1999年10月4日月曜日

国際公会計学会・全国大会でパネリスト

早いもので、もう10月に入りました。ようやく秋の気配です。しかし日々深刻な題が羅列されたニュースにため息がでます。トルコ地震に続き、台湾の地震そして動燃事故。前者は天災であり今度の事故はどう考えても人災であることを考えると今までどんな安全管理をしてきたのかと次々に疑問が浮かんできます。唯一の被爆国である日本に起きた起きては成らない事故だったと思います。事故にあった周辺住民の安全を最優先に国でも取り組んで欲しいと考えますし、他の施設での安全確認をもう一度して欲しいと思います。自分のまちに置き換えたとき、あらゆる仕事の安全管理はどうか新たな気持ちでひとつひとつチェックし改善していく仕組みになっているのか考えていかなければいけないと痛感しています。
ところで、九月議会報告がメインの「みみチャンネル26号」が今印刷屋さんで皆さんのお手元に届けるべく準備に入っています。お楽しみに・・・。26号の活動日誌にある9月の活動から2点をちょっとくわしくご紹介します。
9/12私が学んでいる、国際公会計学会の全国大会(会場・関西大)のなかでシンポ「自治体における貸借対照表をめぐって」がありました。この時私もパネリストとして参加しました。学会においては「公会計はだれのもの」という視点から「市民にわかる財政ディスクロージャー」部会を提案し世話人をしています。どうしたら自治体の財政状態が市民の方にわかりやすく情報公開できるか、財政状況の理解を進め、私たちの会でも提案している行政と市民が協働して進めるまちづくりへとつなげていけたらと思って勉強しています。学会に関心ある方は学会URLはhttp://www.toho-jc.ac.jp/~ushiro/J:CIGAR/です。
私が報告した要旨も載っています。ごらんください。

もうひとつの話題は、エイボン女性文化センターから取材を受けた事です。私の恩師でもあり市川房枝記念会政治参画セミナーでお世話になっている山口みつこさんが今回、1999エイボン女性年度賞のエイボン功績賞を受賞されます。女性の政治参画への功績を認められての受賞です。20年前からスタートしたこの年度賞の第一回の大賞は国会議員であった故市川房枝さんです。
今回この受賞式で放映される山口先生の活動を紹介する映像のなかでセミナー出身者の立場からのメッセージをと取材を受けたわけです。今でも政治参画セミナーを受講していますが、「婦選は鍵なり」という言葉が会館にあります。まだまだ女性の政治参画には多くの困難がありますが、これをサポートするべく努力されている山口先生の受賞は私にとっても大きな喜びでした。今月も 10/8.9と政治参画セミナーを受講します。法政大五十嵐敬喜先生の公共事業についてのお話です。 
今回取材を受けたことで、問題意識を持った組織に所属していない女性でも政治参画できるようサポートしていくこの流れをこれからも絶やすことなく続き、もっと広がるよう一歩前を歩くものとして自分にできることは何かを考えていこうという自分の思いを再認識しました。