13日から議会が開会しました。
17日からは一般質問が始まりました。 その冒頭に、調布議会では米国で起きたテロ行為への糾弾決議を全会一致で可決しました。決議の主旨は「テロ行為は許されない行為、テロ行為者に対しては極めて厳しい責任を求める。
と同時に世界の平和と市民の安全を守るためにわが国政府や米国、関係諸国に冷静かつ理性的な対応を求める」です。
私は今年の5月に米国のワシントンD.Cとニューヨークを訪れました。 飛行機が貿易センタービルに追突したという報道を耳にした瞬間に、ニューヨークで見上げた象徴的なビルを思い出しました。あんな巨大な建物に誤ってぶつかるわけがない。誰かが意志を持って突っ込んだに違いないと感じました。とっさに戦争が始まるのではないかという恐怖から鳥肌が立ったほどです。
あれから、この問題に日本はどう対処するのかという議論について私なりに自問自答する毎日です。人類は21世紀という新世紀を歩き始めた今も、争いごとを平和的に解決できる英知を手に入れていません。
「発展」「発達」してきたといわれる人類の歴史のなかでいったい何を学んできたのか考えると無力感を覚えます。どこの国でも戦争という大義名分の犠牲になるのは名もない市民です。 多くの尊い命がこれ以上無意味に失われることがないように、私たちにできることは何か問われています。しかし、なんと重い難しいテーマなのでしょうか。
今日の文教委員会で「国際交流事業費」についての質疑もありました。
私はこのような時期こそ市民レベルの国際交流に力を注いで欲しいと発言しました。調布市にもアラブ諸国の外国人の方が暮らしています。 今回の多発テロ事件に関係のない人々が事件当事者と思われる国の住民だという理由だけで危険視され被害者になることがないようにと考えます。地域に暮らす私たちにできることは、まずお互いを理解し合う草の根的な日々の交流だと思うのです。
国が違っても平和な日々を願うのは万国共通の認識です。
調布市は「国際交流平和都市宣言」を。
調布市議会は「非核平和都市宣言」を行っています。
この2つの平和都市宣言をした調布市の市民として、今できることをしよう。そのことを強く認識した今日の委員会審議でした。
2001年9月19日水曜日
2001年9月11日火曜日
もうすぐ議会、みとこの夏休みの総括は
ながーいごぶさたでした。いろいろな出来事もありました。
議会は9月13日、あさってから開会です。最終日は28日になります。 私が議員になってからずっと主張し続けてきた決算時期の早期化が実現しました。今回が初めての9月決算議会です。感慨深いものがあります。決算審議が次年度予算に反映できるようにがんばります。
決算審議を前に、夏に学んだこと、そこで考えたことを長さいろいろ、少し意味不明な部分もあるかと思いますがご容赦ください。ご一読頂き、これからまた、どんなことを考えながら進んでいくか少し知って頂ければと思います。
その1 武蔵野女子大学で報告した写真ができました。
以前、日記でも書きましたが、7月には若い未来の候補者と話し合えた貴重な時間を経験しました。さすがに若い女性がたくさんいて、(当たり前ですが)学生に戻ったような気分でした。彼女たちに地域の議員を知っている人はとたずねると当然の結果というのでしょうか。ほとんど知り合いにいない、会ったことも?見たこともない、でした。政治に無関心という以前に、なにが政治と密着した問題なのか自覚するチャンスがないことがまず問題なんだと感じました。問題を投げかけると、真摯な態度で考え方を伝えてくれる力を十分持っている彼らです。もっと政治に関心がもてる様な仕組みづくりを考えたいと実感しました。とかく「今時の若者は」といいますが、講義の時間後にゆっくり話し合う時間も得たのですが「おっとどっこい」です。新鮮な感覚で社会を捉えたまっすぐな目は眩しかった。もっと私たちは多くの世代と語り合える場こそ必要ですね。
その2 市川房枝記念会政治参画セミナー合宿に参加
