2004年6月30日水曜日

市長から分散処理を回避する方向が示される。

 昨日の午後に行われた調布市議会全員協議会で、市長より、新ごみ処理施設計画に当たっての現状等について説明がありました。この日は報道関係者、傍聴者併せて20人程の方も詰めかけてこの問題の重さがひしひしと感じられました。

市長からは、最終的には「経済性、効率性から収支の数字を固めつつあるとして、3市で構成されている組合議会に考え方を持ち込まないと方向は定まらないが、経済的観点を持たざるを得ない、分散処理を回避する方向を考えていきたい。3市で調整しないとできないが、そういうことを反映した中で、考えていきたい」という趣旨の考え方が示されました。


この考え方に立つと、調布市はごみ焼却場問題に関して二枚橋ごみ焼却場と新ごみ焼却施設二箇所という分散処理の選択はしない結論に達した事になります。これは三鷹市と全量を処理する形を目指す方向で考えていきたいという表明でもあります。

私は、この発言は重く受け止めています。今まで様々動きのあったごみ問題に対して、市長が自ら分散回避の方向を選択したからです。協議会でのやり取りのなかでは、市民理解を得ているのか、環境面も配慮した結果か等の質問もでました。

私は、市長が今後ごみ問題を進めていく中で、市民との合意形成をどのように取っていくかが難しい課題になってくるのではとの認識から、市民への説明責任も含めた基本的考え方について聞きましたが、市長からは「一連の説明に当たって、自らが足を運んで、心して行っていきたい」という趣旨の答弁がありました。

ごみは、私たち人間が存在する限り、日々生み出されていきます。特に可燃ごみの処理は自区内処理が原則です。いずれどこか他市ではなく市のどこかに処理施設は建設されます。だからこそどこに建設されても大原則は環境と安全に徹底的に配慮した施設でなければなりません。

考えれば考えるほど難しい問題ですが、ごみを出さない人は誰もいない事を思えば、もしも自分の軒先に施設が建つことになったらどうか、そういう視点で、ひとり一人、まずごみ減量に取り組みたいものです。そのことがごみ処理施設規模や経費の削減にもつながっていきます。この問題は私にとって、調布市全体にとって避けて通れない本当に大きな問題です。私たちはごみ問題の当事者です。とにかく出来る事から始めていきませんか。そして一緒に考えていきましょう。

2004年6月29日火曜日

最近のいろいろ、、。

            -議会改革協議会報告-

 昨日は議会改革協議会が開催されました。今回の協議会では一般質問に対する関連質問を一年間試行として認めない事になりました。調布市議会では一般質問に人数制限を設けていましたが、今議会からは人数制限はなくなり、一時間という時間制限の中で各人が自由に行政に質問できる状態になりました。その中で関連質問も出されましたが、議事進行からも、一般質問が新しい運営になったこともあって関連質問のあり方を再考する時期に来ているのではとの声もあり今回のような結果になりました。

元気派市民の会で提案していた「手話通訳の導入」は、他市では当事者負担での傍聴の事例などが示されたり、専門用語の多い通訳なので人材の問題なども出され、もう少し詳しい検討材料を集めて、再度検討することになり

「議会への保育導入」は、考え方については理解が示されましたが、子どもの安全確保の問題なども提示されたり、或いは当事者の方から、まずケーブルテレビの放映をといった声が多いなどの意見も出され見送りになりました。



       - MIPROキッズフェア にでかけました-

 私は日本福祉のまちづくり学会の会員ですが、全国大会で知り合ったTOTOのユニバーサル研究所・竜口さんから案内を頂いたので、6月27日、日曜日には池袋サンシャインの文化会館で開催されたMIPROキッズフェア に出かけてみました。

おもちゃから、靴、食器、車椅子、遊具など様々な展示物があり、福祉機器の充実ぶりに目を見張りました。その中でもびっくりしたのは自転車に車椅子を繋いでサイクリングできるというドイツ製の乗り物?でした。試乗したのですが、「快適」です。こどもたちも大喜びするのではと思いました。
高齢化社会という視点からも、病院の通院、散歩、旅行先でのサイクリングなどにも活用できるのではと、この乗り物には感心しました。活動が広がるそんな気持ちにさせる乗り物でした。

遊具は、輸入品に色彩感覚やさわり心地の良いものが多く見られました。工夫された道具があれば、活動範囲も広がり、こどもたちの秘められた可能性の芽がぐんぐんと伸びていくんだろうと思いました。

