2005年9月30日金曜日

新ごみ処理施設整備に係る処理方式委員会傍聴

 毎日の気温の変化が激しいせいか、少し風邪気味です。今月も今日で終わり、一年も後3ヶ月で終わりなのかと月日の経つ早さに戸惑いを感じています。
今日は、午後3時からの国領北口再開発ビル・あくろすホールで開催された「交通バリアフリー基本構想策定委員会」と、夜7時からの「新ごみ処理施設整備に係る処理方式選定委員会」を傍聴しました。
どちらの委員会も傍聴された方が多く、特にごみ問題は三鷹・調布両市の重要なテーマだけあって、夜7時からでしたが、会場は定員30名を超える傍聴者で一杯でした。今回は、処理方式の選定方式や評価基準を明らかにし、条件をメーカーに出して10月16日にメーカーヒヤリングを行う予定になっていました。
が、話し合いが進む中で、そもそもごみ処理の灰の処理を、エコセメント化優先なのか、溶融スラグを生成するか、両市の基本方針はどこにあるのかといった意見が委員多数から出されました。資源化の方法によって、処理システムが異なってくることから、地域性も踏まえた基本方針を出すには、再度、検討資料を充実させた中で、話し合いを深めていく事が確認され16日のヒヤリングは中止になりました。
今後の委員会の日程は10月20日に三鷹市、11月29日は調布市で開催、時間は共に午後7時からです。詳しくは今後市の広報等でお知らせがあると思いますが、関心のある方は是非今から予定に書き加えてください。(交通バリアフリー基本構想策定委員会は、10月19日に国領北口のあくろすホールで13時30分からの予定です)
ところで、新ごみ処理施設整備に係る処理方式選定委員会の第一回目の会議は9月1日に開催されています。明日は全5回予定されている「新ごみ処理施設建設」選定報告書の説明会の初日で、北ノ台小学校体育館で開催されます。(8月3日、両市長の協議により、私の住む地域が建設候補地として最適と判断された内容に関する説明会)
8月20日の市報でこの新ごみ処理施設の6箇所の検討対象地の報告内容が公表されました。しかしその紙面には施設選定委員会が9月1日に施設建設の話しが進むという記事も一緒に掲載されていました。この経過を踏まえ、私は9月9日の一般質問の際に、「市報で公表された候補地の住民は不安感だけが募り、時間が経つほど市政への不信を持つ、難しい問題こそ市長が自ら足を運んで、誠心誠意説明すべき。市は一刻も早く説明会を」と要望しました。
結果的には選定委員会が2回済んだ後、明日が候補地の地域の説明会で、しかも一回のみの開催になってしまいました。私は21日の議会最終日の討論の際にも、一回だけならなおのこと、説明会の広報は丁寧にと要望しました。
 市のホームページを見ると、本日の時点で新着情報にも、市の担当別業務案内の担当部の提供情報表示にも掲載がありません。
トップページのキーワードの検索で「新ごみ処理施設建設」あるいは「新ごみ処理施設」で検索してもヒットしません。では、どこにあるのか、サイトマップで検索した所と、調布便利帳→ごみ・リサイクル→新ごみ処理施設建設でやっと辿り着きました。登録日は、なんと9月27日、私は17番目の訪問者でした。
市の広報紙でさえ9月20日号だったことを考えると、なんとも空しさが残る検索結果となりました。ごみ焼却施設は市民皆の問題だということを再認識して欲しいと思うのは私だけではないはずです。