2010年1月25日月曜日

臨時議会開催

 本日、臨時議会が開催されます。主な議案は、12月議会で継続審議になっていた二枚橋衛生組合解散等についてです。
二枚橋衛生組合はご存じのように、小金井・府中・調布市の三市で可燃ごみ焼却処理をするために設立された組合です。すでに19年3月に炉が停止され、16年11月の組合議会では、21年度末までに、調整が整い次第組合を解散する事が承認されていました。
12月議会では、市長から組合の解散と財産処分についての議案も提案されました。詳しい内容は会報67号にも記載しましたが、私は、提案された施設撤去に当たっての内容は安全性と環境に配慮した作業工程である事や、地下に残る構造物の汚染が確認できなかった事、これを撤去する事で鉄道等に及ぼす影響や、50億に及ぶ工事費を考慮すれば今回提案された内容は妥当と考え議案に賛成しました。しかし資料不足を主な理由に動議が出され委員会では継続審査になっていたものです。

今回、行政側が示した資料について、結果的には概ね理解したという事で委員会は全員異議なく原案了承となりました。委員会を別室で音声のみでの傍聴でしたが、様々なやりとりはありました。構成3市にとっても重要な政治課題になっていた事もあって、報道関係も五社が取材に入りました。
しかし、前回資料不足を理由に継続を主張した2会派のうちの1会派からは何一つ質疑もなく、終わってしまいました。結局、どんな資料であれば納得したのか。何の発言もせずに了承した意味は何なのか、何一つ分からずじまいでした。
現在、本会議の委員長報告は結果のみの報告です。どんな質疑があって了承されたのか、逆に何故継続になっていたのかも含め、いくらインターネット中継されても市民にはわかりません。傍聴した私でさえ、各会派の考え方は掴み切れませんでした。
議会は議決機関ですが、議事機関でもあります。市民にとって重要なゴミ問題です。それぞれの主張を明確にして十分議論を重ね結論を出すことが求められていたと思います。
行政側に、説明責任を求めている議会として、わかりやすい議会運営。
なにより活発な議論をする場として機能することが求められていると痛感しています。
今日の臨時会を契機に、開かれた議会改革を早急に進めていくように更なる努力をと思っています。


それは、おしゃれなコンサート

 社会福祉法人調布を耕す会は毎年、障がいの有無にかかわらず楽しめる、地域密着型の本格的なコンサートを主催しています。今年は1月23日、たづくり・くすのきホールで開催。今回は、ボタン・アコーディオン奏者の桑山 哲也さんの演奏会でした。日々、ばたばたしている私にとっても地域での演奏会はありがたく本当に久しぶりに大好きなアコーディオン演奏に耳を傾けました。
独奏とピアノ、ギター、ベースでの合奏と、よく知っている映画音楽や心に染みるオリジナル曲などユーモア一杯のトークもあって2時間があっという間でした。
文字通り、誰でも参加できる「場」を多くの方と共有、おしゃれな、楽しいコンサートを満喫しました。
休憩には薫り高い耕す会の運営する「喫茶店カフェ大好き」のコーヒー、友人からは耕す会が昨年4月から始めた手作りジェラード「ハッピーアイスクリーム」をプレゼントされ、そして桑山さんのCDも購入し、それは、それは幸せな時間を過ごしました。

来年のコンサートは1月16日(日)くすのきホールと決定しています。来年は、皆さんも是非コンサートに!
邦楽鑑賞

 友人が、(財)伝統文化活性化国民協会事業として取り組んでいる、伝統文化子供教室発表会(深大寺子供教室)と、その後開催した三味線・日舞の玉ごの会新年会を24日に僅かな時間でしたが、鑑賞し楽しみました。
子ども達は着物に羽織・袴姿で、愛らしく日頃着慣れない着物に緊張しながらも嬉しそうな気持ちが伝わってきました。
知り合いの方の唄も鑑賞したり、思いがけず日頃と違った勇姿に感動しました。今、子どもたちは20歳になり、成人式で初めて着物を着たり、髪を結ったりする場合が殆どではないでしょうか。
ピアノは学校で日常的に触れたりしますが、三味線には触った事もないというのが現実です。自分の国の文化を知る事は、自分自身を知ることにもつながっていくと思います。もっと日本文化に触れる機会を作っていかないと、私達の大切な伝統芸能も、文化も映画や歌舞伎だけの鑑賞する対象になってしまうのではと危惧します。こういった身近で触れ合える場を大切にしなければと思いつつ、まだ演奏が続いている会場を後にしました。