傍聴を!