2000年12月4日月曜日

いよいよ12/8から議会開会!!

12月議会へ向けてカウントダウンです。
今日は仙川駅前の桜の木について考える会に出席しました。この仙川駅前広場の桜伐採問題については、私自身にも多くのお電話、お手紙が寄せられていました。ですから地域市民の関心の高さについては承知していましたが、今日開かれた考える会に参加したいと考えた第一の理由は駅前広場の予算執行を議決した議員として、今回の計画について、多くの地域住民が、その決定に対し異議を唱えているという事実に対し真摯に受け止めなければいけないと考えていたからです。ですから参加した人の生の声を、是非自分の目と耳で聴き考えたかったからです。二番目として今後、市民と行政の行き違いを繰り返さないためにもこの議論の中から今後のまちづくりに生かすべき点を見いだしていきたいとの考えからです。
市長も参加するということで、250人を超える市民、市外の関心のある方が第八中学校の体育館に集まってきました。木を切らないでと切々と訴える人、切ることもやむ得ないという人、様々な熱気のある発言が続きました。忙しい時間を都合つけて多くの方々が参加した会だろうと思います。考え方が違ってもそれぞれの発言に耳を傾け考えることが大事なことだったと思うのですが、他の人の発言を遮る声が起きた瞬間が何回かあったことは、そんな意味からすると残念な点ではありました。その中で若い方たちからの真摯な発言が多かったことが印象に残りました。特に駅近くの都立高校に通う女生徒の発言が心に残りました。
「私の高校には桜の木がありません。駅前の桜は入学した時、お祝いを言っているように思えた。開発だけを追求しないで真の豊かな気持ち、自然との共生などいろいろ踏まえてもっと改革をしていって欲しい。計画はすぐ決めるのではなく、もっといろいろな人の意見を取り入れていろんな事をみんなで相談してみんなでいい方法を考えて、いい形で桜を残すために設計を見直してはどうか」とそんな言い回しの発言でした。ちなみに友人三人と考えて参加し発言したとの事。
調布市はこれからのまちづくりの指針としていく基本構想の中で「みんなでつくる笑顔かがやくまち調布」を実現していきたいと市民総意として決定しています。女子高生の発言内容は、この考え方に合致した発言でした。私は、12月8日から開会する議会での一般質問では基本構想実現に向けての基本計画に対し何点か質問する予定でいます。今回の会から学んだ事として、文字通りみんなで意見を出し合い笑顔が輝くまちを創っていけるような条件整備が必要だという立場から、まちづくりへの地域住民の声を生かしていくシステムを市がどう考えているかについても一般質問するつもりです。市民のまちづくりへの提案が市民と行政の合意形成の中で確認され、実際の計画に生かされていくシステムがこれからのまちづくりのキーワードになるのではと今考えています。一般質問は質問の通告順に発言ができます。私は12月12日の本会議場で午前中の質問時間になるのではないかと予想しています。ご都合のつく方は是非傍聴して下さいませ。
くわしい日程は議会事務局0424-81-7291でご確認ください。