2004年6月25日金曜日

平和なくして人権なし。

 私は、市川房枝政治参画セミナーBコースを受講していますが、昨日Aコースに、私のテーマのひとつである「誰もが平等で尊重されるまちづくり」に欠かせない「人権」についての研修会がありましたので一日受講しました。フランス第4共和国憲法、世界人権宣言、日本国憲法等を参考に人権について学びました。特に日本国憲法は国の最高法規で、議員は、憲法を尊重し擁護する義務を負っていますが、学んでみて、私自身十分に理解できていなかった箇所が多いことに気づき、この時期、深く考えさせられました。

日本国憲法の中の前文には、「・・全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・」とありますが、この部分が平和的生存権の根拠だそうです。センターで学んできた中で、いつも心に響いてくる言葉は、「平和なくして人権なし」です。今、地域、国をとりまく不穏な空気に重苦しさを感じているのは私だけではないと思います。不断の努力がなければ、人権・平和は保持できないものだと日々実感させられています。学びながら行動する大切さも今更ながら実感させられた学習会でした。



        -鉄道敷地利用検討会を傍聴して-


 25日午後6時半からはグリーンホール小ホールで京王線が地下化になった後の鉄道敷地の利用について市民公募委員も含めた検討会が開催されることになっていたので新宿での研修会から直行しました。
 私たちのこれからの暮らしに大きな影響力のあるまちづくり計画の一環としても大事な検討会です。市報にも開催日程が載っていますが、残念ながら傍聴者は、さほど多くはなく、もったいないなと感じました。

検討会は、調布駅周辺と、布田・国領周辺の2グループに分かれて基本構想についてグループ会議として進行されていましたが、傍聴者も席近くで話を聞けたり、委員に出された詳しい資料も貸し出して貰えたので議論の内容がわかり参加者の一員という気分で傍聴できました。
調布駅周辺は緑豊かな散歩道、歩行者優先の考え方、安心して子どもを遊ばせられる遊空間、自転車と歩行者の共存は、など様々な提案がされていました。
布田・国領では、四季を感じる空間、農を感じる空間、親子で遊べる空間、地下にもぐった鉄道を感じられる空間など多様な意見が出されていました。例えば地下を電車が走ると上で踏切の音が聞こえるなど、具体的なアイディアも話されていました。


市民報告会までに後二回検討会が開催されることがわかりました。
7月12日(月)、7月26日(月)共に18時半からです。またこれらの意見が集約され、検討会として話し合われてきた内容について、8月21日(土)には、市民報告会として発表することになっているようです。
私たちの駅前広場も含めた日々利用している駅周辺のまちづくりが話し合われていて自分の実感も含め傍聴できる検討会です。

残念ながら私は二回とも傍聴は難しそうな日程ですが、お仕事帰りにも傍聴できそうな時間ですので、この日記をお読みになった方で関心の高い方は、日程をメモされて是非、傍聴されますように。
また市民報告会は検討会の案に市民提案を加えていく場でもあると思います。この日は私も参加するつもりです。私たちの駅です。みんなの声を伝え、一緒に創り上げていきましょう。(各日程の詳しい会場等は市報で確認下さい。)

ひまわりとラベンダー

 一昨日友人から電話がありました。「疲れを癒すにはラベンダーの香りがいいのよ。」栽培しているラベンダーを摘みにこないかと誘ってくれました。役所でばたばたしていて、どうしようかと思ったのですが、甘えて夕方寄って見ることにしました。もう薄暗くなっていましたが、ラベンダーが一面に香り立ち、心の中まで浄化されていく気分になりました。
そこには台風の後でしたが、ひまわりが傾くこともなくまっすぐに元気良く輝いて咲いていました。帰りがけには何本か分けてもらってきました。
バテ気味だった私も、友人からは優しい気持ちを、花々からは勢いのある元気をもらいました。

 今日は市川房枝政治参画セミナーで「人権」についての講義があります。いつも受講しているBコースではありませんが、日々不穏な状況の今、自分のひとつの原点である人権について学びたいと思い、これから出かけます。 今日は梅雨らしく雨で、身体も一息つけた気がします。
最後に皆さんにも「元気」のお裾分けを。