今年の夏は猛暑でしたが、最も暑い8月1,2日は埼玉県嵐山町での合宿に参加しました。今回のテーマは「民主主義の成熟をめざして」です。基調講演は千葉大教授の大森彌先生による「自治体の行政評価・住民参画」でした。夜の交流会では、無所属議員が各地域で奮闘している事例を多く聞きくことができました。感心したりで、自分もがんばろうという元気をたくさんもらえました。話し合いながら、まず無所属の議員が情報交換できる場やシステムの充実が必要。そして地域課題を解決していくための市民本位の視点に立った政策研究機関の設置も課題だと感じました。一人の力では実現できませんが、セミナーの合宿で仲間と話し合っていると実現できる糸口もこれから見えてくる気がします。またこの日は久しぶりに嵐山町議の渋谷さんに会い、いろいろ話しました。彼女は議会で取り上げた問題から暴漢に襲われるという戦慄するような体験をしています。その体験から被害者支援条例を提案し、今も被害者支援に関する活動を精力的に続けています。勇気のある信念を持った活動を続けている議員です。池田小学校の事件からも、わかるようにまだまだ日本においては被害を受けた人の心の問題、保障の問題について法整備が不十分です。渋谷さんを始め、この問題は日野市議の菅原さんなど知り合いの議員が積極的に取り組んでいます。私が調布でこれから考え、実行すべき問題がまだまだ山積みであることを改めて思い知らされた合宿でした。夏休みの宿題は今回もたくさんあります。ひとつひとつ、自分のまちに置き換えて考え、実行していかなければと思っています。
その3 自治体学会函館大会に参加
8月23.24日に開催された大会に参加しました。台風に追われながらの初めての北海道でした。でも函館の夜景を見ることができ、これは感激しました。ハイカラという言葉を使うとピッタリする、そんなまちでした。掲載した写真は2日目に参加した分科会「自己決定と自己責任の地方財政」での一こまです。コメンテーターに東大の神野直彦先生を迎えて各自治体の職員の方からの問題提起もあり緊張感の中にも考えさせるものがありました。これから、どう地方財政を考え、運営していくかは難しい大きな問題です。それぞれの自治体が苦悩しながら自ら自己改革しながら一歩一歩努力している様子が見えてきました。厳しい指摘もありましたが、印象に残ったのは若い職員が危機感を持って公務員とは何かと真剣に問い掛けている姿勢でした。自分のまちを自分たちで創り上げていこうとする情熱がある自治体にこそ自治が生まれる、私はそんな思いを持ちました。人こそ、何よりの鍵を握っているということではないでしょうか。
その4 国際公会計学会全国大会に参加
9月8.9日の2日間に、都内にある学術総合センターで開催された大会に参加しました。今回は主なテーマは「行政評価と公会計」についてのシンポジュウムに集約されました。また東京都の「機能するバランスシート」、「公会計の新しい視点」などの論題もありました。今や行政評価に対する取り組みはかなりの自治体で実施されています。調布市も事務事業評価を開始しています。今回の9月決算審議では、私自身この事業評価を生かした審議をしたいと考えています。行政評価は英国等で可能な限り民間の経営理念や手法を行政現場に導入し、行政の効率化・活性化を図ってきた手法です。シンポジュウムの中で問題提起されたのは、日本の行政評価で機能しているのは総合計画の進行管理型になっているという点についてです。本来のビジョンや目標が明確でなければ戦略行政のツールにはなりえないという論旨でした。そのためには住民参画・協働を基本にすること。また自治体の基本情報として自らの自治体を知る意味から市民にとって重要な分野のテーマについて変動状況を表す数値の指標を設定すること。この数値を監視続け定期的に住民に報告するというベンチマークの導入も一案という主張がありました。
ベンチマーキングについては現在三鷹市が取り組んでいます。これを行うことで目標管理によって行政を運営できるようになります。一方では改革の時代にあっては企業的なモデルの限界を指摘され新しいガバナンス経営と会計の確立が必要という問題提起された方もありました。これはかなり専門的な提案でしたので、私が解説するには無理がありますが、これからを考えた時、新たな概念が求められていることは朧気ながら理解できました。
他にも行政評価と財政情報は市民の死活問題である。そんな論点から、市民が権力を統制する立場にある。従ってこれらに関する説明責任を執行部に義務付ける基本条例を北海道ニセコ町が制定したという事例も報告されました。ここで指摘されたことは、わが国の公会計制度の決め方に大きな問題があるということです。
