2012年3月11日日曜日

東日本大震災から一年

 今日は東日本大震災から一年、様々な追悼式が行われます。調布市でも午後2時46分に防災無線で黙祷を呼びかけます。改めて犠牲になられた皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 私はNPO調布まちづくりの会会員ですが、震災の折りにまち会メンバーからいわき市勿来地区への支援の呼びかけがあった際に、「元気派市民とみとこの会」のメンバーと共に3月19日に物資等を届けるべく支援ましたが、今回は調布まちづくりの会と勿来まちづくりサポートセンター勿来復興プロジェクトとの共同事業でいわき市の被災と復興の道のりを写真で綴った東日本大震災写真展を3月5日から本日16時まで開催しています。
昨日はいわき市からNPO勿来まちづくりサポートセンターなこそ復興プロジェクト事務局の中根さんをお迎えし、お話をうかがいました。
震災でのご苦労、自分たちの手で立ち上げたサポートセンターは復興計画グループ、生活支援グループ、生活対応グループがあったり手作り商品も手がけていらっしゃるとのこと。炭坑に関係していた都市として交流があった山口県宇部市からの支援が大きな力になったこと、ボランティアの方を受け入れた際に現地に作業にいく方に明るく送り出すことが作業する人の心に頑張れる力をつけるのだと宇部市の方にアドバイスをもらったお話もありました。
これからの復興に向けて岩間海岸の防波堤を後世にに残し、安心して暮らせる地域づくりの為にモニュメントを建立、悲しみから希望への願いを込めて復興を誓う公園を整備する事業も展開されています。
写真展の会場には募金箱を設置しました所、多くの方のご厚意が沢山寄せられています。今日、後僅かな時間ですが写真展まだやっています。
是非、ご覧下さい。
お話の後での懇親の場で様々名お話を伺いました。現地では、なかなかに平常な生活が戻ってこないが、自分たちのまちだから、新しいまちづくりも厳しいが住民発意で頑張っているという優しい語り口のなかに秘められた熱意がとても強く伝わって来ました。こうして直接お会いしてお話を聴くことで、言葉では表せない土地への愛着、地域の人々を想う心など私たち自身はどうだろうかと自分に問いかけたりしながら、もっとこういう機会を作っていかなければと強く想いました。これからも、自分たち自身の問題として変わらず支援し続けていきます。
慌ただしい中、調布まで駆け付けてお話頂いた事務局の中根さん、貴重なお話、本当にありがとうございました。

なこそ復興プロジェクト 募金箱
   写真展会場                                        会場に置かれた募金箱
 地図で確認する   中根さんからお話を聴く
    現地の地図もありました。                      お話頂いた中根さん