2004年10月19日火曜日

台風と共に視察へ 豊田市・瀬戸市・姫路市。

  大型台風が近づいているという報道を聞きながら、西を目指して、総務委員会の行政視察に本日19日から3日間、三市 に出かけます。まず人事評価システムについて豊田市へ、このテーマは調布市でも人材育成基本方針を策定したばかりの中で先進市である豊田市で学ぶという趣 旨です。企業都市でもある豊田市がどのような理念に基づいて行われているのか興味深く思っています。瀬戸市では行政経営についてです。調布市では行政経営 会議を始めるなど経営の視点からの動きが始まったばかりですが、瀬戸市では平成12年からニューパブリックマネージメント理論に基づいて取り組んできてい ます。なかなか難しいテーマですが考え方のエッセンスやトップマネージメントを指揮することはどういう事なのか等、実際に運営されている方の声を聞いてき ます。姫路市では行政評価システムについて学んできます。今手元にある資料を見ると、調布市が導入しつつあるシステムに類似した考え方方法論を採用してい ます。それぞれの課題も含め生の声を聞き、今後に生かしていくつもりです。台風の心配はありますが、施設見学ではなく実際にテーマに携わっている方にお会 いしての視察です。生きた視察にあるように張り切って出かけます。

木島平フェスタin調布・消費者まつり・文化祭・まちなかアート展
10月16.17日と市内で行われている様々な行事に参加しま した。木島平フェスタでは、心待ちにしていた私の大好きな鬼島太鼓を聴くことができました。「小さな村の大きな太鼓」、このグループは2001年には 「オールジャパン太鼓コンテスト」で最優秀賞、昨年は「東京国際和太鼓コンテスト」で最優秀賞、来年にはヨーロッパで有名なWILTZ音楽祭から招聘を受 け演奏する予定だそうです。今回は小学校6年中心メンバーでの演奏でしたがその迫力はすごいものがありました。来年もきてくれるのではと期待しています。 是非是非、お聴きください。魂が揺さぶられる、そんな感覚になります。また木島平村出身の日本昔話の常田富士男さんと共に村に残る伝説を形に残そうと村と 近隣の有志が演劇活動をされている「農民芸術ふう太の杜」による創作劇の「国王塚」も観劇しました。この日強く思ったのは、「文化ってこういうことか」で す。姉妹関係を結んでいる木島平村の別な一面を再認識しました。

文化会館たづくりで は消費者まつり、文化祭が開催中でした。私には消費者まつりは特別な思いがあります。この第一回の開催にかかわってきた経緯があります。その時は調布市民 フォーラムという団体からの参加でしたが、生協の役員時代には消費者だよりの委員もしていました。その頃からずっと活動している方がいるのには頭が下がり ます。今回はごみ問題を取り上げたコーナーでの展示が興味深かったのでメモしてきました。
資源処理をするのに もお金がかかります。買う際には一考して必要なものを購入しましょうという内容でした。燃やすごみが1kgで38.3円、びん100g7.7円、2Lペッ トボトル223円、不燃ゴミ1kg140.6円、スチール缶50g9.5円、古紙・布1kg12.3円です。ちなみにごみ有料化で一ヶ月間で275台分の ごみが減らせたそうです。ちょうど調布駅から西調布駅までの1.5kmの長さに匹敵するとの事。こういう説明はわかりやすいですね。
気になった他の展示ではおもちゃの病院、病に倒れたおもちゃが蘇ります。イベントだけでなく常時、或いは定期的に開催して欲しいものです。三鷹市では消費者センターで月二回開設されているそうです。
リサイクル品を利用した工作コーナーでは、石を用いた万年カレンダーの制作もありました。なかなかのアイディアに感心しました。

  たづくりでは演劇祭、いけばな展が催されていました。2階ギャ ラリーでは花の香りで一杯です。様々な流派の競演です。新しい時代感覚をとりいれた創造的な作品も多く見受けられましたが、ホトトギスと菊など古来からの 素材を利用した作品もあり、素朴でも精神性を感じさせる雰囲気のものも展示されていて、心が洗われるような感覚で楽しませてもらいました。建物から出ると 広場ではテントが張られにぎやかでした。写真に載せたのはサウディアラビア友好の協会です。ワールドサッカーでの交流が一過性に終わることなく遠くの国に 思いをはせて平和を願う気持ちにもなりました。

 まちなかアート展は5年前から旧甲州街道をギャラリーにして、調布が表情豊かで魅力ある街になることを願って10月 17日より11月7日まで開催されているものです。17日は、オープニングセレモニーが、ちょうふだぞう前で開催されていました。調布駅前の西友から先で 布田駅の少し先までの各商店と、一部調布銀座、パルコにも作品が展示されています。また南蛮屋地下一階のギャラリー樹にはまとまった作品が同様に展示され ています。お買い物ついでに、またぶらぶら調布のまち再発見の小さな旅・まちなか散歩に出かけてみませんか。

2004年10月15日金曜日

会報46号をホームページにアップしました。

昨日は子どもの母校、神代中学校の体育祭に行きました。 かつてマスコットという各ブロックが作成した絵が飾られたりした風景は消えて、少し寂しい気がしました。学校ではこどもたちの楽しみにしていた行事へかけ る時間の余裕もなくなってきています。力を合わせて作り上げていく事など、いわゆる学習からは学べない大事な事を会得できる場も奪っている余裕のなさに気 が重くなります。
午後からは応援合戦 がありました。私にも中学生の生き生きしたエネルギーが伝わってきて、少しほっとしたりもしました。力一杯走り抜ける子ども達の顔を見ると、大人が子ども を思うことは、本当はどういうことなのかな、もっと真剣に考えなくては、そんな事をしきりに考えながら帰ってきました。
みみチャンネル46号には、「子どもは大人社会の鏡、もう一度考えたい、こどもたちのこと。」と題して座談会を11月28日に行うお誘いを載せてあります。ご一緒に日頃感じていることを話しませんか