それは我が国の地方財政法法には地方財務の記述がなく実際は施行令、政令で会計が行われている現状があるということです。結局、改革も政府にゆだねていることになります。行政評価の成果が予算に反映されていない問題、行政評価が予算書にある款・項・目にリンクしていないこと。節は統制されていない。そうなってくると何のために行政評価を行うのかということになります。そもそも公会計原則についての基準を話し合う専門性と客観性を持った独自性・正当性を持った機関こそ求められる。そんな新たな問題点も提起されました。
このシンポの中で特に注目したのはPFI事業の問題点が提起されたことです。この公的部門をだれも監査していないことの危惧が指摘されました。そのなかでは独立した監査機関が必要という提言がありました。調布市ではPFIで学校を建設するという議案が提案され議決されました。PFIで学校を建設するほうが行政が行うよりも効果があると判断したわけです。
しかし民間と行政を比較する数値を担保する算定根拠があいまいで私はこの議案には賛成しませんでした。発生主義を採用する企業と現金主義を採用する行政の事業効果を数値化し比べることはそもそも無理があります。また厳しい社会状況で金利をどう見るかひとつとってもその客観性をどう担保するのか難しい問題です。それでもPFIを採用するなら十分な説明責任を果たす資料の開示や議員が調査できる機関の保障がなければ市民サイドにたった審議することができません。議会が選任した委員で作る機関が待たれるのか、企業サイドではなく行政サイド、市民サイドに立って立案できるコンサルタントの育成を待つのか。
PFIが公共事業を実施していく際の選択肢として存在する以上今後の大きな課題です。PFIの法律は英国のものと似て非なるものと聴きます。イギリスがPFIに取り組んだ意味と異なる目的を目指しているように思えます。むしろPFI事業は不況下でも政府が公共事業を推進したいとう方針の中で強力に推進されていくのではと私は感じています。慎重にしないと初めにPFIありきで公共事業を手っ取り早く実現できる頭金の要らない便利なツールとしてPFIがモンスターになるのは恐ろしいことです。第三セクターのツケに悩む自治体に新たな財政負担を残す事業になりかねないと危惧しているのは私だけではないと思います。9月決算議会を13日に控え、やはりしっかり学び、考え、この問題を見つめていかないと議員としての責務が果たせないという思いを新たにした会でした。
しかし、自分の住んでいる国を財政という切り口から見ていくとなんと政府にゆだねていることが多いか。国民主権という憲法に沿った政策を実現するための財政を自らがコントロールできないようでは、主権は担保されていないと同じではないかと思うのです。では誰がコントロールしているかというと政令を出す官僚ということになってしまいます。でもそのことから最近のさまざまな問題も実はよく理解できます。日本が官僚国家だという言葉はつぼを得た言葉です。困った、困ったです。私たちが、ここが問題と自覚しないと構造改革なんて難しいことになります。自治というキーワードを私の立場から考えていくと、市民中心の自治を担保するために必要な条例は何か。主権者のための事業を行うにはその内訳を担保するには行政評価や財務諸表も条例で確保する必要があるということになります。まさに問題山積です。やることはたくさん。いつものように宿題の山を抱え込んだ「みとこ」の夏休みでした。
議会は9月13日、あさってから開会です。最終日は28日になります。 私が議員になってからずっと主張し続けてきた決算時期の早期化が実現しました。今回が初めての9月決算議会です。感慨深いものがあります。決算審議が次年度予算に反映できるようにがんばります。
決算審議を前に、夏に学んだこと、そこで考えたことを長さいろいろ、少し意味不明な部分もあるかと思いますがご容赦ください。ご一読頂き、これからまた、どんなことを考えながら進んでいくか少し知って頂ければと思います。
その1 武蔵野女子大学で報告した写真ができました。
