2001年2月1日木曜日

日本の財政状況は世界ワーストワン!

2月1日、本日は婦人有権者同盟主催の「本年度国家予算について」の学習会に参加しました。
会場は参議院の議員会館会議室でしたが、初めての議員会館への一歩だったので物珍しく、紹介議員の名前の入った用紙を半券のように警備員に一部をもいでもらって入館するなど「ふーん」です。
無所属の地方議員は国会議員に陳情するという行為ともほとんど無縁なので、こういった場に来るチャンスは滅多にないのです。なんとなく物々しさを感じた時、友人が市役所でも特別な雰囲気が議会棟にあるといった言葉を思い出しました。

さて、今日の学習会での大きな驚きは財政改革という政策課題を今回も先送りした本年度予算編成だった点です。日本の長期債務残高は666兆円でGDP比では128.5%と、主要国がいずれも1993年を境に財政改革が進み改善の道を歩んでいるのに我が国だけが悪化し続け、改善の兆しすら見られず世界一の悪化した財政収支状態であるのにです。
誰も責任をとらずにその日暮らし的な発想でしか政治は考えられていないのか、政治不在といわれても致し方ないな、という失望感。自分自身が政治参画している立場からも苦い思いで一杯になりました。

学習会終了後、婦選会館で開催された「新成人のつどい」で知り合った「18才から参政権を」と活動している大学生の方と話す時間がありました。これからの社会への情熱ある発言をしていたことを思い出しつつ、今日も学習会に参加したという意気込みに触れた時、「まだまだ日本も捨てたものでもない。心ある若者も、ちゃんと育っている」と感じることができました。過去は変えられませんが、未来は創ることができます。一歩前にでなければ未来は始まらない、です。私もがんばろう!
私が知り合った18才からの選挙権というテーマで活動している「大友新」さんはRightsという会を結成し活動中です。ご興味のある方はRightsのホームページ http://www2.nyanboo.com/rights/アクセスしてみては。