2004年6月23日水曜日

 6月議会、閉会する。

 昨日は6月議会最終日でした。私はそこで二件の議事について討論しました。一つは16年度一般会計補正予算に対してです。これは6月11日付けの日記で書いたように問題のある予算編成だと受け止めていましたので、この補正予算の提案には反対の討論を行いました。結果は反対2、賛成25で賛成多数で可決されました。目下、6月議会の議案結果一覧表を作成中です。できあがり次第そこに討論の全文を掲載しますので、お読み下さい。

 
もう一つは、「市長と市議会議員に国民年金納付状況について過去に遡って公表を求めた」陳情に対して討論を行いました。陳情された方が公表することが政治への信頼を表現するチャンスだとされている事は十分にわかりますが、年金情報は個人情報ですので、議会という機関に求められても現行の法規上からも開示できず、機関として応えることには無理があります。

 
議員個人個人が陳情の趣旨を真摯に受け止めてそれぞれに判断し対応すれば、市民の信頼に応えることは可能だと思います。議会としては、複雑な年金制度の欠陥の改革を求める地域の声を上げていけるように議論することが市民益にかなった議会の対応ではないかと考え、議会という機関に求められる陳情としては無理があると受け止め、不採択を求める討論を行いましたが、結果は不採択が11、趣旨採択が14と賛成多数で趣旨採択になりました。この討論の全文もこれから作成する6月議会の議事結果一覧表に掲載しますので、ご覧下さい。

 

       -大河みとこの年金納付状況報告-

 
 私自身は年金の未納はないと認識していましたが、皆さんに正式にご報告したい考えもありましたので、6月21日に私自身が府中市にある社会保険事務所に出かけて、自分の年金記録を確認してきました。少し待っていると程なく「被保険者記録照会回答票」と書かれた一枚の用紙が手渡されました。大学卒業以来、厚生年金、国民年金という変遷はありますが、未加入、未納期間はなく納付済みとなっていましたので、ここにご報告致します。
 
さあ、今日から会報編集が始まります。ホームページに掲載する報告資料も作成しなければ、、。本日も強い日差しです。体調が崩れそうな天候の変化が続いています。慌ただしかった6月議会が終了しましたが、大河も少しバテ気味です。 皆さんもご自愛下さい。

2004年6月17日木曜日

本日より委員会審査始まる。

 6月11日の日記に書いた、16年度補正予算他の審議が今日から始まります。(詳しくは11日の日記をお読み下さい) 委員会審議は本会議よりも遅い開始時間で、全員協議会室で午前10時から始まります。委員会にも参考資料が貸し出されます。傍聴席は少ないですが、委員会審議は一問一答なので、わかりやすいと思います。機会があったら、是非、委員会も傍聴下さい。日記を書いていたら、日付変更線を越えたので、今日の日記は17日付けです。

昨日は6名の一般質問がありました。初めての時間制限の試行でしたが、全員時間内で終了しました。議会が始まると審議に備えて、資料をひっくり返して見ているのですが、控え室の机の上は、段々と資料の山になってきています。今回の一般質問で取り上げたリスクマネジメントの話と同じで、私自身、遭難しないように自己管理しないといけません。なんだか困ったです。

今回は、控え室に飾ってある私の大好きな写真をご紹介します。選挙ポスターの写真も撮ってくれた大事な友人、加藤さんの秋桜を写した作品です。うまくお見せできなくて残念ですが、ハッとするような色合いで、空の色と花びらの色が調和して素敵です。毎日この写真から元気をもらっています。加藤さん、ありがとう。

2004年6月15日火曜日

一般質問終わる。


 予想通り、午後二時過ぎからの一般質問が、ぎりぎり一時間以内で終わる。ほっとした瞬間に、私の質問に関連してという、関連質問が出ましたが、どの部分が私の質問に関連した内容か分からず?でしたが、結果関連質問の答弁調整で休憩に。再開が午後5時近くになりました。

今日は友人が車椅子で傍聴にきてくれました。残念ながら調布市議会では傍聴席が車椅子対応になっていないために、一番広い記者席にステップの関係から斜めになった状態で傍聴してもらうような結果になってしまいました。普段は電動車椅子なのに、折り畳みの車椅子に乗り換えてもらい、背中が痛むような格好での傍聴になってしまいました。一日も早く、議場の一部に車椅子対応できる傍聴席への改修を、これまで以上に働きかけていくつもりです。ごめんねAさん、疲れたでしょうに。