以前、日記でも書きましたが、7月には若い未来の候補者と話し合えた貴重な時間を経験しました。さすがに若い女性がたくさんいて、(当たり前ですが)学生に戻ったような気分でした。彼女たちに地域の議員を知っている人はとたずねると当然の結果というのでしょうか。ほとんど知り合いにいない、会ったことも?見たこともない、でした。政治に無関心という以前に、なにが政治と密着した問題なのか自覚するチャンスがないことがまず問題なんだと感じました。問題を投げかけると、真摯な態度で考え方を伝えてくれる力を十分持っている彼らです。もっと政治に関心がもてる様な仕組みづくりを考えたいと実感しました。とかく「今時の若者は」といいますが、講義の時間後にゆっくり話し合う時間も得たのですが「おっとどっこい」です。新鮮な感覚で社会を捉えたまっすぐな目は眩しかった。もっと私たちは多くの世代と語り合える場こそ必要ですね。
その2 市川房枝記念会政治参画セミナー合宿に参加
今年の夏は猛暑でしたが、最も暑い8月1,2日は埼玉県嵐山町での合宿に参加しました。今回のテーマは「民主主義の成熟をめざして」です。基調講演は千葉大教授の大森彌先生による「自治体の行政評価・住民参画」でした。夜の交流会では、無所属議員が各地域で奮闘している事例を多く聞きくことができました。感心したりで、自分もがんばろうという元気をたくさんもらえました。話し合いながら、まず無所属の議員が情報交換できる場やシステムの充実が必要。そして地域課題を解決していくための市民本位の視点に立った政策研究機関の設置も課題だと感じました。一人の力では実現できませんが、セミナーの合宿で仲間と話し合っていると実現できる糸口もこれから見えてくる気がします。またこの日は久しぶりに嵐山町議の渋谷さんに会い、いろいろ話しました。彼女は議会で取り上げた問題から暴漢に襲われるという戦慄するような体験をしています。その体験から被害者支援条例を提案し、今も被害者支援に関する活動を精力的に続けています。勇気のある信念を持った活動を続けている議員です。池田小学校の事件からも、わかるようにまだまだ日本においては被害を受けた人の心の問題、保障の問題について法整備が不十分です。渋谷さんを始め、この問題は日野市議の菅原さんなど知り合いの議員が積極的に取り組んでいます。私が調布でこれから考え、実行すべき問題がまだまだ山積みであることを改めて思い知らされた合宿でした。夏休みの宿題は今回もたくさんあります。ひとつひとつ、自分のまちに置き換えて考え、実行していかなければと思っています。
その3 自治体学会函館大会に参加
8月23.24日に開催された大会に参加しました。台風に追われながらの初めての北海道でした。でも函館の夜景を見ることができ、これは感激しました。ハイカラという言葉を使うとピッタリする、そんなまちでした。掲載した写真は2日目に参加した分科会「自己決定と自己責任の地方財政」での一こまです。コメンテーターに東大の神野直彦先生を迎えて各自治体の職員の方からの問題提起もあり緊張感の中にも考えさせるものがありました。これから、どう地方財政を考え、運営していくかは難しい大きな問題です。それぞれの自治体が苦悩しながら自ら自己改革しながら一歩一歩努力している様子が見えてきました。厳しい指摘もありましたが、印象に残ったのは若い職員が危機感を持って公務員とは何かと真剣に問い掛けている姿勢でした。自分のまちを自分たちで創り上げていこうとする情熱がある自治体にこそ自治が生まれる、私はそんな思いを持ちました。人こそ、何よりの鍵を握っているということではないでしょうか。
その4 国際公会計学会全国大会に参加
9月8.9日の2日間に、都内にある学術総合センターで開催された大会に参加しました。今回は主なテーマは「行政評価と公会計」についてのシンポジュウムに集約されました。また東京都の「機能するバランスシート」、「公会計の新しい視点」などの論題もありました。今や行政評価に対する取り組みはかなりの自治体で実施されています。調布市も事務事業評価を開始しています。今回の9月決算審議では、私自身この事業評価を生かした審議をしたいと考えています。行政評価は英国等で可能な限り民間の経営理念や手法を行政現場に導入し、行政の効率化・活性化を図ってきた手法です。シンポジュウムの中で問題提起されたのは、日本の行政評価で機能しているのは総合計画の進行管理型になっているという点についてです。本来のビジョンや目標が明確でなければ戦略行政のツールにはなりえないという論旨でした。そのためには住民参画・協働を基本にすること。また自治体の基本情報として自らの自治体を知る意味から市民にとって重要な分野のテーマについて変動状況を表す数値の指標を設定すること。この数値を監視続け定期的に住民に報告するというベンチマークの導入も一案という主張がありました。
