2008年1月22日火曜日

ごみは全市民の問題、情報共有をして行動を!

 昨日は大寒、東京に雪が降るとの予想は外れましたが寒い毎日が続いています。ようやく12月議会報告をホームページにアップできてほっとしています。
 
ところで、小金井市の新ごみ処理場の場所選びが難航する中、ごみ処理の広域支援に関して、本日付け朝日新聞で場所選びが進まない場合4月以降受け入れずといった趣旨の記事が載っていました。可燃ごみ処理は各市にとって重要な政治課題です。
調布市では12月議会で事業系ごみ袋の値上げで紛糾しました。ごみ問題は市民にとって日々欠くことの出来ない重要課題です。
ふじみ衛生組合は新ごみ処理施設整備に必要な手続きである環境影響評価を実施するための計画書を1月8日に東京都に提出、これに併せて本日より月末にかけて三鷹市・調布市と各2回計4回の説明会が開催されることになりました。

建設予定地の住民は炉数やごみ収集車の環境負荷等様々な心配を抱えています。再三、ふじみ衛生組合に対しては地域への経過説明も含めた説明会開催を求めても、これまで一度も開催されて来なかった経緯があります。また、環境影響評価を実施するにあたっては、施設規模も含めた内容になっている訳ですが、現時点で調布市は深大寺地域住民が求めている施設整備に対する炉数も含めた要望について、市責任者の明確な考え方は未だ示されていません。解決には、市民の理解と協力が不可欠なごみ問題について、当初からの誠実な説明があって然るべきです。
1月20日付け市報の市長コラムには「新たな発展のために」で始まり、「日本の持続的な経済成長を可能にするためには、日本人が自信を取り戻す必要がある、本来、日本人は素朴で思いやり深く、高い道徳心を持った国民性がある、この当たり前の意識を共有するために何をすべきか。今年一年間、そのことを考えていこうと思っている」とのコメントがありました。これから市の発展を考える上で、前提としての考え方を披瀝されたと思います。
であれば、市民が求める暮らしの視点から、相手の立場に立って思いやりを持ちながら市が抱えている問題について市民が互いに情報共有し、共に行動するためには何が必要なのか、例えばごみ問題に関する意識を共有するために何をすべきかが問われます。
ひとつひとつの課題に対して誠実な積み上げが、市長のいう本来の日本人の姿にも繋がるのではないでしょうか。 難しい問題こそ早くから現場に出向いて説明責任を果たすべく行動されるように求めていきたいと思います。

私も説明会に出向き、参加者の方の声に耳を傾け、全市民の問題である「ごみ」について情報を共有し、新ごみ施設が環境と安全に徹底的に配慮した施設になるように様々な確度から努力するつもりです。二枚橋焼却跡地問題の動向も気になります。今後も続くごみ問題、目が離せません