明日15日、大河みとこは、午後から一般質問します。

 今日から一般質問が始まりました。通常は9時過ぎから始まりますが、本日はテレビ取材の申し出があったりで、臨時の幹事長会が開催されたりして、11時からの質問となりました。

そんな事情もあって本日は5名の質問者で終了しました。大河は10番目に質問しますので、明日15日のたぶんですが、午後の二番目、2時頃からか?と予想しています。傍聴される方はお手数でも議会事務局に連絡して正確な時間を確認の上、傍聴下さいませ。 (議会事務局81-7291)  

 今日は質問答弁併せて一時間以内と時間制限を試行する初めての議会でした。そのせいか時計を気にしながらの、質問者の方も居て、他人事ではなかったです。終了10分前にはタイマーが鳴ります。3分前にはチン、というベルを鳴らしてくれるようですが、今日は3分前のベルを鳴らした人はいませんでした。私は与えられた時間を有効に生かして質問したいと思っています。3分前のベルにお世話になるかもしれませんね。

2004年6月13日日曜日

市議会レポートに6月議会会期日程・議案掲載中。

 ホームページの市議会レポートに6月議会の日程表と審議される議案の一覧表を載せました。6月議会でどんな問題が議論されるか分かると思います。どうかご覧下さい。
今日は、富士見町の「希望の家・地域のつどい」、そして武蔵境通り住民協議会の話し合いに総合体育館へと、一日中、出かけていました。

「希望の家」は、多くの知り合いがボランティアで活動支援している場でもあり、一年に一度だけですが、毎年お邪魔しています。例年賑やかにボランティアの方が焼きそばや焼き鳥、綿菓子等も出店しています。私も帰りには楽しみで買ってくるのですが、今年は鳥インフルエンザの影響で焼き鳥のお店はありませんでした。世界で、日本で起きているいろいろな影響が、身近な所で実感させられる一例になってしまいました。

会場をゆっくり回っていると、地域と共にある施設の存在が自然に伝わってきました。あー、そうなんだ、地域コミュニティーってこういう事かな、そんな気にさせる一時を味わいながら、私が密かに「幸せな雲の味」と名付けている大好きな「綿菓子」を買って戻りました。

 今日はもう一件、大事な会がありました。地域にとって重大な道問題を話し合う会、「武蔵境通り住民協議会」です。歩行者、そして自転車、車、それぞれが安心して使える道路を考えよう。緑は調布らしさを生かした樹木で、そんな趣旨のやり取りがありました。いよいよ区間工事も間近、私たちにとっても、大事な時期に差し掛かってきたと気持ちを引き締める思いで戻ってきました。

そして今、深夜です。しぼんでしまった綿菓子を口に運びながら、明後日の一般質問とにらめっこです。なんだか我ながら長い文面にため息です。なんとかわかりやすくまとめないと、今日も一日は長い!

2004年6月12日土曜日

議会棟のモニターテレビは、これ!

二階のモニターテレビもご紹介したので、ここでは議会棟に設置されたモニターテレビを紹介します。議会棟の入って左側に全員協議会室があります。その前にソファーが置いてありますが、その壁際にモニターテレビが設置されています。携帯で写したのでこれが限界で申し訳ありませんが、暗い感じで写ってしまいました。画面が大きいのはわかるかと思います。議会棟は壁が板張りなので、落ち着いていると言えばそうかもしれませんが、全体が暗い感じになりますね。ゆったり座って見るのには良いのではと思います。

2004年6月11日金曜日

議会初日の質疑終了する。さあ、これから

 昨日から議会が開会しました。私は予定通り、まず各公社の経営状況について質疑し、その後に補正予算も質疑しました。

今まで75歳以上の方に一律5000円の老齢金が支給されています。これを節目支給に変更し、そこで確保された財源を高齢者の方に必要な介護予防政策等に充てる提案が3月議会で議論されましたが否決されました。3月議会で提案された予算には老齢金は節目支給分しか計上されていなかったため、今回、従来通り9月に5000円を支給するための予算を計上した訳です。その財源には前年度繰越金を充てています。

これからは必要な事業を選択していく時代です。家庭でも何か新しい事をする時には、今までの支出を見直します。この当たり前のことを行政も丁寧にやっていかないと借金は増え続け、こどもたちに無用なツケを残す結果になります。今回の補正では事業の見直し等による財源確保をせずに、前年度繰越金を原資にしたために、新規事業も、今までの老齢金も支給される事になり、歳出が増えただけという結果になった訳です。ここに現れている考え方は、行革断行が公約だった市政運営に反するのではないかと、審議が始まる前に問題提起しました。