ベンチマーキングについては現在三鷹市が取り組んでいます。これを行うことで目標管理によって行政を運営できるようになります。一方では改革の時代にあっては企業的なモデルの限界を指摘され新しいガバナンス経営と会計の確立が必要という問題提起された方もありました。これはかなり専門的な提案でしたので、私が解説するには無理がありますが、これからを考えた時、新たな概念が求められていることは朧気ながら理解できました。
他にも行政評価と財政情報は市民の死活問題である。そんな論点から、市民が権力を統制する立場にある。従ってこれらに関する説明責任を執行部に義務付ける基本条例を北海道ニセコ町が制定したという事例も報告されました。ここで指摘されたことは、わが国の公会計制度の決め方に大きな問題があるということです。
それは我が国の地方財政法法には地方財務の記述がなく実際は施行令、政令で会計が行われている現状があるということです。結局、改革も政府にゆだねていることになります。行政評価の成果が予算に反映されていない問題、行政評価が予算書にある款・項・目にリンクしていないこと。節は統制されていない。そうなってくると何のために行政評価を行うのかということになります。そもそも公会計原則についての基準を話し合う専門性と客観性を持った独自性・正当性を持った機関こそ求められる。そんな新たな問題点も提起されました。
このシンポの中で特に注目したのはPFI事業の問題点が提起されたことです。この公的部門をだれも監査していないことの危惧が指摘されました。そのなかでは独立した監査機関が必要という提言がありました。調布市ではPFIで学校を建設するという議案が提案され議決されました。PFIで学校を建設するほうが行政が行うよりも効果があると判断したわけです。
しかし民間と行政を比較する数値を担保する算定根拠があいまいで私はこの議案には賛成しませんでした。発生主義を採用する企業と現金主義を採用する行政の事業効果を数値化し比べることはそもそも無理があります。また厳しい社会状況で金利をどう見るかひとつとってもその客観性をどう担保するのか難しい問題です。それでもPFIを採用するなら十分な説明責任を果たす資料の開示や議員が調査できる機関の保障がなければ市民サイドにたった審議することができません。議会が選任した委員で作る機関が待たれるのか、企業サイドではなく行政サイド、市民サイドに立って立案できるコンサルタントの育成を待つのか。
PFIが公共事業を実施していく際の選択肢として存在する以上今後の大きな課題です。PFIの法律は英国のものと似て非なるものと聴きます。イギリスがPFIに取り組んだ意味と異なる目的を目指しているように思えます。むしろPFI事業は不況下でも政府が公共事業を推進したいとう方針の中で強力に推進されていくのではと私は感じています。慎重にしないと初めにPFIありきで公共事業を手っ取り早く実現できる頭金の要らない便利なツールとしてPFIがモンスターになるのは恐ろしいことです。第三セクターのツケに悩む自治体に新たな財政負担を残す事業になりかねないと危惧しているのは私だけではないと思います。9月決算議会を13日に控え、やはりしっかり学び、考え、この問題を見つめていかないと議員としての責務が果たせないという思いを新たにした会でした。
しかし、自分の住んでいる国を財政という切り口から見ていくとなんと政府にゆだねていることが多いか。国民主権という憲法に沿った政策を実現するための財政を自らがコントロールできないようでは、主権は担保されていないと同じではないかと思うのです。では誰がコントロールしているかというと政令を出す官僚ということになってしまいます。でもそのことから最近のさまざまな問題も実はよく理解できます。日本が官僚国家だという言葉はつぼを得た言葉です。困った、困ったです。私たちが、ここが問題と自覚しないと構造改革なんて難しいことになります。自治というキーワードを私の立場から考えていくと、市民中心の自治を担保するために必要な条例は何か。主権者のための事業を行うにはその内訳を担保するには行政評価や財務諸表も条例で確保する必要があるということになります。まさに問題山積です。やることはたくさん。いつものように宿題の山を抱え込んだ「みとこ」の夏休みでした。
2001年8月10日金曜日
環境施設帯整備検討協議会に参加を!!
武蔵境通り調布・保谷線36m道路計画(御塔坂から調布北高までの2.2km区間)は平成17年度完成を目指し用地買収が進められています。 武蔵境通りに面した私の暮らす深大寺地域では公共交通はバスが中心です。
ですから地域に住む人は出かけるたびに必ず通りを一度は渡ることになります。
36mの道幅になったら、今まであった横断歩道が確保されるのかもわかりません。景観はどうなってしまうのか、住環境はなど様々な不安材料が浮かんできます。現状の道幅は狭く、人が歩くにも自転車が通行するにも問題のある道路でもありましたが深大寺らしい面影のある通りでもありました。今は見事というしかないほど、道路拡張のための用地買収により沿道の木々は伐採され沿線周辺はアスファルトに固められ日々変貌しています。
いつも利用しているバス停にあった桜の木も、バスから眺めていた百日紅もあっという間に伐採させてしまいました。真夏日が続く毎日、心を和ませてもらっていたバスの窓から見ていた景色が、いつの間にかアスファルトの連続になってしまい胸が痛みます。 あそこには小さなスーパーがあった、とか思い出しながらまちが変わっていく姿をため息混じりに眺めています。
前置きが長くなりましたが、そんなある日、市報にこの道路計画にある環境施設帯整備計画への住民参加を募るお知らせが目に入りました。
今まで道路計画が進行するなかで「市民参加」を意識させるものはなく18mから36m道路への計画変更に歯がゆい思いを抱いていた私です。
東京都の意向は何なのか不信感もありましたが、計画決定した以上は地域の声を入れるチャンスを否定していては始まらない。
まず参加し、意見を伝える努力をしようと検討協議会参加と申し込んでみました。
その第一回の「環境施設帯整備検討協議会」が8月5日、東京都主催で調布市、三鷹市の職員も参加し開催されました。. 内容としてはワークショップ形式で「環境施設帯」とは何かという説明を受けながら疑問点など出し合う作業をしました。環境施設帯とは36mの道幅のうち車道4車線16m以外の両側10mをいいますが、この部分をどうデザインし計画するかを市民参加で進めたいという趣旨なのです。歩道、植栽帯、副道、自転車道などをどんなデザインにしていくかが、これからの作業の課題になります。
都の説明では開かれた検討協議会として途中参加も歓迎したいとのことでした。
私自身は参加できない場合、FAX、あるいはe-mailなどの参加の保証などをその場で要望しましたが、e-mailはまだ環境が未整備なのでFAXのみ意見を受け付けるとのことでした。
10月までに計画を立てる予定のようです。まだ始まったばかりの協議会です。ご興味ある方は是非参加ください。
新たに参加されたい方への参加方法を担当者から聞きました。
今後の日程と参加方法について下記に掲載しました。
8月25日は元気派の学習会なので参加できませんが、私もできるだけ参加していきます。
まず参加し、地域の声、まちの声、市民の声を伝えていきましょう。
第二回:8月25日(日)13:30~16:00
第三回:9月14日(金)19:00~21:30
第四回:9月29日(土)13:30~16:00
いずれも、神代植物公園内大会議室(正門横から入る)
参加申込先:東京都北多摩南部建設事務所工事第一課 042-364-4651 内線421(府中市緑町1-27-1)
都市計画道路調布3.2.6号線、環境施設整備検討協議会への参加希望とし、その際に氏名、住所、電話番号を担当者に伝えてください。
8月3日 教育委員会、教科書選定を傍聴する
調布市教育委員会では、教科書選定のための審議会を8月1.3日の両日に渡って開催しました。私は8月1.2日は嵐山町の国立女性教育会館を会場にした市川房枝記念会主催の夏の合宿に参加しました。そんなわけで本日の午後2時から開催された審議会を傍聴することにしました。
教育委員会は通常市役所会議室で開催され通常、傍聴できます。
今回は市民の関心の高いことを考慮し会場がグリーンホール小ホールに移されました。広い会場を確保した教育委員会の市民への配慮に対しては歓迎すべきことだったと思います。通常の会議室では15名ほどが限界でしょうから、もし会場が確保されていなかったらかなり混乱したことでしょう。そう思うと本年度は開かれた教育委員会を目指すとありますので、この言葉を実践したともいえます。休憩時間には教科書の閲覧を呼びかけたりする配慮もありました。 これからも教育委員会には開かれた教育委員会を目指す姿勢を期待したいと思っています。