議会にもモニターテレビが設置されましたが、市役所二階でも議会の様子がわかります。14日から一般質問が始まります。18名が16日までの三日間質問をします。市役所の二階奥の市民相談の横にモニターテレビが設置されています。市役所に用事があった時、ちょっと画面を見て頂ければ議会の様子が分かります。注目頂けるとありがたいです。

2004年6月8日火曜日

6月議会は、6月10日から6月22日までです。

 議会運営委員会で議会会期日程が決定しました。一般質問は18人で、14-16日が質問日です。委員会審査は17日から、最終日22日には、審査された議案それぞれに採決を行います。
私は10日初日に、公社関連の質疑と補正予算の質疑を予定しています。これは午前中に開催されます。事務局に時間を確認の上、傍聴下さいませ。(議会事務局81-7291)

もうすぐ開会が近づいているのに質問の本文は簡単には進みません。徹夜するには年齢的に後が大変なんだから、なんとかしなければと思っているのですが、毎日朝夕の気温差が大きく、風邪を引きそうです。困った、大丈夫かな。とにかく頑張ろう。

2004年6月7日月曜日

議会前の慌ただしい毎日が始まりました。

 議会開会は6月10日ですが、その前に打合せの会議がいくつか続きます。また一般質問する場合は、質問取りという質問の要旨を行政に伝えるやり取りの場があります。今日は私の質問取りの日でした。
6月議会は、18人と質問者も多いので、理事者側も慌ただしく動いています。私は他に、議会初日に議案を上程する際の質疑をするか検討しています。これも通常する場合は質疑内容を伝えるようになっています。明日には結論を出さねば、、。


         
           -旧小笠原邸ってご存じですか?-

 昨日は、私が会員になって勉強している国際公会計学会の部会がありました。今回は部会終了後にメンバーを祝う食事会も予定されていたので、一般質問の要旨をまとめるという宿題を中断して出かけました。食事場所は都所有で民間業者に運営委託されている旧小笠原邸です。公共施設の新しい形の運用なので、見学も兼ねての設定でした。追われるような毎日でしたので、一時、別世界に浸った時間を過ごしてきました。
建物自体は昭和2年の建築物なのでかなり古いのですが、都内の喧噪とした場に突然出現したレトロな風景にビックリさせられます。雰囲気があって、多くの来客のある人気のある場所として蘇った訳です。結婚式もできるそうですが、公共施設の活用法の一端を垣間見たような気がしました。もっとも帰宅後は、中断していた宿題の続きをするためにパソコンと向かい合う羽目になり、すぐに現実に戻ってしまいました。
旧小笠原邸を今日はデジカメに収めてきたので、ちょっとだけですが、私が味わってきた雰囲気のお裾分けを。

2004年6月6日日曜日

調布駅南口広場は「調布の原風景」、大事にしたい

 昨日は環境フェアーで、久しぶりに調布駅南口広場で長い時間過ごしました。熱い日差しのせいか休日の人出は今ひとつでしたが、初めてあった人々が気軽につどい憩える場所の機能は今まで通りで、貴重な調布産のお米「きぬひかり」を紹介しながら、多くの方と様々な会話を交わしました。
ある高齢者の方からは、郷里は農家で田植えをした時の事など、手振りを入れて、懐かしそうに話してくれてました。実家の親を思い出したりして、しんみりした気分になってしまいました。
親子連れの方が、「一度食べてみようね」と言って子どもさんに話しかけながらお米に目をやってくれている会話を聞いた時、今どうしても長崎県で起きた幼女の事件が頭から離れずにいる私には、何気ない日常の幸せの隣り合わせにある現実の重さを感じずにはいられませんでした。

あれから自分の中に何とも言えない胸の痛みが続いています。これから大人として、何を努力していったらいいのか広場を行き来する人たちを見ながら漠然と考えていました。
子どもたちには駅前広場の雰囲気が「調布の原風景」かもしれません。日頃から大人も子どもも、親しくふれ合えたり、語り合える地域のコミュニティーって、本当に大事だと改めて感じた一日でもありました。