8月1日は128名の傍聴者が、今日は110名を超える傍聴者がありました。教科書選定に対し危機感を持った多くの市民の方が傍聴に駆けつけたことは、この問題への市民の感心の高さが伝わってきます。審議内容ですが、教育委員が自薦する各教科書についての理由を出し合い合議制で決定する方法が採られました
各人各様の解釈で推薦する言葉を聞いていると、その背後にある教育観などもわかり興味深いものがありました。
会場で最も注目されたのは社会・公民の教科書採択の審議です。 話題の扶桑社から出版された「つくる会」の教科書については市民の方々から採択を危惧する意見が多く寄せられていました。そこで市民の方々への教育委員会からの回答の意味も含めて各委員の「つくる会」教科書へのコメントがありました。
主な意見として
・読み物のようで論文形式の記述方式を用いており、子どもが勉強するには無理がある教科書である。
・内容的に歴史に対する考え方が一部に偏っている。
・人権問題に無理解
などがありました。
2時から開始され5時を過ぎなお続いた長丁場の審議会でした。 会場で傍聴する人からは、手元に資料がないので審議が見えないことへの不満。委員の発言内容に対しの不満な声なども聞こえてきました。 合議制を採用している為に、最終的には多数決ではなく全員合意という形で採択されていきます。委員がある出版社の教科書を推薦しながら、数分後には他の教科書に合意するという形を目にするとやや不思議な感を覚えました。いろいろ考えると、今後改善していく点もあるかと思います。 あらゆる教科に対しコメントし、選択する責任を負うことになった教育委員の仕事の重さはかなりなものです。
教育委員選出方法が公選ではない現状から考えると、教育委員会の情報公開、説明責任はたいへん重要なポイントです。また市民参加、参画をどう保証していくかも重要になってきます。 今、議会に問われている部分として公聴機能がありますが、教育委員会も同様なことがいえると思います。多くの市民が傍聴した機会をチャンスと捉えれば市民との意見交換できる場にもなります。これからそんなシステムも必要だと思います。
今日の傍聴は私自身にも様々な課題を提起してくれたものとなりました。
ですから地域に住む人は出かけるたびに必ず通りを一度は渡ることになります。
36mの道幅になったら、今まであった横断歩道が確保されるのかもわかりません。景観はどうなってしまうのか、住環境はなど様々な不安材料が浮かんできます。現状の道幅は狭く、人が歩くにも自転車が通行するにも問題のある道路でもありましたが深大寺らしい面影のある通りでもありました。今は見事というしかないほど、道路拡張のための用地買収により沿道の木々は伐採され沿線周辺はアスファルトに固められ日々変貌しています。
いつも利用しているバス停にあった桜の木も、バスから眺めていた百日紅もあっという間に伐採させてしまいました。真夏日が続く毎日、心を和ませてもらっていたバスの窓から見ていた景色が、いつの間にかアスファルトの連続になってしまい胸が痛みます。 あそこには小さなスーパーがあった、とか思い出しながらまちが変わっていく姿をため息混じりに眺めています。
前置きが長くなりましたが、そんなある日、市報にこの道路計画にある環境施設帯整備計画への住民参加を募るお知らせが目に入りました。
今まで道路計画が進行するなかで「市民参加」を意識させるものはなく18mから36m道路への計画変更に歯がゆい思いを抱いていた私です。
東京都の意向は何なのか不信感もありましたが、計画決定した以上は地域の声を入れるチャンスを否定していては始まらない。
まず参加し、意見を伝える努力をしようと検討協議会参加と申し込んでみました。
その第一回の「環境施設帯整備検討協議会」が8月5日、東京都主催で調布市、三鷹市の職員も参加し開催されました。. 内容としてはワークショップ形式で「環境施設帯」とは何かという説明を受けながら疑問点など出し合う作業をしました。環境施設帯とは36mの道幅のうち車道4車線16m以外の両側10mをいいますが、この部分をどうデザインし計画するかを市民参加で進めたいという趣旨なのです。歩道、植栽帯、副道、自転車道などをどんなデザインにしていくかが、これからの作業の課題になります。
都の説明では開かれた検討協議会として途中参加も歓迎したいとのことでした。