2004年6月5日土曜日

6月議会・一般質問者、今まで最多の18人

 6月議会の一般質問者は今までで最多の18名になりました。質問は、14日から始まります。質問時間は質問と答弁併せて1時間までとなっています。
最終議事日程は8日午後から開催される議会運営委員会で決定しますが、3日間は必要だと思っています。傍聴される方も増えることを期待しています。

         -大河みとこの一般質問内容は?-
私は、「公共施設は市民のもの、市民のための有効活用を」という質問をします。行財政アクションプランでは公共施設の再配置が提案されています。一方で再配置計画の素案が出る前に廃止を位置づけられた施設もあります。
まず「建物ありき」の議論をする前に、行政サービスの目指すべき考え方や、行政運営に必要な施設とは何かという議論をした後に、政策実現のための手段である建物の話しに入るのが順番です。

そのためには行政の目指すまちづくりが達成できるように資産管理が出来る体制づくりが必要と考えて提案も含め質問する予定です。質問日は15日だと思います。このテーマに関心のある方は、議会事務局81-7291で時間を確認の上、是非傍聴下さいませ。

ところで、明日は調布駅南口広場では、環境フェアーが開催されます。私は谷戸と田んぼの会会員として、会場で調布産の米を紹介します。お昼頃の当番です。お近くを通ったら覗いてみてくださいね。

2004年6月4日金曜日

一般質問通告締め切り日

 調布市議会では、質問書の提出順に発言します。今朝は早くから受付窓口に何人か同じ時間帯集中し、クジで発言順を決めたようです。私はというと、提出したタイミングが会派でまとめて提出された後になってしまい、結局受付順番は10番目になりました。
こうなってくると何日の何時かという予想が難しくなります。たぶん15日11時頃か、或いは午後一番か?なんともわかりにくくなりました。
15日は確定だと思います。傍聴予定の方は、議会事務局(81-7291)まで確認の上、お越し下さい。本日午後5時で締め切りです。今まで開会された議会で最多の質問者人数になるかもしれません。
確定したら、また日記でお知らせします。

2004年6月3日木曜日

梅雨入り間近、本日一般質問通告する

 事務所の中は少し涼しいです。これから役所に出かけ、質問要旨を提出に行きます。役所に電話をして確認すると、すでに6人の方が提出した模様。この調子だと14日の3時近くかしら、それとも15日一番かな。
今回から議会棟4階の議会全員協議会室前と、市役所二階の二箇所に大型モニターも設置され、本会議場まで足を運ばなくても本会議の様子が見えるようになります。人数制限はありますが、懸案だった傍聴者への議案関係の資料貸し出しも可能になりました。議会事務局の受付で貸し出しされます。議会改革が目に見える形で実現されてきました。

議会は6月10日より開会。最終日はまだ確定していません。議会運営委員会で決定されますので、またお知らせ致します。6月10日以降に市役所を訪れた方は、是非市役所二階のモニターにご注目下さい!

              
                スカートに衣替えしたぺこちゃん
          パソコン横にいるぺこちゃんも、衣替えしました。夏近し

2004年6月2日水曜日

6月議会、一般質問通告日 迫る。

 明日、6月3日から一般質問の受付が始まり、翌4日午後5時に締め切られます。あれもこれも質問したい気持ちと、あれかこれかにしなければ質問が時間内に終わらないと昨日から悩んでいます。なぜいつもより苦しんでいるのかというと、議会改革の一環として一般質問は質疑応答併せて一時間以内で行う、とする試行が6月議会から開始されるからです。
今までは会派人数の二分の一までの人数が質問できました。私は一人なので年二回しかできませんでした。今回からは時間制限を設けた代わりに希望者全員が毎回質問出来ることになっています。ただし私は一人会派でも代表質問を認められている状況なので、その際に質問となると重複になるのはどうかという他会派からの意見もあります。
そこで私は、今まで年二回だった一般質問が三回できるようになったと考え、3月議会では代表質問を、一般質問は6.9.12月議会に毎回するように心掛けていくつもりです。
今までは、基本的には行財政全般と具体的な課題を一問づつ取り上げてきましたが、今回は時間制限は初めての経験なので、行革プランで緊急プランに位置づけられている「公共施設の再配置」に絞って質問しようと思っています。今日は午後から幹事長会です。

明日3日に提出すれば、一般質問日は14日に、今回から質問者が増える可能性も多いので、4日午前だと15日、午後だと或いは16日かもしれません。さて質問日も通告日次第です。どうなるやら