私自身は参加できない場合、FAX、あるいはe-mailなどの参加の保証などをその場で要望しましたが、e-mailはまだ環境が未整備なのでFAXのみ意見を受け付けるとのことでした。
10月までに計画を立てる予定のようです。まだ始まったばかりの協議会です。ご興味ある方は是非参加ください。
新たに参加されたい方への参加方法を担当者から聞きました。
今後の日程と参加方法について下記に掲載しました。
8月25日は元気派の学習会なので参加できませんが、私もできるだけ参加していきます。
まず参加し、地域の声、まちの声、市民の声を伝えていきましょう。
第二回:8月25日(日)13:30~16:00
第三回:9月14日(金)19:00~21:30
第四回:9月29日(土)13:30~16:00
いずれも、神代植物公園内大会議室(正門横から入る)
参加申込先:東京都北多摩南部建設事務所工事第一課 042-364-4651 内線421(府中市緑町1-27-1)
都市計画道路調布3.2.6号線、環境施設整備検討協議会への参加希望とし、その際に氏名、住所、電話番号を担当者に伝えてください。
8月3日 教育委員会、教科書選定を傍聴する
調布市教育委員会では、教科書選定のための審議会を8月1.3日の両日に渡って開催しました。私は8月1.2日は嵐山町の国立女性教育会館を会場にした市川房枝記念会主催の夏の合宿に参加しました。そんなわけで本日の午後2時から開催された審議会を傍聴することにしました。
教育委員会は通常市役所会議室で開催され通常、傍聴できます。
今回は市民の関心の高いことを考慮し会場がグリーンホール小ホールに移されました。広い会場を確保した教育委員会の市民への配慮に対しては歓迎すべきことだったと思います。通常の会議室では15名ほどが限界でしょうから、もし会場が確保されていなかったらかなり混乱したことでしょう。そう思うと本年度は開かれた教育委員会を目指すとありますので、この言葉を実践したともいえます。休憩時間には教科書の閲覧を呼びかけたりする配慮もありました。 これからも教育委員会には開かれた教育委員会を目指す姿勢を期待したいと思っています。
8月1日は128名の傍聴者が、今日は110名を超える傍聴者がありました。教科書選定に対し危機感を持った多くの市民の方が傍聴に駆けつけたことは、この問題への市民の感心の高さが伝わってきます。審議内容ですが、教育委員が自薦する各教科書についての理由を出し合い合議制で決定する方法が採られました
各人各様の解釈で推薦する言葉を聞いていると、その背後にある教育観などもわかり興味深いものがありました。
会場で最も注目されたのは社会・公民の教科書採択の審議です。 話題の扶桑社から出版された「つくる会」の教科書については市民の方々から採択を危惧する意見が多く寄せられていました。そこで市民の方々への教育委員会からの回答の意味も含めて各委員の「つくる会」教科書へのコメントがありました。
主な意見として
・読み物のようで論文形式の記述方式を用いており、子どもが勉強するには無理がある教科書である。
・内容的に歴史に対する考え方が一部に偏っている。
・人権問題に無理解
などがありました。
2時から開始され5時を過ぎなお続いた長丁場の審議会でした。 会場で傍聴する人からは、手元に資料がないので審議が見えないことへの不満。委員の発言内容に対しの不満な声なども聞こえてきました。 合議制を採用している為に、最終的には多数決ではなく全員合意という形で採択されていきます。委員がある出版社の教科書を推薦しながら、数分後には他の教科書に合意するという形を目にするとやや不思議な感を覚えました。いろいろ考えると、今後改善していく点もあるかと思います。 あらゆる教科に対しコメントし、選択する責任を負うことになった教育委員の仕事の重さはかなりなものです。
教育委員選出方法が公選ではない現状から考えると、教育委員会の情報公開、説明責任はたいへん重要なポイントです。また市民参加、参画をどう保証していくかも重要になってきます。 今、議会に問われている部分として公聴機能がありますが、教育委員会も同様なことがいえると思います。多くの市民が傍聴した機会をチャンスと捉えれば市民との意見交換できる場にもなります。これからそんなシステムも必要だと思います。
今日の傍聴は私自身にも様々な課題を提起してくれたものとなりました。
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